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海外「空港のトイレの個室で、床に一切触れずにスーツに着替える方法を身につけた」出張の多い仕事の現実とは

海外「空港のトイレの個室で、床に一切触れずにスーツに着替える方法を身につけた」出張の多い仕事の現実とは 仕事・キャリア

出張と聞くと、会社のお金で飛行機に乗って、いいホテルに泊まって、ついでに観光もできる、とうらやましく思う人もいるかもしれません。そんな中、「仕事でしょっちゅう出張している人、その生活について周りに分かってもらえないことは?」という質問が海外掲示板に投げられ、500件を超えるコメントが集まりました。マイルや上級会員の特典の本当の意味から、空港のトイレで身につけた妙な特技、留守の間にたまっていく家の用事まで、出張続きの人たちの本音が並んでいます。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
航空会社の特典って、ご褒美じゃなくて残念賞なんだよ。出張してる側のほとんどは、そんな物をもらうより家にいたい。
※ 航空会社やホテルは、よく利用する客を上級会員として優遇する。空港のラウンジが使えたり、空席があれば上の座席クラスに無料で格上げ(アップグレード)されたりする。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
パイの大食い大会で優勝したら、賞品がさらに山盛りのパイだった、みたいなもんだな。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ほんとこれ。若手だったころ、役員たちが上級会員だからって自動でアップグレードされてるのを見て、自分もああなりたいって思ってた。そこから5年くらいたって、シアトル発成田行きの長距離便、ボーイング747のフルフラットになる席に座ってたんだ。成田からさらにマニラへ乗り継ぐ予定でね。そのとき、アップグレードくらいじゃ到底割に合わないって気づいた。

4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
誰かがダイヤモンド・メダリオン会員だと知ったときの正しい返しは「お気の毒に。早く良くなるといいですね!」だって、いつも人に言ってる。
ソースは自分。もう何年もダイヤモンド・メダリオンのまま……なんとか良くなろうと頑張ってるところ。
※ ダイヤモンド・メダリオンは、デルタ航空のマイレージ会員の上級ランク。一般に公開されているランクではいちばん上で、飛行機にかなり乗らないと届かない。

5. 名無しのReddit住民
めちゃくちゃ不健康だよ。ざっと挙げるだけでも、
・よく眠れないし、睡眠時間も足りない
・具合が悪いかもしれない見ず知らずの人たちに囲まれる
・運動する時間がない
・体にいい物を食べられる店がない
・外食が多すぎる
・酒を飲みすぎる(今はもう飲まないけど、飲んでたころは家より出張先のほうがずっと量が多かった)
・ホテルのカーペット(ダニとか、アレルギーの元がいろいろ)

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
家ではベジタリアンなんだけど、出張中は魚だけ食べることにしてる。それでも、まともな食事をとるのは本当に難しい。一日じゅう客先に詰めてるときは特にね。炭水化物ばっかりで、野菜がほとんどない。
まあ、毎朝15分だけは運動する時間をひねり出してるから、そこはよしとしてる!

7. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
ノンアルビールのおかげで、だいぶ状況が変わったよ。今はたいていの店に少なくとも1種類は置いてあって助かってる。グラスや缶を手に持ってるだけで付き合いの場にはなじめるし、二日酔いにもならないし、睡眠も邪魔されない。
挙げてくれたことには全部同意だけどね。

8. 名無しのReddit住民
接待が多い仕事でも同じ。夕食に行って飲みに行って、って聞くと楽しそうだけど、あれは完全に仕事だよ。一日がめちゃくちゃ長い。朝から晩まで会議で、運が良ければ部屋に戻って30分くらいで着替えて、そこから夕食と酒の席。ずっと気を張ってなきゃいけない。友達と飯に行くのとはわけが違うんだ。発言には気をつけなきゃいけないし、相手が楽しめてるかにも気を配る。みんながいくら使ってるかまで目を光らせなきゃいけないこともあって、これはほぼ不可能。
信じられないくらい疲れるし、本当に本当に長い一日になる。そういう出張から帰ると、もう抜け殻だよ。話で聞くほど楽しいものじゃない。

9. 名無しのReddit住民
物珍しさなんてすぐ消える。休暇で旅行してるんじゃなくて、移動してるだけなんだよ。目的地に着いたら、あとはずっと仕事。会議室にこもりっぱなし。いい夕食にありつけることはあっても、そこでも仕事の話をしてるか、取ってつけたような世間話をしてるか、一人で食べてるかのどれか。
家族が恋しいし、犬が恋しいし、自分のベッドが恋しい。
たまには楽しいこともあるし、気の合う人と過ごせることもある。でも結局、いつだって仕事なんだ。

10. 名無しのReddit住民
出張っていうのは、タクシー、空港、飛行機、空港(乗り継ぎがあれば最後の2つを繰り返す)、タクシー、ホテル、オフィスか会場、仕事がらみの夕食で夜遅くまで仕事、ホテル。何日かの出張ならこれを繰り返して、最後はオフィスから空港へ(つまりまたタクシー)。あとはその繰り返し。
みんながこっちの時間を少しでも多く取ろうとするから、一歩も外に出られない日だってたくさんある。どの街に行っても、楽しむ暇なんて一瞬もない。
いちばん追い込まれたくないのは「朝食を食べながらの打ち合わせ」。
親が危篤とか、竜巻や洪水で家がやられたとか、私生活で緊急事態が起きたときの対処はとんでもなく大変だよ。
シカゴを拠点に、ヨーロッパやメキシコ湾岸、西海岸、ロッキー山脈あたりの内陸部へしょっちゅう飛んでた(ソフトウェアのコンサルと受託開発の仕事のおかげでね。わーい)。
しかも、航空会社の特典はどんどん削られていってる。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
要するに、出張は空港とタクシーとオフィスとホテル。あっという間に飽きて、ただの繰り返しになる。

12. 名無しのReddit住民
20年間、出張の多い仕事をしてた。いい面も悪い面もあるけど、働き始めて数か月のころに同僚がうまくまとめてくれたんだ。「出張が華やかだと思ってるなら、それはまだ出張したことがないってことだよ」
もちろん例外はある。でもたいていのことと同じで、「最悪」と「仕事のおかげでここに来られたのはいいな」の割合は、だいたい8対2って感じ。

13. 名無しのReddit住民
2つある。
1つ目。留守の間も生活は進んでいくのに、家での普段のことは何もできない。仕事帰りにちょっと用事を済ませるとか、週の途中で洗濯機を回すとか、玄関先に置かれた荷物を家に入れるとか。全部、帰ってくるまで待ってる。ペットや子どもを預ける段取りもしなきゃいけないし、家の修理や病院の予約も出張の予定に合わせて入れなきゃいけない。
2つ目。出張は仕事だから、結局は仕事なんだよ。カンファレンスに行ったら前後にも打ち合わせが入ってて、3日間一度も外に出てないって気づいたことがある。外の季節なんて関係なくて、服はエアコンの効いた室内に合わせて選ぶ。人気の観光地にも仕事で何度も行ったけど、楽しいことは何ひとつ見たりやったりできなかった。しかも、プライベートで行きたいとも思わない。仕事を思い出すだけだから。

14. 名無しのReddit住民
会社のお金で、すごい場所にたくさん行ったし、すごくおいしい物もたくさん食べた。
そのかわり、空港のトイレの個室で、床に一切触れずにスーツに着替えたり脱いだりする方法も身につけた。一長一短だね。

15. 名無しのReddit住民
出張先では、自分の予定を自分で決められないことが多い。いつ食事をして、いつトイレに行くかっていう最低限の自由すらないこともある。
海外へ営業に行ったときは、取引先が組んだ打ち合わせから打ち合わせへ、向こうの車で連れ回された。こっちは向こうの時間で動いてるんだよ。トイレに行きたくなっても、ちょっとマクドナルドやスターバックスに寄るとか、道端に車を停めて茂みで済ませるとかができない。夜にも打ち合わせ? いいですよ、もちろん。昼ごはんは午後3時半? 最高ですね!
出張なんて、だいたいはしんどいだけだよ。

16. 名無しのReddit住民
20代のうちは楽しくて、30代になると苦痛になる。同僚と飲みに行ったり、外食したり、タダでアップグレードしてもらったりするのが大好きだった。体がついてきてたからね。でももう歳だから、体が野菜と、定期的な筋トレと、まともな姿勢で眠れる寝床を欲しがる。つらいけど、これが現実。
それに、週末まで残るって決めない限り、毎日の流れはこう。6時までオフィスで仕事、6時半にホテルに戻って、7時に夕食に出て、8時半に戻って、10時までまた仕事をして、11時に寝る。街なんて見えないよ。見えるのはオフィスビルだけ。

17. 名無しのReddit住民
世界中のすごい場所にたくさん行ったし、パスポートのページはもう埋まってる。そういう経験ができることには感謝してるよ。でも、いつも時間が足りないし、一緒に楽しむ相手もいなくて一人なんだ。

18. 名無しのReddit住民
とにかく疲れること。恵まれてたのは分かってるよ。いいホテルに泊まって、いろんな国に行けた。でも、時差ボケと、毎食外食と、ホテルで暇を持て余すのは楽しくない。
あと、独り身のままでいるにも、独り身に戻るにも、うってつけの方法でもある。

19. 名無しのReddit住民
出張の「仕事」って部分を、みんな忘れてるんだよ。くたくたになる。周りを見て回る自由時間が数時間くらいはあるかもしれない。でも客先で9時間、ずっと気を張ってしゃべり続けたあとだと、頭はもう空っぽ。そこから「何かしに出かけなきゃ。この街にはもう二度と来ないかもしれないんだから」って気持ちと、「帰りの移動日に最悪の気分で起きたくないから、もう寝たい」って気持ちの戦いが始まる。

20. 名無しのReddit住民
洗面用具のポーチ(呼び方は何でもいい)は、家に帰ってきても開けない。中身は一つも家では使わない。あれの中身は出張と添い遂げる運命で、家では出番がないんだ。
ホテル、レンタカー、航空会社、空港の駐車場は、それぞれ1社に決めて浮気しないこと。取引する会社をしぼって、付き合いとポイントを積み上げる。自分の好みが分かったら、そのブランドに決めちゃう。
家を離れるのはつらいよ。家族がいるならなおさら。でも出張中は、ホテルの部屋にこもらないほうがずっといい時間を過ごせる。夕食は外で食べる。ホテルのバーや屋外のスペースで人と交ざる(夜、ホテルに焚き火台があるオレゴン州のベンドやアイダホ州のボイシなんか最高)。人と知り合う。部屋でパソコンに埋もれてるより、ずっと健康的だよ。

21. 名無しのReddit住民
出張の帰りに、中央アジアの空港で深夜2時半を迎えながらこれを書いてる。どんな目的地も、そこに行くまでの面倒に見合うことは絶対にない。車で行ける距離なら行けるで、今度はレンタカーの面倒が増える。それと、飛行機に頻繁に乗るなら覚悟しといたほうがいい。空港でのふるまい方をちゃんと分かってる人がどれだけ少ないかに、どんどんイライラするようになるから。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
長い乗り継ぎがあるときの空港ラウンジは、まさに値千金。夜中の待ち時間をあそこで過ごせるかどうかで、疲れ方が全然違う。

23. 名無しのReddit住民
長距離便の騒音と振動からくるストレスや疲れは、いい耳栓をするだけでかなり減らせる。
空港ホテルは、普通のホテルよりチェックインの時間に融通がきく。
航空会社のスタッフも人間だから、親切に礼儀正しく接すれば助けてくれる。
空の旅は巨大な仕組みが全部つながってできていて、いつもどこかで何かがうまくいかなくなってる。それは、目の前で対応してくれてる人のせいじゃない。
上級会員のステータスは、ある程度までしか持つ価値がない。だいたいゴールドくらいまでで、それで優先搭乗やアップグレード、いいラウンジ、手荷物の無料枠なんかが手に入る。
小さめのビジネスリュックなら、たいてい自分の足の後ろに置けるから、足元を広く使える。
通路側の席なら、肘掛けの後ろ側に手を回すと、たいていボタンがあって肘掛けを跳ね上げられる。
ベジタリアン向けなんかの特別食は、普通の機内食よりおいしいことが多い。
短距離便なら、最後に乗り込むのが、飛行機によく乗る人の第一目標。
搭乗橋じゃなくてバスで移動する空港では、最後まで待って降りると、ターミナルでは最初に出られる。

24. 名無しのReddit住民
軽い夕食で済ませたいときはどうすればいいの? 私は女なんだけど、中くらいのランクのチェーンホテルに泊まると、選択肢がガソリンスタンドの干からびたサンドイッチか、マクドナルドか、経費で落ちるからって用意されてる3品のコースディナーしかない、ってことがしょっちゅうだった。そんなの食べたくないのに。

25. 名無しのReddit住民
出張でもそうじゃなくても、旅先に着いたら最初にスーパーに寄って、いつもの朝食を買うことにしてる。カッテージチーズとブルーベリーとピーカンナッツ。毎朝30ドル(約4,500円)の朝食ビュッフェなんて要らないし、部屋でゆっくり朝ごはんを食べて一日を始められるのは本当にいいよ。正直、プロテインシェイクを足せば、一日のどの時間に食べてもいい食事になるしね。

26. 名無しのReddit住民
・とにかくいつも仕事してる
・週末まで食い込んでくる
・経費精算が人生の天敵
・恋愛が難しい
・行き先がまるで華やかじゃないことがある
・お腹の調子が……ずっと悪い
・家選びで、空港までの近さが必須条件になる
・睡眠リズムはずっとぐちゃぐちゃ。なのに、どのタイムゾーンの営業時間にもほぼ全部対応する前提で動かされる

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
経費精算、ほんとにこれ。出張から帰ってきて、財布にたまった領収書の束と向き合うのがいちばんしんどい。

28. 名無しのReddit住民
自分が変わってるのか、仕事との付き合い方が変わってるのかもしれないけど、ここに書かれてることのほとんどに共感できない。出張が多かったころは、出張中はほかの仕事はしないってはっきり伝えてたし、打ち合わせはまともな時間に入れてたし、行った先をぶらつく時間もたっぷり取ってた。歩けるところは歩いてね。夕食や飲みの席でも、気を張るのは自分がそうしたいときだけ。だって実際、大事なことが夕食や酒の席で決まるなんてないから。陽気に盛り上げたい気分なら、ちょっと際どい話を大声でしてたし、社交的になる気分じゃなければ、黙って飲みながらみんなに話をさせておいて、頭の中ではもっと面白いことを考えてた。人は、相手がちゃんと聞いてくれてると思うと、自分の話をするのが大好きだからね。
正直いちばん嫌だったのは、出世するにつれて、ホテルの部屋やルームサービスが家に比べてどんどん見劣りしていったこと。金のない20代のころは「うわ、このホテルすごい、ベッド最高!」。そこそこ稼ぐ30代になると「早く家に帰りたい。まともな枕と、まずくない飯があるから」。

29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
1段落目は正直うらやましい。でもそれって、自分で予定を決められる立場だったからできたんだと思うよ。下っ端のうちは、先方が組んだ段取りどおりに動くしかない。2段落目の枕の話には全面的に同意だけど。

30. 名無しのReddit住民
家にいて、自分のベッドで寝る。休みの使い方として、これ以上のものはないよ。

まとめ

コメントを読んでいくと、出張続きの生活のしんどさは大きく3つに分かれます。1つ目は体のこと。睡眠不足、外食続き、運動不足、飲みすぎと、体を壊す条件がそろっていて、「20代は楽しかったけど30代になると体がついてこない」という人もいました。2つ目は、出張はあくまで仕事だということ。観光地に行っても見えるのは会議室とオフィスビルだけで、接待の席でも気を抜けず、トイレに行くタイミングさえ自分で決められないことがあります。3つ目は、留守の間も家の生活が止まらないこと。洗濯や荷物の受け取りが後回しになり、家族や友人との時間が少しずつ削られていきます。トップのコメントがマイルや上級会員の特典を「残念賞」と呼んだのは、それが家にいられない時間の埋め合わせでしかないからでしょう。

一方で、耳栓や肘掛けのボタン、スーパーで買う朝食のような小さな工夫を教えてくれる人や、「出張中はほかの仕事をしない」と線を引いて楽しんでいた人もいて、つらさを減らす余地はあるようです。もっとも、それができるのは自分で予定を決められる立場の人だけだ、という返信も付いていました。日本の単身赴任は一か所に腰を落ち着けて家族と離れる形ですが、ここで語られているのは、飛行機と乗り継ぎとホテルを何度も繰り返す生活です。家にも出張先にも落ち着けないことが、何よりこたえるのかもしれません。経費精算が人生の天敵、という一言には、日本の会社員もうなずくはずです。皆さんは、出張について「これは周りに分かってもらえない」と感じたことはありますか?

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