「どんなにお腹が空いていても、これだけは絶対に食べない」という食べ物はありますか? 海外の掲示板でこう聞いたところ、豚の腸、レバー、虫、ウジ入りのチーズ、そして日本人にはおなじみの納豆まで挙がりました。一方で「それは調理次第でうまいだろ」と反論する人も多く、好き嫌いをめぐって意見が割れています。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
チトリンズ、つまり豚の腸。南部の田舎の人たちにはごちそうで、うちの家族もそうなんだけど、煮てるときのにおいだけで胃がひっくり返る。冒険のつもりでバロット(孵化しかけのアヒルの卵)は食べたことがあるのに、チトリンズだけはどうしても口に入れられないんだよ。
※注:チトリンズ(chitterlings)は豚の小腸を下ゆでして煮込んだり揚げたりする、米国南部の家庭料理。下処理のときのにおいが強いことで知られる。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
日本だと豚や牛の腸はホルモンって呼ばれてて、もつ鍋や焼肉の定番なんだよね。ちゃんと臭みを抜いたやつをニンニクとニラたっぷりの鍋で食べたら、たぶん印象が変わると思う。下処理がすべてだよ。3. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
その「ちゃんと下処理すれば」だけは言わないでくれ。年配のおばさんたちが家いっぱいに集まって、全員で「これは正しく処理してあるから大丈夫」って言うから食べたけど、やっぱりひどい味だった。もう二度と食べない。
4. 名無しのReddit住民
内臓系は全部ダメ。脳みそ、腎臓、レバー(パテも含む)、ハギス……どれも絶対に食べない。見た目で無理なんじゃなくて、「これは内臓だ」って頭で分かった時点でもう喉が閉じるんだよ。
※注:ハギスはスコットランドの伝統料理。羊の心臓・肝臓・肺を刻み、オートミールや香辛料と一緒に羊の胃袋に詰めてゆでたもの。
5. 名無しのReddit住民
レバー。どう料理されてても、どれだけ腹が減ってても無理。ごめん🫠 あの舌にまとわりつく、ざらっとしたようなねっとりしたような食感がどうしても受け付けないんだ。
6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
日本のレバニラ炒めを食べてみてほしい。薄切りにして下味をつけて、ニラともやしと一緒に強火でさっと炒めるやつ。火を通しすぎないとふわっとしてて、あの粉っぽさがほとんど無い。うちの近所の中華料理屋ではいちばん人気だよ。
7. 名無しのReddit住民
2〜3週間なにも食べなければ、人は何でも食べるようになるよ。極限状態の話は歴史にいくらでも残ってる。でも質問の遊び心は分かってるから、ちゃんと答えるね。レバー。うえっ。
8. 名無しのReddit住民
虫は全部ダメ。カリカリに揚げてあっても、粉にしてクッキーに混ぜてあっても、「虫が入ってる」と知った瞬間に手が止まる。栄養があって環境にいいって話は何度も聞いたけど、それとこれとは別なんだよ。
9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
同じく。とくにウィチェッティ・グラブは無理。オーストラリアで実物を見せてもらったけど、親指くらいの太さの白い幼虫がうねうね動いてて、「焼くとナッツみたいな味だよ」って言われても一歩も近づけなかった。※注:ウィチェッティ・グラブはオーストラリアの先住民が昔から食べてきた大きな蛾の幼虫。生でも焼いても食べられ、ブッシュフード(オーストラリアの在来の食材)の代表とされる。
10. 名無しのReddit住民
カース・マルツゥ。気になる人は自分で調べてみて。いや、やっぱり食事中の人は調べないほうがいい。チーズの中で生きてるものがいる、とだけ言っておく。
※注:カース・マルツゥはイタリア・サルデーニャ島の羊乳チーズで、チーズバエの幼虫(ウジ)を中に住まわせて発酵を進める。幼虫が生きたまま食べるのが伝統とされる。
11. 名無しのReddit住民
シュールストレミング。このスレに何人も書いてるけど、そりゃそうだよな。あの缶を家の中で開けたら、たぶんその家にはもう住めなくなる。
※注:シュールストレミングはスウェーデンのニシンの発酵食品。缶の中で発酵が進むため、世界有数の強烈なにおいの食べ物として知られる。
12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
開封動画を見ただけで十分だった。缶がぱんぱんに膨らんでて、開けた瞬間に周りの全員が後ずさりするやつ。ちなみに日本にも、くさやっていう干物が強烈なにおいで有名らしい。発酵食品のにおい対決はどの国にもあるんだな。
13. 名無しのReddit住民
生牡蠣。あのぬるっとした食感だけはどうしても乗り越えられない! 殻ごと口に流し込むのを見るたびに、みんなよく平気だなって思う。
14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
それなら牡蠣フライを試してほしい。日本の定食屋の定番で、衣はサクサク、中はとろっとしてて、ぬるぬる感はまったく無い。日本では生の牡蠣をレモンやポン酢で食べる人も多いけど、火を通すと別物だよ。牡蠣を嫌いなまま人生を終えるのはもったいない。
15. 名無しのReddit住民
生牡蠣、それと寿司。生の魚っていうだけで体が拒否する。寿司が好きな友達は多いんだけど、誘われるといつも天ぷらとかうどんを頼んで乗り切ってる。
16. 名無しのReddit住民
発酵した大豆の寿司。メニューの写真を指さし間違えて頼んだのがそれだった。あれから20年たつけど、いまだに忘れられない。口の中で糸が止まらなくて、どう飲み込めばいいのかも分からなかった。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
それはたぶん納豆巻きだね。日本では納豆をご飯にのせて朝ごはんにするのが定番で、からしとタレを入れて、糸を引くまでよく混ぜて食べる。日本人でも好き嫌いが分かれる食べ物だから、事前の心の準備なしに当たったのは気の毒だと思う。慣れるとやめられなくなるんだけどね。
18. 名無しのReddit住民
ぬるぬるに煮えたオクラ。スープに入ってると、すくったスプーンから糸が垂れてくる。味は嫌いじゃないのに、あのとろみで毎回ギブアップしてる。
19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
日本ではそのねばねばこそが好かれてるんだよ。刻んでかつお節と醤油をかけたり、納豆と混ぜてご飯にのせたりする。逆にねばねばが苦手なら、丸ごと素揚げにするか、高温でグリルすると気にならなくなる。煮るから悲劇が起きるんだ。
20. 名無しのReddit住民
芽キャベツ。いろんな調理法で何度も挑戦したけど、どうしても無理。ゆでたときのにおいだけで、もう吐きそうになる。
21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
半分に切って、オリーブオイルと塩でオーブンで焦げ目がつくまで焼いてみて。ベーコンと一緒ならなおいい。子どもの頃にクタクタにゆでたやつで嫌いになった人が多いけど、焼くと甘くて香ばしくなるから、本当に別の野菜だよ。
22. 名無しのReddit住民
ピータン。黒くて半透明な白身と、緑がかった黄身の見た目でもう無理。アンモニアっぽいにおいもして、脳が「これは腐ってる」って警報を鳴らすんだよ。
※注:ピータンはアヒルの卵をアルカリ性の泥などに漬けて熟成させた中国の食品。日本でも中華料理店の前菜や豆腐にのせた一品としてよく出てくる。
23. 名無しのReddit住民
バロット。ざっくり言うと、殻の中でアヒルのヒナになりかけた卵を蒸したもの。好きな人がいるのは知ってるし文句を言う気はないけど、割ったときに羽やくちばしが見えたら自分は手が止まると思う。
※注:バロットはフィリピンやベトナムなど東南アジアで食べられている、孵化途中のアヒルの卵を加熱して殻ごと出す屋台料理。
24. 名無しのReddit住民
牛の舌。スーパーで丸ごと売ってるのを見たら、本当に舌の形そのままで、表面のぶつぶつまで見えた。あれを見てから、どう料理されても口に入れられない。
25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
もったいない! 日本だと牛タンは焼肉の大人気メニューで、仙台って街には牛タン焼きの専門店がたくさんある。薄切りか厚切りにして、塩とレモンで焼いたら、舌だなんて誰も気にしてないよ。丸ごとの姿を見ちゃったのが運の尽きだったな。
26. 名無しのReddit住民
ライマ豆だけは、命がかかってても飲み込めないと思う。面白いことに、ほかの豆は全部大好きなんだよ。インゲンもひよこ豆も黒豆もいけるのに、あいつだけは粉っぽくて口の中の水分を全部持っていく。
※注:ライマ豆は南米原産の平たく大きな豆で、米国では付け合わせによく出てくる。日本ではバタービーンズの名で売られていることがある。
27. 名無しのReddit住民
パンケーキ。14歳のとき、姉がIHOPで代金を払ってくれたからって、無理やり食べさせられたんだ。結局トイレで吐いた。それ以来、パンケーキは一度も食べてない。
※注:IHOPは米国のパンケーキが看板のファミリーレストランチェーン。
28. 名無しのReddit住民
メヌード。絶対に無理。牛の胃袋がゴロゴロ入った赤いスープで、ひと口目から独特のにおいと、ゴムを噛んでるみたいな歯ごたえがきつかった。
※注:メヌードは牛の胃袋(ハチノス)を唐辛子のスープで煮込んだメキシコの伝統料理。週末の朝や祝い事で食べられることが多い。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
いやいや、二日酔いの朝のメヌードは最高だぞ。ライムをしぼって、刻んだ玉ねぎとオレガノを散らして、トルティーヤと一緒に食べるんだ。あれを家族で囲む日曜の朝が好きなんだよ。においが気になるなら、ちゃんとした店で一度食べてほしい。
30. 名無しのReddit住民
捕鯨船エセックス号の話を書いたノンフィクションとか、遭難した生存者が……いろいろなものを食べる本を山ほど読んできた。だから正直、本当に飢えたら何かを除外できるとは思えないんだよね。このスレのみんなも、たぶん最後には何でも食べてる。
※注:エセックス号は1820年にマッコウクジラに沈められた米国の捕鯨船。漂流した乗組員の極限の生還劇はノンフィクションにまとめられ、映画『白鯨との闘い』(2015年)の原作にもなった。
まとめ
挙がった食べ物は、豚の腸やレバーなどの内臓、虫やウジ入りのチーズ、シュールストレミングのような強烈なにおいの発酵食品、そして牡蠣やオクラ、納豆のようなぬるぬる・ねばねば系に大きく分かれました。理由を読むと、味そのものより「におい」「食感」「正体を知ってしまったこと」で拒否している人が多いのが分かります。一方で、ホルモン、レバニラ、牡蠣フライ、牛タンと、日本では普段から食べられているものも多く、「調理法を変えればうまい」という反論もあちこちで出ていました。メヌードのように、ある人には無理でも別の人には家族の思い出の味、という食べ物もあります。皆さんには、どんなにお腹が空いていても手が出ない食べ物はありますか?

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