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海外「大慌てで拭いてる最中に、航空券が1枚だけゴミ箱に」『ホーム・アローン』の謎は一瞬で解けていた…何度観ても気づかない場面

海外「大慌てで拭いてる最中に、航空券が1枚だけゴミ箱に」『ホーム・アローン』の謎は一瞬で解けていた…何度観ても気づかない場面 エンターテイメント

映画の中には、ほんの一瞬だけ映る小道具や、1〜2コマしか出てこないカットに、物語の答えがこっそり置かれていることがあります。海外掲示板で「まばたきしたら見逃す一瞬のせいで、話の見え方がまるで変わる映画は?」という質問が立ち、何度も観たはずの名作の「気づかなかった」が次々に挙がりました。

※ 作品の結末や仕掛けに触れるコメントが多く含まれます。未見の作品がある方はご注意ください。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『ホーム・アローン』。ケビンが台所で兄を突き飛ばして、カウンターにジュースがぶちまけられるシーンがあるよね。大慌てで拭いてる最中に、カウンターに置いてあった翌日の航空券が1枚だけ、ナプキンと一緒にゴミ箱に捨てられてる。ほんの一瞬のカットなんだ。次の日、ケビンがいないのに航空券の数がちゃんと合ってたのはそのせい。話がひっくり返るわけじゃないけど、ずっと引っかかってた穴が一発で埋まる。

※『ホーム・アローン』:1990年のアメリカ映画。家族旅行の朝に置き去りにされた8歳のケビンが、留守宅を狙う2人組の泥棒をワナで撃退するコメディ。日本でも冬の定番として何度もテレビ放送されている。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
数えきれないくらい観てるのに、それに気づいたのは20代の後半だった。子どもの頃の自分は泥棒がペンキ缶で顔面を打たれるところしか見てなかったんだと思う。

3. 名無しのReddit住民
話が変わるとまではいかないけど、『パルプ・フィクション』は一言で見え方が変わる。売人のランスがヴィンセントに「バルーンを切らしてるんだけど、袋でもいい?」って聞くんだよ。コカインはふつう小袋、ヘロインはゴム風船に詰めて売られてる。だからミアは袋に入った白い粉を見つけて、迷わずコカインだと思い込んだ。あれが風船に入ってたら、たぶん手を出してなかったんだよね。

※『パルプ・フィクション』:1994年、クエンティン・タランティーノ監督。ギャングのボスの妻ミア(ユマ・サーマン)の付き添いを命じられた殺し屋ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)らの話が、時系列を入れ替えて語られる。ミアがヘロインをコカインと勘違いして吸い、意識を失う場面が有名。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
それより、なんでギャングのボスが部下に自分の嫁をデートに連れ出させるのかがいまだに分からない。留守中の見張りのつもりなんだろうけど、人選がどう考えてもおかしい。

5. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
見落としがちな豆知識をもう一つ。ヴィンセントとミアはツイストコンテストで優勝したんじゃなくて、トロフィーを盗んで帰ったらしい。ブッチが自分のアパートにこっそり戻る場面で、後ろのラジオが「ジャックラビット・スリムズからトロフィーが持ち去られた」って言ってるんだって。

6. 名無しのReddit住民
『ミーン・ガールズ』。ジャニスが女王様のレジーナを憎んでるのは、「あの子はレズビアン」って学校中に言いふらされて、のけ者にされたからなんだよね。ところが最後の最後で、ジャニスが「ちがうって、私はレバノン人(Lebanese)」って言うんだ。つまりあの噂の出どころは、レジーナがレズビアン(lesbian)とレバノン人の区別もついてなかったってこと。何年も気づかなかった。こういうところが本当にうまい映画だと思う。

※『ミーン・ガールズ』:2004年、リンジー・ローハン主演の学園コメディ。脚本はティナ・フェイ。アフリカ育ちの転校生が、校内を牛耳る女子グループに潜り込んでいく。英語の lesbian と Lebanese は綴りも響きも似ている。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
細かいけど、そのセリフの相手は数学部のケヴィンね。「プエルトリコ系なの?」って聞かれて「レバノン人」って答えてる。さらっと流れるから、本当に一瞬なんだよ。

8. 名無しのReddit住民
ネタバレ注意で『メメント』。主人公は昔、保険の調査員をしていて、自分と同じ記憶障害を持つサミーという男を調べた話を何度も語る。その回想で、施設にいるサミーの前を誰かが横切るんだけど、通り過ぎた直後のほんの1〜2コマだけ、座っているのが主人公本人に入れ替わってる。気づいた瞬間に分かるんだ。サミーなんて男は最初からいなくて、主人公は自分の話をしてたんだって。

※『メメント』:2000年、クリストファー・ノーラン監督、ガイ・ピアース主演。10分ほどしか記憶がもたない男が、妻を殺した犯人をメモと写真と体のタトゥーを頼りに追う。物語が結末から過去へさかのぼる構成で知られる。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
もう一つ。妻とベッドで寝転んで話してる、数秒だけの回想シーンがあるでしょ。全編通して体じゅうタトゥーの主人公を見てるから、誰も気にしない。でもよく見ると、そこでもタトゥーが入ってるんだよ。あれって妻が殺されたあと、犯人を忘れないように彫ったはずじゃなかった? じゃあ隣にいる妻は、いつの話なんだ…ってなる。

10. 名無しのReddit住民
『シャッター アイランド』。事情を聞かれている患者がコップの水を飲む場面で、カットが何度か切り替わる。戻ったときの一瞬だけ、手にコップが無いんだよ。撮影のミスじゃなくて、全部が主人公の頭の中の出来事だっていうサインになってる。

※『シャッター アイランド』:2010年、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演。孤島の精神病院から消えた女性患者を捜すため、連邦保安官が島に乗り込むサスペンス。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
同じ流れで、主人公が腰のホルスターに手を伸ばすのに銃が無い場面もあったはず。初見だと「あれ?」で流しちゃうけど、真相を知ってから観ると全部つじつまが合ってぞっとする。

12. 名無しのReddit住民
うちの嫁は『プレデター』の冒頭で宇宙船が飛んでくるカットを何回観ても見逃してた。3回目くらいでこっちを向いて「なんであいつがどこから来たのか、最後まで説明しないの?」って。CIAが作った何かが暴走したんだと思ってたらしい。

※『プレデター』:1987年、アーノルド・シュワルツェネッガー主演。中米のジャングルに救出作戦で入った特殊部隊が、姿の見えない何者かに1人ずつ狩られていくSFアクション。冒頭に宇宙船が地球へ近づくカットが数秒だけ入る。

13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
それ最高だな。Redditで『プレデター』の話になると毎回「冒頭の宇宙船のカットは無いほうがいい」って言われるんだよ。奥さんは理想の観方をしてる。隊員と同じ目線で正体を知っていって、緑の血が出たところで「え、何が起きてるの」ってなるのが一番楽しい。

14. 名無しのReddit住民
『スパイダーマン:スパイダーバース』。どのコマにも細かい仕込みがあって、1コマずつ止めて観られる。ていうか、ほぼやった。マイルスが追ってくる相手にベーグルを投げつけて、当たった瞬間に効果音の文字で「BAGEL!」って1コマだけ出るんだよ。腹抱えて笑った。じっと見てないと絶対に気づかない。全編この調子。

※『スパイダーマン:スパイダーバース』:2018年のアニメ映画。ブルックリンの少年マイルスが特殊なクモに噛まれ、別の世界から来た何人ものスパイダーマンと出会う。アメコミの印刷のような画面づくりで、アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
ベーグルはただのお遊びで、続編で後から意味を持たされただけ。本当に大事なのは、マイルスを噛むクモの体が一瞬だけノイズみたいにブレる2秒なんだ。あれが続編の大きな仕掛けの伏線になってる。みんな見てはいるんだけど、意味を知らないから「特別なクモなんだな」で済ませる。で、意味が分かる頃には忘れてる。

※ 続編は2023年の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。

16. 名無しのReddit住民
真っ先に浮かんだのは『ハロルドとモード』。ほんの一瞬、モードの腕に強制収容所の囚人番号の入れ墨が映る。それだけで、彼女がどんな過去を生きてきたのか、なんであんなに毎日を思いきり楽しもうとするのかが全部伝わってくるんだ。

※『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』:1971年、ハル・アシュビー監督。自殺ごっこを繰り返す裕福な家の青年ハロルドと、80歳を目前にした奔放な女性モードの交流を描く。囚人番号の入れ墨は、ナチスの強制収容所で収容者の腕に彫られたもの。

17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
しかも年齢から逆算すると、第一次世界大戦の頃はウィーンで20代を過ごしてたことになるんだよね。そのあと収容所。なんて人生なんだ。それであの明るさなんだから、余計に効いてくる。

18. 名無しのReddit住民
ネタバレ注意で『ソウ』。冒頭、アダムがバスタブの中で目を覚ましたとき、うっかり排水口の栓を抜いちゃうんだよ。その一瞬、鍵が水と一緒に流れていくのが見える。後になって、それが自分の足の鎖を外す鍵だったと分かる。初めからチャンスは手の中にあったっていう、最悪の種明かし。

※『ソウ』:2004年、ジェームズ・ワン監督のホラー映画。老朽化したバスルームで足を鎖につながれて目覚めた2人の男が、謎の人物「ジグソウ」が仕掛けたゲームに挑まされる。

19. 名無しのReddit住民
『ノーカントリー』は、一瞬目を離しただけで、主人公格の男がもう死んでることに気づかないまま後半を丸ごと観ることになる。死ぬ場面そのものは映らないんだよ。保安官が駆けつけたときには全部終わってる。

※『ノーカントリー』:2007年、コーエン兄弟監督。麻薬取引の現場から大金を持ち去った男モス(ジョシュ・ブローリン)と、彼を追う殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)、事件を追う老保安官を描く。アカデミー賞作品賞を受賞した。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
好きな人が多いのは知ってる。でも3分の2くらいのところで、ジョシュ・ブローリンの役が何の説明もなく戸口で死体になってるのを見て、本気で腹が立った。あの映画はどうしても好きになれない。少数派なのは分かってる。

21. 名無しのReddit住民
ベタだけど『ファイト・クラブ』。主人公の細かいところを気にせず観てると、結末につながる大事な手がかりをごっそり見落とす。タイラー・ダーデンが登場する前から、1コマだけパッと映り込むカットが何回かあるんだよ。オチを知ってから観ると、意味がよく分かる。

※『ファイト・クラブ』:1999年、デヴィッド・フィンチャー監督。不眠症に悩む会社員(エドワード・ノートン)が、謎めいた男タイラー(ブラッド・ピット)と出会い、素手で殴り合う秘密クラブを作っていく。

22. 名無しのReddit住民
『セブン』。ラストで「箱の中の首を見た」って覚えてる人がけっこういるんだけど、実は箱の中身は一度も映らない。映るのは、被害者の顔がほんの一瞬だけ挟み込まれるカットだけなんだ。そこでまばたきしてたら、「確かに見た」っていう妙な確信は残らなくて、箱は開かなかったって覚えてたと思う。話は変わらないけど、あの場面の怖さと記憶のされ方がまるで変わる。

※『セブン』:1995年、デヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピットとモーガン・フリーマン主演。七つの大罪になぞらえた連続殺人を2人の刑事が追うサスペンス。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
『レザボア・ドッグス』も同じだよね。みんな耳を切り落とすところを見たって言うけど、肝心の瞬間は映ってない。切られたあとの傷は映るから、頭の中で勝手に補完しちゃうんだ。

※『レザボア・ドッグス』:1992年、タランティーノの監督デビュー作。宝石強盗に失敗したギャングたちが、仲間内の裏切り者を疑い合う。マイケル・マドセン演じるミスター・ブロンドが、人質の警官の耳を切り落とす場面が有名。

24. 名無しのReddit住民
『セイント・モード/狂信』は最後の数コマで結末がまるごと変わる。主人公モードは、熱心すぎる信仰を持つ住み込みの看護師。終盤、彼女は人の多い浜辺で自分に火をつける。でも炎は背中で翼になって、周りの人たちは跪いて祈り始める。「本当に神に選ばれてたんだ」と思った次の瞬間、ほんの0.3秒くらい、焼けながら叫ぶ彼女の顔に切り替わる。ああ、全部幻だったんだ。そこで暗転して終わり。まばたきしたら、正反対の映画を観たことになる。

※『セイント・モード/狂信』:2019年のイギリスのホラー映画、ローズ・グラス監督。信仰に取りつかれた看護師が、余命わずかな患者の魂を救おうとして追い詰められていく。神の声が本物なのか、彼女の妄想なのかがずっと揺れ続ける作り。

25. 名無しのReddit住民
『マスター・アンド・コマンダー』の冒頭。若い士官候補生が望遠鏡で霧の中を見てて、うっすら別の船の影が映るんだけど、ここは本当に見逃しやすい。誰も信じてくれないまま、太鼓と号令で全員が戦闘配置について、結局なにも見えない。空振りだと思って艦長が配置を解かせて、念のためもう一度だけ覗いたその瞬間、霧の向こうから砲火が光る。映画の始まり方としては個人的に最高。自分でもいまだに船の影を見逃すことがある。

※『マスター・アンド・コマンダー』:2003年、ラッセル・クロウ主演。1805年、ナポレオン戦争下のイギリス軍艦が、南米沖でフランスの私掠船を追う海洋アクション。

26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
映画館で観たとき「今なにか見えた、絶対見えた」って思ったのを覚えてる。で、そこから始まるんだよ。あの霧の向こうからいきなり撃たれる感じ、スクリーンで観ると心臓が跳ねる。

27. 名無しのReddit住民
『トータル・リコール』の最後の1秒は、映画全体について正反対の二つの解釈を、ぴったり半々のまま残して終わる。全部本当に起きたことなのか、それとも全部が植えつけられた記憶の中の夢なのか。どっちとも取れるように作ってあるのがすごい。

※『トータル・リコール』:1990年、ポール・バーホーベン監督、シュワルツェネッガー主演。偽の記憶を売る「リコール社」で火星旅行の記憶を植えつけてもらおうとした男が、本当に火星をめぐる陰謀に巻き込まれていく。

28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
いや、解釈は三つある。一番暗いのは、リコール社の医者が言ってたとおり、主人公は機械の中で脳がやられて戻ってこられなくなった、っていう説。医者の額に汗が一粒たれたのが嘘の証拠ってことになってるけど、客が機械の中で壊れたら会社が終わるんだから、焦って汗くらいかくよね。推してるわけじゃないけど、候補には入ると思う。

29. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
火星の空気に晒されて、シュワちゃんの目玉があそこまで飛び出しかけたのが全部夢だったなんて、俺は認めないからな。あの顔芸には意味があったと信じてる。

30. 名無しのReddit住民
このスレ、「話がまるごと変わる」の意味をみんなけっこう広く取ってるよね。まあ本当にひっくり返る例はそんなに無いから、「知ると楽しくなる一瞬」を語りたくなる気持ちは分かる。自分の推しは『ナイブズ・アウト』。一家がマルタの出身国を口にするたび、エクアドルだったりパラグアイだったりブラジルだったりで、全員バラバラなんだよ。誰も本気で彼女のことを見てないってことが、それだけで分かる。

※『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』:2019年、ライアン・ジョンソン監督。富豪の推理作家の死をめぐり、名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)が一族と住み込み看護師マルタを調べるミステリー。

まとめ

挙がった場面は、大きく二つに分かれていました。一つは『メメント』のサミーが入れ替わる1〜2コマや『セイント・モード/狂信』の最後の0.3秒のように、見たか見ないかで映画の意味そのものが逆になる仕掛け。もう一つは『ホーム・アローン』の航空券や『パルプ・フィクション』の「袋でもいい?」のように、ずっと引っかかっていた疑問がそこで解ける小さな伏線です。コメント30番が言うとおり、本当に話がひっくり返る例は多くありません。ただ、何十回も観たはずの映画で「そこに答えが置いてあったのか」と気づくうれしさは、どちらの場面にも共通していました。『セブン』のように、見ていないものを見たと思い込ませる場面まで挙がっていたのも面白いところです。皆さんは、何度目かの鑑賞でやっと気づいた一瞬がありますか?

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