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海外「親父はいつも怒ってたわけじゃない。家で電気代を知ってたのが親父だけだったんだ」男なら誰もが通るのに、誰も教えてくれない道とは?

海外「親父はいつも怒ってたわけじゃない。家で電気代を知ってたのが親父だけだったんだ」男なら誰もが通るのに、誰も教えてくれない道とは? ライフスタイル・日常

「親父はべつに、いつも怒ってたわけじゃなかった。あの家で電気代を知ってたのが、親父ひとりだっただけなんだ」。海外掲示板で「男ならほぼ全員が通るのに、誰も前もって教えてくれない出来事は?」と尋ねたところ、気づけば自分が「大人の男」の側に立っていたという戸惑い、若い女性に年上向けの敬称で呼ばれて何かを悟る瞬間、30代で突然やってくる腰の痛み、いつの間にか一人もいなくなっていた友達など、年を重ねた男たちの実感が集まった。笑える話のすぐ隣に、普段は口に出さない話も並んでいる。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
ある日ふと気づくんだ。「いつか自分はこういう男になるんだろうな」と思って待ってた時期は、もう終わってる。自分がもうその男なんだよ。なのに、何をどうすればいいのか、まるで分かってない。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
うちには2歳の子がいて、自分はもうすぐ40になる。かなりの場面で、その場の「ちゃんとした大人」役が自分なんだよ。これがいまだに信じられない。

3. 名無しのReddit住民
かわいい女の子に「サー」と呼ばれて、ああ、本当にもう終わったんだなと悟る瞬間。

※ 「サー(sir)」は、目上の男性やお客に使う丁寧な呼びかけ。気安い同年代の相手には使わないので、若い女性にこう呼ばれると、「同世代の異性」ではなく「年上のおじさん」として扱われたように感じる、という英語圏の定番の嘆き。日本語なら、「お兄さん」と呼ばれていたのが「おじさん」「お父さん」に変わる瞬間に近い。

4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
そこにもうひとつ追加で。つまずいて転んだとき、周りが笑うんじゃなくて、みんな本気で心配してくる。あの最初の一回だよ。

5. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
昨日、うちの父から聞いた話。バスに乗ったら、女の子が立って席を譲ってくれたんだって。そんなことは人生で初めてだったらしい。もう完全に終わりだよ。

6. 名無しのReddit住民
友達が一人もいなくなること。父親の世代を見てると、これが本当に多いんだ。奥さんはいる。でもそれ以外には、友達も、付き合いの輪と呼べるものもない。気の合う同僚くらいはいるかもしれないけど、たいていはそこ止まり。
自分の場合は、職場の人の大半が倍くらい年上でね。そのうえ別の大陸に引っ越したばかりで、2か月前には親友を亡くした。そんなこんなで、27歳にして事実上、友達がゼロになった。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
X世代に限って言えば、あれはほとんど自分で招いてることだと思う。自分は50を過ぎてて、友達の大半は長年のパートナーと子どもがいる。45を過ぎると、みんな家族と居心地のいい範囲の外で何かをすることに、どんどん興味をなくしていくんだよ。もうその元気が残ってない感じ。友達がゼロになるわけじゃない。ただ、残るのはご近所さんとか、子どもの友達の親とか、付き合うのに一番手間のかからない相手になる。
自分は何年か前に、彼らの生活に割って入ろうとするのをやめた。見たところ、向こうは別に寂しがってもいない。20年以上の付き合いだった友達なんだけどね。
人生ってそういうものなのかもしれない。同じ境遇の新しい友達を探すしかないな。

※ X世代は、おおむね1965〜80年ごろに生まれた世代のこと。

8. 名無しのReddit住民
30代のある日、腰をやる。そこから先は、それがお前の人生だ。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
病室に男が2人いる。1人は車を全損させたのに、体にはかすり傷ひとつない。体の中で出血していないか念のため調べておけと、警察に言われて来ただけだ。もう1人は、鍵を拾おうとして変なかがみ方をして、腰をやった。人生の選択肢はこの2つ。しかも、どっちになるかは自分じゃ選べない。

10. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
筋トレをして背中と体幹を鍛えておけば、その危険はかなり減らせるよ。やってしまったあとの回復の助けにもなる。
これが「ほとんどの男が通る道」になってるのは、ほとんどの男が鍛えてなくて、自分の体の手入れをしてないから。それだけの話だ。

11. 名無しのReddit住民
親父はべつに、いつも怒ってたわけじゃなかった。そう分かる日が来る。あの家で、電気代がいくらかかるのかを知ってたのが親父ひとりだった。それだけのことなんだよ。

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
まさにそれ。うちの息子(22歳)は結婚して、2週間前に家を出たばかりなんだ。昨日メッセージが来て、2人でスーパーに買い出しに行ったらしい。物の値段に文句を言ったあと、今まで面倒を見てくれてありがとうと礼を言ってきて、最後に「自分がどれだけ食べてたのか、全然分かってなかった」だってさ(笑)。

13. 名無しのReddit住民
だいたい10歳から13歳のあいだのどこかで、思い知らされる。泣いても、世間から返ってくるのはもう同情じゃない。軽蔑なんだ、と。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
自分にその瞬間が来たのは11歳のときだった。
休み時間に、ある子にいきなり顔を殴られた。血が出るほどじゃなかったけど、しっかり痛かった。小学校でずっとそう教わってきたとおり、見守り役の先生のところへ言いに行ったよ。相手を叱るのか、ひと言注意するのか、手を出すんじゃないと言い聞かせるのか。何かはしてくれるだろうと思ってた。
ところが先生は、さげすむような目でこっちを見て言ったんだ。「それで、私にどうしろっていうの? 我慢しなさい」。
あれは実際のパンチよりこたえた。もう誰も自分のことなんか気にかけてくれないんだ、と分かった瞬間だった。女の子が叩かれたら一大事。でも男の子が顔を殴られても、何も起きない。

15. 名無しのReddit住民
どこにでもある、ごく普通のパーカー1枚に、自分でもどうかと思うくらい情が移ってしまうこと。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
バンドのライブで買ったパーカーがあって、自分の中では不動の1位だった。それを当時の彼女が借りていって、なくした。本人たちのライブ会場で手に入れた物だから、思い入れが強かったんだよ。
何年かして、彼女のことは許した。今では妻だ。そこへ、あのバンドが久しぶりにツアーで回ってきた。当然行って、ついにもう1枚手に入れた。
妻はそれも借りていって、なくした。
今、離婚するところだ。

17. 名無しのReddit住民
2019年に、ある女性から「そのシャツいいね」と言われた。今でもそのことを思い出す。答えは以上だ。

18. 名無しのReddit住民
知らない人に何気なくひと言褒められて、「あ、これは向こう5年は忘れないな」と自分で分かってしまう、あれ。
レジの人や知り合いに「そのジャケット、すごく似合ってますね」と言われるとか、髪型を褒められるとか、その程度のことで何週間もいい気分が続く。そしてたいていその瞬間に、頼んでもいないのに誰かに認めてもらうという出来事が、自分の人生からどれだけ消えていたかに気づくんだ。
大人になると、ただ言いたいからというだけで男に優しい言葉をかけてくれる人は、めったにいない。だから何の下心もなくそれを言われると一生覚えてるし、そのジャケットはぼろぼろになるまで着ることになる。

19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
この手の話、Redditでしょっちゅう見かける。あなた自身はもうやってるのかもしれないけど、だったら男同士でもっと気前よく褒め合えばいいんじゃないかな。変えたいなら、まず自分からってやつだよ。

20. 名無しのReddit住民
停めた車の中で、エンジンを切ったまま20分。何の音もしない中、ただ宙を見つめて座ってる。
この習慣がじわじわ身についていくことは、誰も教えてくれない。仕事が嫌いなわけでも、家が嫌なわけでもないんだ。ただ、職場では成果を出さなきゃいけないし、家では、ちゃんとそこにいて、どっしり構えていて、頼れる存在でいることを求められる。
すると運転席が、いつの間にか人生でただひとつ、文字どおり誰からも何も頼まれない場所になる。解決してほしい問題を持ってくる人はいないし、誰かの前で気を張っている必要もない。自分に何の期待もかかっていない緩衝地帯はそこしかないから、座ってひと息ついてるんだよ。

21. 名無しのReddit住民
「サー」って呼ばれるやつな(笑)。メキシコだと、若い人は普段から「ホベン」って呼ばれる。外の店で食事するときなんかもそう。それが老けて見えるようになると、「セニョール」を食らうんだよ。

※ スペイン語の「ホベン(joven)」は「若者」の意味。「セニョール(señor)」は英語のsirやMr.にあたる、大人の男性への敬称。

22. 名無しのReddit住民
最初の子どもが生まれた、その瞬間に悟る。この先20年かそこらは、絶対に死ねない。この子のために何もかも整え終えるまでは。

23. 名無しのReddit住民
父親になる男は、母親がおなかの中の子とのあいだに育てていくような絆を、同じ形では経験してない。世話をしてきた相手は母親のほうで、子どものことは彼女を通して感じてただけだ。だから赤ちゃんが生まれた時点では、本当の絆づくりはやっと始まるところで、出来上がってはいないんだよ。本能は「この小さな生き物のためなら何でもしろ」と言ってくる。でもくたくただし、混乱してるし、パートナーの世話にも集中しなきゃいけないし、たいていは仕事にも行く。
その結果、最初の数日から数週間は、わが子を心の底から愛してるのは間違いないのに、「好き」かと言われると必ずしもそうじゃない、というひどく厄介な状態になる。経験してない人に伝えるのはほぼ無理だし、すべての父親に起きるわけでもない。でも、自分はどこかおかしいんじゃないか、最低の人間なんじゃないかと思えてくる。妻は出産を終えたばかりだ。そんな自分に何の文句があるというのか。まして本人に愚痴なんて言えるわけがない。
母親は産後うつなんかについて、しっかり事前の説明を受ける。それは当然のことだ。男のほうは、心の健康の話ではいつものことだけど、機会が少ないうえに、あっても使わない。

24. 名無しのReddit住民
誰も教えてくれなかった場所から毛が生えてくるのを発見する。耳。鼻筋。背中。いや、なんでだよ?

25. 名無しのReddit住民
「あのとき逃してしまった、たった一人の相手」。いわゆる、いつまでも忘れられない人ってやつだね。

26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
分かる。8年くらい前の子のことを、いまだに考えるよ。付き合ったのはほんの数か月なのに、ずっと残ってるんだ。もう悲しいとかじゃなくてね。寝ようとすると出てくる、ちょっと変な小さい幽霊みたいなもの。

27. 名無しのReddit住民
親とのあいだで、いつか立場がひっくり返る。実質的にはこっちが親で、向こうが子どもになるんだ。悲しいし、怖い時期だよ。でも、自分にできる精一杯のことをしてあげるしかない。親が自分にそうしてくれたのと同じようにね。

28. 名無しのReddit住民
少しずつそうなっていくんだけど、ある日気がつくと、経験があろうがなかろうが、何かを直すとなったら全部自分が呼ばれるようになってる。まあ年月がたてばそれなりに覚えるし、YouTubeみたいなものには、ものすごく助けられてるよ。

29. 名無しのReddit住民
自分の場合は、はっきり「この瞬間」というのがあった。10人ちょっとの人が「父親に頼るような相談ごと」を持ち込む相手が自分で、その自分には、父が亡くなってから頼る先がない。そう思い知ったときだ。
母、兄弟、義理の姉妹、甥や姪、友達、前に雇ってた人たち。要するに「困ったらあいつに電話しよう」の、あいつが自分なんだよ(妻と子どももそうだけど、そっちは当たり前に感じてた)。
今、妻と人生の大きな次の一歩を考えてる。父と話ができたらなあ、と心から思う。

30. 名無しのReddit住民
誰もが、今も昔も、やりながら手探りで覚えてきただけ。それが分かる瞬間がある。自信たっぷりに見えた年上の男たち? あれは、何がうまくいくのかを何年もかけて探ってきた、その積み重ねにすぎない。
で、ある日それが自分の番になる。周りは、頼れる判断やはっきりした答えを求めてこっちを見る。応えられるかもしれないし、応えられないかもしれない。大事なのは、もうそれが自分の役目になった、ってことだ。

まとめ

笑い話として語られていたのは、体と見た目の変化だった。若い女性に年上向けの敬称で呼ばれ、転べば笑われずに心配され、30代のある日に腰を痛め、耳や背中から毛が生えてくる。その隣に、役割が自分に回ってくる話が並ぶ。その場の「ちゃんとした大人」が自分になり、何かが壊れれば呼ばれ、子どもが生まれれば死ねなくなり、やがて親の面倒を見る側に回る。電気代を気にしていた父親の気持ちが分かるのも、同じ立場に立ってからだ。そして、普段は口に出さない話。泣いても同情されなくなった日、気づけば一人もいない友達、何年も覚えている何気ない褒め言葉、エンジンを切った運転席の20分。

どの話にも共通しているのは、「前もって誰も教えてくれなかった」ことと、「気づいたときには、もうそうなっていた」ことだ。ただ、嘆きだけで終わっていないのも面白い。腰を痛めるのは鍛えていないからだ、友達が減るのは自分で招いている面がある、褒められたいならまず男同士で褒め合えばいい、といった指摘も並んでいた。

日本でも、「お兄さん」と呼ばれなくなった日や、家に入る前に車の中でひと息つく時間に、心当たりのある人はいるかもしれない。皆さんには、「これは誰も教えてくれなかった」と思った出来事はありますか?

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