動物が見せた中で、いちばんゾッとした「賢さ」は? 海外掲示板Redditにそんな質問が投げられると、1300件を超えるコメントが集まりました。捕まえた虫を戸棚にしまっておいて見せに来る猫、人間を手玉に取って朝食を奪うワタリガラス、鏡をのぞいて意味深な一言をつぶやくヨウム。かわいいだけでは済まない、少し背筋が寒くなる話が並んでいます。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
前に住んでたアパートで、分電盤の裏にコオロギが入り込んだことがある。何をやっても出てこないから、困り果てて猫を抱き上げて分電盤に近づけて、鳴き声を聞かせながら「こいつを捕まえてくれ」って頼んだんだ。
そのまま2日くらい忘れてたんだけど、仕事から帰ってキッチンに入ったら、猫がついてきて流しの下の戸棚にまっすぐ向かった。自分で扉を開けて、中から何かを床にかき出すと、その横に誇らしげに座ったんだよ。死んだコオロギだった。
ちゃんと捕まえて、俺に見せるために戸棚にしまっておいたんだ。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
賢さの話になるのか分からないけど、うちの場合。たぶんベランダからだと思うけど、寝室に大きなバッタが入ってきたの。私、バッタだけは理屈抜きでダメで、空き部屋に逃げてドアを閉めた。
そしたら猫が寝室のドアの前でずっと鳴いて引っかくから眠れない。猫に何かあったらと思うと入れたくなかったんだけど、とうとう根負けして「好きにしな」って開けてやった。
10秒もしないうちに出てきて、「片付けといたよ、ママ」って顔でこっちを見てた。狩りがしたかったわけでも、食べたかったわけでもないんだよね。私が怖がってるのを分かってて、追い払ってくれたんだと思う。
3. 名無しのReddit住民
アメリカのインディアナポリス動物園には、客の頭上を通るガラス張りのトンネルがあって、チンパンジーがそこを移動できるようになってる。トンネルを支える塔の中にはらせん階段があって、気が向けば地上まで下りてきて客と触れ合える。
友達とその塔の前を通ったら、兄弟っぽい若いチンパンジーが2頭じゃれ合ってた。向こうもこっちに気づいて、1頭が目を合わせたままガラスを指の関節でコンコン叩いたんだ。友達が同じように叩き返すと大喜び。何回か叩き合ったあと、そいつは友達の隣にいた自分を指さした。こっちが叩き返すまで、ずっと指さし続けるんだよ。
自分とも何回かやり取りしてから、また兄弟と遊びに戻っていった。わざわざ「お前も叩け」と指名してきて、それが伝わるまでやめなかったんだから、本気で鳥肌が立った。チンパンジーは人が思ってるよりずっと賢い。そう思うと、ちょっと悲しくもなる。
4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
ひと夏だけ、ラットを使う研究室で働いたことがある。ラットを取りに行くにはサルの部屋の前を通るんだけど、サルたちはケージの扉に付いた鎖をひっきりなしに揺らして、ガチャガチャすごい音を立ててた。
でも、ドアの窓からのぞくと、全員がぴたっと鎖を止めてこっちをじっと見る。人間に見つめられてるのと同じ目で。気味が悪かったし、すごく悲しくもなった。こんなに賢い動物をケージに閉じ込めてるなんて、ってね。まあ、ラットも同じなんだけど。ラットも賢くてかわいいんだよ。5. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
何年か前、シカゴのリンカーンパーク動物園でゴリラを見てたら、1頭が分厚いガラスにもたれて、女性のiPhoneをのぞき込んでた。その人が写真アプリを開いて見せてあげてたんだけど、ゴリラは次の写真が見たくなると、指でスワイプする仕草をして合図するんだよ。
写真を見たがること自体びっくりなのに、めくり方まで分かってるんだからね。
6. 名無しのReddit住民
カラスの話。前の職場は昔1万人近く働いてたらしいけど、自分がいた頃は1200人くらいで、駐車場がやたらと広かった。その使ってない区画に、毎年1〜2週間だけ何千羽ものカラスが来てたむろしてたんだ。
同僚の1人が面白がって、カラスの群れの中を車で突っ切って一斉に飛び立たせた。カラスたちは、やったのが「あいつ」だとは結びつけられなかったらしい。そのかわり、あいつの車をピンポイントで嫌いになった。
次の日、出勤してきた車をカラスはちゃんと覚えてて、そいつが仕事してる間に全力で仕返し。車は怒ったカラスで埋め尽くされた。壊されはしなかったけど、フンまみれ。結局そいつは、カラスがいなくなるまで奥さんの車で通勤する羽目になったよ。
7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
r/crowbroにも似た話がたくさんあるよ。カラスはひどいことをしてきた人間の顔を覚えるだけじゃなくて、それを仲間や子どもにまで伝えるらしい。何世代ものカラスに付け回されることもあるんだって。
逆に、エサをあげて仲良くなった人が車で20分くらい離れた場所に引っ越したら、カラスたちが車を追いかけてきて、新居でもエサの時間に会い続けた、なんて話もあった。
※ r/crowbro:Redditの掲示板の一つ。カラスと仲良くなった人たちが、写真や体験談を投稿している。
8. 名無しのReddit住民
うちのウサギは何かを覚えると、こっちが忘れた頃にそれを使ってくる。
あるとき、ウサギが悪い夢を見てるみたいに、寝ながらピクピクして苦しそうな声を出してたから、背中にそっと手を置いて起こしてあげた。数日後、今度は私がうなされてたら、背中にドンと飛び乗られて目が覚めた。私が寝てるベッドに乗ってきたことなんて、それまで一度もないのに。数週間後にまた悪夢を見たときも、同じことをされた。
コンロの火をつけっぱなしにしたときも、私をキッチンへ追い立てて消させようとした。においで気づくのは不思議じゃないけど、火を扱ってるのが私だと理解してるのには驚いたよ。
追記:その一方で、ラグを掘って静電気をためてから鼻で私をつついて、わざと感電させる技も覚えた。そのためにマッハで突っ込んでくる。あれは本当にやめてほしい。
9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
静電気をためて、猛スピードで体当たりしてくる? つまり、でんきタイプのげっ歯類が「でんこうせっか」を覚えたってことだろ。友よ、それはウサギじゃない。
※「でんきタイプ」「でんこうせっか」はポケモンの用語。でんこうせっかは目にも止まらぬ速さで体当たりする技。でんきタイプのネズミといえばピカチュウ、というジョーク。
10. 名無しのReddit住民
保護犬の一時預かりをしてたときの話。来たばかりのその子を夜にかわいがってたら、うちの犬がしばらくじっと見てた。それから寝室の自分のケージまで歩いていって、オモチャを1つ選んでリビングに持ってきて、1回だけピーッと鳴らしてポトッと置いた。
預かりの子は鳴る音に大興奮して、私から離れてオモチャに飛びついた。その子がピーピー鳴らして遊んでる間に、うちの犬は何食わぬ顔で歩いてきて、私の膝に収まった。やり口が完全に悪魔だった。
※ 一時預かり:保護された犬や猫を、新しい飼い主が見つかるまで一般の家庭で預かって世話する仕組み。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
うちにも似たようなことをした犬がいた。ソファの「あの子の席」に私が座ってたら、うなったりクンクン鳴いたりして説教してくる。でも私はどかない。
うちのドアには鈴が下げてあって、外に出たいときはそれを鳴らすようにしつけてあった。あの子はドアまで小走りで行って鈴を鳴らした。で、開けてやろうと私がドアまで行った瞬間、全力疾走でソファに戻って席に飛び乗ったんだよ。それから仰向けになってお腹を見せて、しっぽをブンブン振った。悪いことをしたときにやるやつ。
大笑いしたよ。声で交渉して、だめなら作戦を立てて実行して、すかさず席を奪って、最後には飼い主をだましたことに後ろめたさまで感じてる。
もう何年も前に逝っちゃったけど、リリーは世界一の犬だった。思い出させてくれてありがとう。
12. 名無しのReddit住民
保護犬のドーベルマンを飼ってた。名前はジャッジ。とにかく臆病な子で、住んでたのはかなり治安の悪い地区だった。
ある日、家に1人でいたら誰かがドアをノックした。普段のジャッジならすぐ物陰に逃げ込むのに、その日は突っ立ったままドアをじっと見てた。知ってる人だから怖くないのかなと思って開けようとしたら、ドアノブを握った私の手を口でくわえてきた。ノブが回せない。
びっくりして固まったまま、ノックが止むまでただ聞いてた。ジャッジはうなりもしなければ吠えもしなかった。ドアの向こうにいるのがヤバい人間だって分かってたんだと思う。結局、確かめようはなかったけどね。
人生で最高の友達の1人だった。
13. 名無しのReddit住民
アパートの前で元妻に怒鳴りつけられてたら、その真っ最中に、鳥が元妻にフンを落としていった。あれ以上の知性は見たことがない。
14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
これで思い出した。家族ぐるみで付き合ってる知り合いの女性が集まりで飲みすぎて、そろそろグラスを取り上げようかってなったんだよ。そしたらその瞬間、鳥がそのグラスにフンを落とした。本人には「空も、もうおしまいだってさ」って言っておいた。
15. 名無しのReddit住民
昔飼ってた猫は、Wi-Fiの切り方を覚えた。
ルーターは大きなスイッチ付きの電源タップにつないで、空き部屋の机に置いてあった。年寄りで頑固で、しかも賢いその猫は、昼間よくタップのそばで丸くなってたけど、触ったことは一度もなかった。
ところがある日、タップの真上に座った。その拍子にスイッチが切れてWi-Fiが落ちて……家中の人間が部屋に駆けつけた。
で、もう1回やった。結果は同じ。
頭の中で歯車が回ったんだろうね。このスイッチを押せば、好きなときに私たちを呼びつけられる、と。
それ以来、上に座ることはなかった。歩いてきて、カチッ。そして待つ。毎回、腹が立つくらい得意げな顔で。猫の安全のために置き場所を変えても、探し出してきて前よりムキになって押す。結局、机の上で好きに押させておくのがいちばん安全ってことになった🤷🏻♀️
呼び出しが前ほど効かなくなってからは回数も減ったけど、何か月もたって、さすがにもう忘れただろうと思った頃に……カチッ。
最後まで、手下を呼びつける力は手放さなかった。安らかにね、このいたずら猫😢
16. 名無しのReddit住民
大学時代、研究の授業が近くの動物園であったから、よく通ってた。ゴリラの屋内展示だけは、いつも少し落ち着かなかったんだよね。ゴリラが跳び越えることもよじ登ることもできない、深くて幅のある堀で客と仕切られてるだけ。こっちと、巨大な堀と、ゴリラ。
特に好奇心の強い若いゴリラがいて、よく見に行ってた。学期末が近いある日、堀の向こうからこっちを見てるそいつを眺めながら、友達に何気なく言ったんだ。「あいつ、その気になればここから出られるよな」って。
それが木曜の夜。日曜の朝にニュースをつけたら、そいつが脱走してた。
本気で私の言葉を理解したと思ってるのかって? いや、思ってない。たぶん。
でも……理解してなかったと言い切れるかって? 本当に、心の底から? それも無理。それに、そっちの方がずっと面白いでしょ。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
見ていて「人だ」と感じた動物はゴリラだけだな。しぐさも表情も、人間じゃないけど限りなく近い。だから動物園でゴリラを見ても全然楽しめないんだよ。すごく間違ったことをしてる気がしてくる。
18. 名無しのReddit住民
ハトが足をケガしたふりをしてたんだよ。それで私がしゃがんで、プレッツェルのかけらをあげようとした。そしたら別のハトが私の膝に飛び乗ってきて、プレッツェルをくちばしでくわえて、池のそばの出っ張りまで飛んでいった。
で、ケガしてたはずのハトはシャキッと背筋を伸ばして、仲間と一緒にごちそうのところへ飛んでった。完全に組織的な犯行。
19. 名無しのReddit住民
ワタリガラスはヤバいって。アラスカの人間だから賢いのは知ってたけど、これには参った。
1月にデスバレーのキャンプ場でテント泊してたとき、夜明けに起きて朝食を作り始めた。フライパンを温めてたら、ワタリガラスが1羽テーブルに降りてきた。ベーコンを入れて、卵を入れる。カラスはずっと何かしゃべってて愛想がいいし、私の襟や袖をちょいちょい引っぱってくる。おねだりかなと思いながら話しかけてるうちに、すっかりそいつに気を取られてた。
卵をひっくり返して30秒くらいしたら、そいつが私の肩に飛び乗って、右耳にささやき始めた。おっ、これは面白いぞ、と。
そのとき、相方のワタリガラスが急降下してきて、いい具合に焼けた朝食をフライパンごと持ち去った。肩の上のやつも、ほぼ同時に後を追って飛んでいった。
利用された。完全に。しかも鮮やかに。
カラスの仲間には親切にしとけよ、あいつらはちゃんと覚えてるから。
※ ワタリガラス:カラスの仲間で、日本でよく見るハシブトガラスより一回り大きい。北米やユーラシア北部に広く住み、日本では冬に北海道へ少数が渡ってくる程度。デスバレーはアメリカ・カリフォルニア州の砂漠にある国立公園。
20. 名無しのReddit住民
子どもたちがまだ小さかった頃に子猫を迎えた。その子は女王様気質に育って、なでられるのも抱っこされるのも嫌い。人間が苦手で、とくに子どもがダメ。何年もずっとそんな感じだった。
ところがある日、当時5歳だった姪を膝に乗せてたら、猫が飛び乗ってきて、姪と私の間に体をねじ込んできた。みんなあっけにとられたよ。それからは、うちの子や夫が私の膝や隣に座ろうとしても、毎回割り込んできて私の上に寝そべる。そのうち、私が座った瞬間にお腹の上に乗ってくるようになった。何か月も続いたのに、理由が全然分からなかった。
分かったのは、妊娠検査薬が陽性になった日。末っ子はもうすぐ6歳で、検査した時点で妊娠5か月近くだった。完全に寝耳に水!
21. 名無しのReddit住民
うちの犬は、自分で遊ぶためにオモチャを一列に並べる。この前なんて、色と形ごとに分けて並べてた。教えたのは「取ってこい」だけで、こんなことは何ひとつ教えてない。
別の日、オモチャがソファの下に入っちゃって、取ってくれって吠えて呼びに来た。ほうきの柄でかき出してやって、ほうきは部屋の隅に戻しておいた。
次にまた同じことになったとき、いつもどおり吠えて助けを求めてきたんだけど、違いがひとつだけあった。ほうきを私たちのところまで持ってきたんだよ。
22. 名無しのReddit住民
いちばん好きだった猫に「ノー」と言われた日の話。
本気で嫌がる薬を口に押し込もうとしたら、いきなり「ンノォォォォ!!」。
手を離して、まばたきして、もう一回。「ンノォォォォォ!!!」。心底おびえた顔で。正直ゾッとした。
ロバートは、それまで飼った猫の中でもずば抜けて賢かった。問題を解決するし、こっちの感情も読み取る。言葉を少しでも覚える猫がいるとしたら、あいつだった。それまであんな声を出したことはなかったし、その後も、私があいつの嫌がることをしてるときにしか出さなかった。「ノー」の意味と使いどころを本当に覚えたんだと、99%以上確信してる。言われた回数なら山ほどあるしね。
気になる人のために言っておくと、薬の件は私が折れた。はっきり「やめて」と言われたら続けられなくて。でも、あとでこっそりエサに混ぜた。アインシュタイン級の猫でも、そこはやっぱり猫だった。
23. 名無しのReddit住民
うちの犬にとって、取ってこいは「お互いさま」の遊びだった。ボールを投げても、半分の距離までしか持って帰ってこない。そこでボールを置いてお座り。だから私がそこまで拾いに行って投げる。
あと、蛇口から水を飲むのを覚えてて、飲みたいときは蛇口の横に座って、こっちを見て、蛇口を見る。行って水を出してやると飲んで、終わったら止める。
ある日、お互いさまルールに付き合う気分じゃなかったから、私も座り込んで「投げてほしいなら最後まで持ってきな」と言った。しばらくにらみ合い。
数分後、犬はボールをくわえて蛇口のところへ行き、ボールを置いて、私を見て、蛇口を見た。水が飲みたいんだなと思って、蛇口をひねりに行った。
あの野郎、水には口もつけなかった。ボールをくわえ直して、ポトッと落としただけ。まんまとボールのところまで歩かされたんだよ。
会いたいなあ。
24. 名無しのReddit住民
今11歳の猫がいる。子猫のときから飼ってて、最初の1年は私ずっと独り身。猫はいつもベッドで私の左側に寝てた。
そのうち彼氏ができて、たしか3回目に泊まりに来た夜。電気を消して数分したら、とんでもないにおいがした。電気をつけたら、猫がいつも自分が寝てる場所にウンチしてた。そこはちょうど彼氏のお腹の上。暗かったし、彼は猫がベッドに乗り降りするのに慣れてたから、しゃがんでるのに気づかなかったんだよ。
その猫がトイレ以外でしたことなんて、それまで一度もなかった。あれは意思表示だったんだと思う。メッセージはしっかり受け取りました! 今では猫と彼は大の仲良しだけど、そこまでにはけっこう時間がかかった。
25. 名無しのReddit住民
子どもの頃、家に犬が1匹と猫が2匹いて、犬と猫の片方が大の仲良しだった。
私はいつも、ドアを開けっぱなしにしたって怒られてた。閉めたはずなのに。学校から帰ると玄関が開いてて、その猫だけが外で出迎えてくれる。閉めて2階にかばんを置いて下りてくると、また開いてる。リビングのときもキッチンのときもあって、その部屋に入ってもいないのに私が怒られる。母には「頭がおかしいんじゃないの」とまで言われるし、父は「何を信じればいいのか分からんが、とにかくドアは開いてる」って感じ。
ある日の午後、父とリビングにいたら、2分前に入れてやったばかりの猫が、またドアを引っかいて外に出せとアピールし始めた。私がにらみつけて無視してたら、犬がこっちを見た。それから、おじいさんみたいな盛大なため息をついて立ち上がると、ドアの取っ手を押し下げて引き開けた。猫が出ていく。犬は私をにらみつけて、また寝そべった。
私は父を見た。父も私を見た。謎は解けた。どうやら私の頭がおかしいわけじゃなかったらしい。
26. 名無しのReddit住民
うちのヨウムのビンゴが、夫の肩に乗ってたときに、鏡に映った自分を見てた。首をかしげて、映った姿が動くのをじっと眺めてた。
それから、ものすごくはっきりした声で「そこには誰もいない」って言ったんだ。
本当に賢い子で、40歳を過ぎてから心臓の病気で死んだときは、家族みんな打ちのめされた。賢いペットはもう無理だってなって、今はウサギを飼ってる(かわいいけどおバカ)。
※ ヨウム:アフリカ原産の大型のインコ。人の言葉をよく覚えることで知られ、飼育下では数十年生きることも珍しくない。
27. 名無しのReddit住民
ゾッとする話じゃないけど、ちょっといい話。初めて自分の馬を持ったとき、私はまだ乗馬の初心者で、今思えば初心者向けの馬じゃ全然なかった。意地悪じゃないんだけど、とにかくいたずら好き。興奮するとすぐ跳ねて、私はそのたびにコルク栓みたいにポーンと飛ばされてた。
2年くらいたった頃、私にリンパ腫が見つかった。最初が手術で、その後に抗がん剤と放射線。手術から帰ってきて、まずあの子に会いたくておやつを持って寄ったら、私のにおいをかいで、すごく取り乱し始めた。おやつも食べずに、私の横にぴったりくっついて離れない。
それからは完璧な馬になった。跳ねない、押してこない、走り出さない。
また振り落とされるようになったとき、ああ、治ったんだなって分かったよ🤣
28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
賢いとはあまり思われてない動物つながりで、馬の話をもう一つ。
うちの小さな牧場で馬を4頭飼ってて、食べる草の量を調整するのに移動式の電気柵を使ってる。私の馬は、ヒゲを1本だけそっと電線に当てて、柵を「テスト」するんだよ。電気が来てないと分かると、柵の支柱を歯でくわえて引っこ抜いて、横に放り投げる。電線をまたげるようになるまで何本でも抜いて、自由へ脱出。仲間が別の区画にいたら、そっちの支柱も抜いて回って逃がしてやる。
この敷地に閉じ込めておけてる気がするのは、あいつがここにいたいと思ってくれてるからにすぎないんだろうな。
※ 電気柵:触れるとピリッと電気ショックが走る柵。牧場で家畜を囲うのによく使われる。
29. 名無しのReddit住民
子どもの頃、ロージーっていうポットベリーを飼ってた。いちばん心に残ってるのは、9歳か10歳の私が裏庭の芝を刈ってたときのこと。うちの芝刈り機は古いガソリン式で、子どもの腕ではエンジンをかけるのが本当に大変だったから、一度かかったら終わるまで止めたくなかった。
ロージーは芝刈り機に近づいちゃいけないのを分かってる子だった。ところが庭の木の根元に差しかかったら、トコトコやってきて木の真下に座り込んだ。「ロージー、どいて!」。動かない。芝刈り機を少しずつ近づけても、まったくダメ。
「もう分かったよ!」って機械を止めて、抱えてどかしに行ったら、巣から落ちたヒナをかばってたんだよ😭😭😭 私が気づいたのを見ると、「ほらね?」って顔をして去っていった。母に手伝ってもらって、手で直接触らないようにしてヒナを巣に戻した。危うくヒナをひいて、一生のトラウマを抱えるところだった。賢くて、勇敢な子だった。安らかにね、ロージー!
※ ポットベリー:お腹の垂れた小型のブタの品種で、アメリカではペットとして飼われることもある。なお「人が触ると、においで親鳥がヒナを見捨てる」という話は広く信じられているが、実際には俗説とされている。
30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
よくやった、ブタ。よくやった。
……あの映画のラストを思い出して、ちょっと泣きそうになった。
※ 映画『ベイブ』(1995年)のラストで、牧場主のホゲットが、牧羊犬の大会で見事に羊を誘導した子ブタのベイブにかける名ゼリフ「That’ll do, pig. That’ll do.」(よくやった、ブタ)をそのまま引用したもの。
まとめ
集まった話を並べてみると、ゾッとする理由は大きく3つに分かれていました。一つは、人間のやり方を見て覚え、それをこちらに使い返してくるタイプ。悪夢から起こしてくれたウサギ、ほうきを持ってくる犬、蛇口を使って飼い主を呼び寄せた犬、Wi-Fiのスイッチで家族を呼びつける猫がそうです。二つ目は、欲しいもののために人や仲間をだますタイプ。オモチャで新入りの気をそらす犬や、ケガのふりをするハト、耳打ちで気を引いている間に朝食を奪うワタリガラスは、手口が人間の詐欺とほとんど変わりません。三つ目は、人の体や心の変化を言葉なしに察するタイプで、妊娠に気づいた猫や、手術帰りの飼い主に寄り添った馬、ドアの向こうの誰かを警戒したドーベルマンが挙がっていました。
不気味さの正体は、賢さそのものより「こちらの考えを読まれているかもしれない」という感覚のようです。ゴリラの脱走を言い当ててしまった人の言うとおり、偶然だと言い切れないところがいちばん怖いのかもしれません。日本でも、カラスがゴミの日を覚えているという話はよく聞きますね。皆さんの身近な動物は、どんな「ちょっと怖い賢さ」を見せてくれましたか?

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