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海外「胃腸炎と言われた3歳の息子が『ママ、ほんとに大好きだよ』…あの瞬間の恐怖は一生忘れない」親の直感が当たった話とは?

ソファでひざの上の小さな息子を見つめる母親 人間関係・恋愛

「理由は説明できないけど、今すぐあの子の様子を見に行かなきゃ」。海外掲示板で、親たちに「子どもに何か起きていると突然強く直感して、それが当たっていた瞬間は?」と尋ねたところ、昼寝中の赤ちゃんをふと見に行ったら息をしていなかった人、午前3時に飛び起きて友達の家まで車を走らせた母親、「心配しすぎ」と言われながら病院に通い続けた人たちの体験談が集まった。遠く離れた場所での「虫の知らせ」のような話もあれば、毎日見ているからこそ気づけた小さな違和感の話もある。なお、病名や治療についての記述は、それぞれの投稿者の記憶にもとづく個人の体験談である。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
うちの赤ちゃんは、ときどき呼吸が止まってた。でも「呼吸が止まる」って、当然ずっと止まってるわけじゃない。止まりっぱなしなら、異常を証明するまでもなく手遅れだからね。何度も病院に連れて行ったけど、着く頃にはいつも普通に息をしてるんだ。
ある日、今度こそ真剣に聞いてもらうと決めて受診した。なのに先生は赤ちゃんを見ようともせず、「若いお母さんはとにかく心配性だから」と繰り返すばかり。ちょっと待って。私はいとこ15人の一番上で、12歳の頃にはもう子守りの「お母さん役」だった。今は30代だし、上に子どもが2人いるんだけど?
そのときだ。肺の弱いうちのちびすけが、先生の目の前で呼吸を止めてくれた。えらいぞ。あれ、これも私の思い込みでしたっけ?
先生はものの数秒で息子をベビーシートから抱き上げて、胸の音を聞いてた。原因は慢性の細気管支炎。「母親の考えすぎ」ではなかったよ。

※ 細気管支炎は、肺の奥の細い気道に炎症が起きる病気。乳児がかかりやすく、ぜーぜーした呼吸や息苦しさが出る。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
これ、反対側の立場で思い出す話がある。救急外来のトリアージで働いてたとき、子どもを2人連れたお母さんが来た。その日の主役の子に機器をつないで、脈や血圧を測り始めた。5〜6歳くらいで、少しぼんやりしてる以外はいたって普通。お母さんはスペイン語で受診の理由を話してくれてて、ビーチがどうとか、きょうだいの男の子がその子に炭酸を飲ませたとか、氷がどうとか、なかなか面白い話だった。スペイン語が苦手な自分は、ついていくのに必死だったよ。
測定の器具を外そうと振り向いたら、その子が青い。しかも秒単位でどんどん青くなっていく。指に酸素の測定器を付けたとき、たぶん変な声が出たんだと思う。同僚も振り返って固まってた。こっちの慌てぶりに気づいたお母さんは、ひざの上の子を見て、英語で大きくひと言。「ちょっと! 息しなさい!」。心配というより、明らかにイラッとした声だった。
子どもは「グハァーッ」と深く息を吸って、すぐに顔色が戻った。お母さんは何事もなかったようにビーチの話を再開。さすがに話を止めてもらって、今のは何なのか、それで連れてきたのかと聞いたら、「いえ、この子はたまにこうなるから、息をしなさいって言ってあげないといけないのよ」。で、またズボンに入った砂の話に戻っていった。
カルテには「トリアージ中に患児が青くなった」と書いた。そこから先は医師の仕事だ。

※ トリアージは、救急外来に来た患者の症状の重さを最初に確かめて、診察の優先順位を決める手順。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
うちの前の小児科の先生も同じだった。「初めての育児で不安になってるだけで、娘さんはどこも悪くないですよ」って。その日はたまたま父親も一緒に診察室にいて、母親だからと軽くあしらうような言い方に抗議したら、先生は謝ってくれて、血液検査の指示をもらって帰れた。で、不思議なことに、遺伝子検査の結果は「お母さんが正しかった」と言ってたよ。

4. 名無しのReddit住民
母から聞いた話。私が友達の家に泊まりに行ってた夜、母は午前3時にいきなり目が覚めて、「あの子に何かあった」と確信したらしい。そのまま車でその家まで来てみたら、私は食中毒になって、トイレでひとり吐いてた。どうして分かったのか、母はいまだに説明できないって言ってる。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
それで思い出した。うちの母は、ある日いきなり学校の事務室に電話してきたんだ。「どの子かは分からないんですが、うちの子の誰かが具合を悪くしてるのは分かるんです。保健室を見てもらえませんか」って。学校はちゃんと確認したうえで、「どのお子さんも元気ですよ」と丁寧に答えた。母は腑に落ちないまま仕事の会議を終えて、家に帰った。そしたら、姉妹の一人がとっくに早退して家にいたんだよ。迎えを頼む電話を、母じゃなくて父にかけてただけだった。
子どもの頃、母はこういうちょっとした超能力みたいなことをよくやってた。大半は、今でも本気で説明がつかない。

6. 名無しのReddit住民
うちの兄弟のいちばん上が、まだ赤ちゃんだった頃の話。母はその子を昼寝させて、遊びに来てた祖母と小声でおしゃべりしてた。しばらくして、なぜか急に「様子を見に行かなきゃ」という気持ちになったらしい。ベビーベッドをのぞくと、顔が青くて、息をしてなかった。
母はその場で心肺蘇生を始めて、祖母の運転で救急外来へ向かった。ところが受付の人は、蘇生を続けてる真っ最中の母にクリップボードを差し出して、用紙に記入するよう言ったんだ。祖母がそれを受け取ったところで、次の患者を呼びに看護師がドアを開けた。母は駆け寄って、赤ちゃんをその男性看護師の腕に押し込んだ。彼は青くなった唇と手をひと目見るなり、あれこれ持ってくるよう周りに叫びながら奥へ走っていったそうだ。
その子は何事もなく育った。それ以来、母は出産前のお祝いに、ほぼ毎回、赤ちゃん用の無呼吸モニターを贈ってる。ちなみに引っ越し祝いは消火器だ。

※ 無呼吸モニターは、眠っている赤ちゃんの呼吸や体の動きを見張り、止まるとアラームで知らせる家庭用の機器。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
ロビーで心肺蘇生をしてる人に書類を渡そうとするなんて、その受付の人はいったい何を考えてたんだ……。
でも消火器のくだりは笑った。お母さんの贈り物って、要するに全部「これ、いつかあなたの命を救うから」なんだね。

8. 名無しのReddit住民
これは、親の直感を信じてくれる医師がどれだけ大事か、という話でもある。6歳の娘が何かのウイルスにやられたみたいで、かなりぐったりしてた。予約なしで診てもらえる診療所に連れて行ったら、「ウイルス性の胃腸炎ですね」と言われて帰された。
翌日、かかりつけの小児科に電話して診てもらった。先生の見立ても同じで、胃腸炎に見えるという。私は「違うんです、何かがおかしいんです」と言った。先生は私を安心させようとしつつ、「念のため採血はしておきましょう」と言ってくれた。
午前4時、検査機関から電話が来た。今すぐ救急外来に連れて行ってください、と。サルモネラ菌が血液の中にまで入り込んでいて、あと24時間もしないうちに臓器が働かなくなるところだったんだ。
私はすぐ慌てるタイプの親じゃない。あの子は3人目の子だ。ただの胃腸炎じゃないことは、はっきり分かってた。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
うちも似た経験がある! 3歳の息子がおなかを痛がって、熱も出てた。病院でも近所の先生にも「ただの胃腸炎だから、数日様子を見て」と言われ続けてたんだ。
ソファで隣に座ってたら、息子が手を伸ばして私の頬に当てて、悲しそうな顔でこっちを見て言った。「ママ? ほんとに大好きだよ」。あの瞬間に襲ってきた恐怖は、一生忘れない。何かが本当におかしい、と思った。
胃腸炎じゃなかった。虫垂炎(盲腸)だった。ようやく真剣に取り合ってもらえた頃には、もうかなり危ない状態でね。緊急手術のあと、大きな街の小児病院に2週間入院した。
怖さが引いたら、今度はものすごく腹が立ってきたよ。

10. 名無しのReddit住民
そこまで深刻な話じゃないんだけど。息子が4歳の誕生日の直前に、ノロウイルスにかかった。それまで吐いたことなんて人生で1回あるかないかの子で、自分に何が起きてるのか分からず、ほんとにかわいそうだった。用意した容器に吐くんだよ、といくら説明しても、あまりに急に来るからどうにもできないんだ。
一番ひどかった夜は、床に敷いたマットレスで一緒に寝た。2人分の着替えを出して、タオルを何枚も重ねて敷いてね。そしたら夜中に少なくとも4回、息子が吐く2秒くらい前に、こっちの目がぱっと覚めたんだよ。ぎりぎりで容器を口元に差し出せて、ひと晩じゅう、着替えもタオルの交換も一度もなし。
で、朝になって「もう出るものも残ってないだろう」と思ったのが間違いだった。揺り椅子で一緒に揺れてたら、数分後、私のシャツの中へ盛大にやられた。残念ながら、私の勘は寝てるときのほうが冴えるらしい。

11. 名無しのReddit住民
娘が生後4か月の頃、ときどきある「顔」をするようになった。恐怖そのものの表情。まばたきしたら見逃すくらい一瞬で、むせるような音も数秒だけする。胸を開く心臓の手術を受けて、数週間たった頃からだった。当時は栄養チューブを使っていたので、消化器科のチームに診てもらっていたけど、何かおかしいと訴えても信じてもらえなかった。
それが毎日続いた。ベビーベッドに寝かせるのが怖くなった日(吐いたものを喉に詰まらせたら?)、救急外来に連れて行った。そこでも「異常なし」。当時の夫にまで、どうかしてると思われてた。
読書会で、友達に「もう限界」と泣きながらこぼした。すると彼女は、自分の子が難しい状況だったときに助けてくれた小児科の先生を紹介してくれた。複雑な病気を抱えた子が、医療という大きな機械の中で身動きが取れなくなっているとき、そこから抜け出させるのがその先生の特技なんだ、って。その夜にメールを送ったら、翌朝には返事が来た。
結論から言うと、私は正しかった! 先生は、すぐ直せる原因をひと目で見抜いた。消化器科に指示されたミルクの量が、娘の小さな胃には多すぎたんだ。行き場のない分が上がってくるしかなくて、娘は実際にむせてた。消化器科は「胃酸の逆流」だと言い続けてたのに、本当に胃酸の逆流なのかを確かめる、ごく簡単で安い基本の検査をしてなかった。問題は24時間以内に解決。あのチームにはいまだに腹が立ってるし、あの小児科の先生は聖人に認定したい。

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
それで、その消化器科のチームには結果を伝えに行った? あの人たちこそ、この話を聞いておく必要があると思う。

13. 名無しのReddit住民
母が大学院生だった頃の話。自分の車をいじってる最中に、工業用の薬品か何かを手にこぼして、かなりひどい化学やけどになった。家に駆け込んで洗い流そうとしたけど、どうにもならない。救急車を呼ぼうと電話に向かったら、その電話が鳴った。
かけてきたのは、国を半分横断するくらい離れた所に住んでる祖母。あんたは大丈夫なのか、車で事故に遭ったとか、車に何かあったとかじゃないのか、と聞いてきたそうだ。母は早く病院に行きたい一心で、何もないと大嘘をついて電話を切ろうとした。すると祖母は「分かった。でも今日は車に近づいちゃだめよ。何か悪いことが起きるって分かるの。理由は説明できないけど、そう感じるのよ」。
母は基本的に迷信を信じない人だ。ただ、自分の母親が絡むことだけは例外にしてる。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
うちの祖母も、私のことで同じことをやった。母に電話してきて「あの子は今どこにいるの」。ついさっき友達と出かけたと母が答えると、祖母は、あの子は車の事故に遭う、家にいるよう言うために電話したんだ、と言ったらしい。
案の定その夜、スピードを出しすぎてた友達がカーブで運転を誤って、車は何回転も横転した。全員助かって、病院に行ったのは1人だけ。その子も脳しんとうで済んだ。母は祖母との電話を切ったあと、必ずかかってくるはずの私からの連絡を、電話のそばで待ってたそうだ。明るくなってから車を見た母は泣いてた。あまりにぺしゃんこで、あれで私たちが無事だったのが信じられなかったって。

15. 名無しのReddit住民
海で、10代の娘が首をちょっと横にかしげるようにして、そのまま水の中に沈むのが見えた。なんだか変な感じがして、とにかく全速力で娘のところへ飛んでいった。
けいれん発作を起こしてたんだ。体を震わせてる娘を、岸まで引きずり上げた。今は元気にしてる。異変を知らせてくれたのは、ほんのわずかな首の角度だけだった。

16. 名無しのReddit住民
うちは、最初の子が生まれるまさにその最中だった。妻は陣痛が長引いて、ついに根負けして硬膜外麻酔を入れてもらった。数時間はゆっくりながら順調。最初の麻酔が切れてきた頃、麻酔科医が来て2回目を入れ、会釈もそこそこに足早に出ていった。ちょうど、ひと晩付き添ってくれた看護師さんが帰る時間で、新しい看護師さん2人が入ってきたところだった。
2回目の麻酔から5分ほどして、妻の様子がおかしくなった。苦しそうで、何か言おうとしてるのに声にならない。看護師さんたちに伝えたけど、静かにするよう言われただけだった。初めての出産で父親が動転してるだけ、これもお産の一部だと分かってない、という扱いだ。
だから怒鳴った。「何かおかしい、先生を呼んでくれ!」って。その声が分娩棟のドアの向こうまで届いて、帰りかけてた最初の看護師さんが引き返してきた。彼女は部屋に入るなり異変に気づいて、ためらいもせず医師を呼んでくれた。そこから緊急帝王切開まで、たぶん5分くらいだ。
息子は、へその緒が首に二重に巻きついてた。そのうえ2回目の麻酔が下ではなく上のほうへ回って、妻は呼吸に関わるところまでしびれ始めて、息ができないと感じてたんだ。それを知ったのは、麻酔科医が自分のミスだと直接謝りに来たときだった。
もう17年前の話で、妻も息子も元気にしてる。新しい看護師さん2人も悪い人じゃなく、来たばかりで状況をつかめてなかっただけだ。ただ、話すことも息をすることもままならない妻の、混乱と恐怖の入り混じったあの顔は一生忘れない。言えるのは、自分の直感を信じて、騒ぐのを怖がるな、ってこと。

※ 硬膜外麻酔は、背中から細い管を入れて麻酔薬を注入し、お産の痛みを和らげる方法。いわゆる無痛分娩で使われる。

17. 名無しのReddit住民
自分はダイニングで食事中で、当時5歳くらいだった息子は自分の部屋で食べてた。なぜか急に席を立って、息子の部屋に行ったんだ。そしたら、喉に食べ物を詰まらせてた。ハイムリック法でおなかを突き上げたら、ソーセージのかけらが勢いよく飛び出した。息子はそのあとケロッとしてたけど、自分の部屋で食べることは二度と許されなかったね。何が自分を立ち上がらせたのかは分からない。でも、立ってよかった。

※ ハイムリック法は、喉に物を詰まらせた人のおなかを後ろから抱えて突き上げ、吐き出させる応急手当。

18. 名無しのReddit住民
娘たちが生後8か月と3歳半だった頃。私が部屋の反対側でミシンをかけてる間、2人は裁縫台の下でおとなしく遊んでた。それが突然、2人そろって妙に静かになったんだ。見に行ったら、下の子が喉に何かを詰まらせてて、なんとか取り出せた。

19. 名無しのReddit住民
2人目が生まれる前、主治医に「何かがおかしいって、私には分かるんです」と伝えた。検査では何も見つからなかった。でも先生は要するに、「母親の直感は、一部の検査よりも信用してる」と言って、とても細かく経過を見てくれたんだ。
予定日になって、様子がおかしくなった。夫に病院まで送ってもらったら(送ってもらうのはこれで3回目だった)、赤ちゃんの心拍がぐっと落ちてた。ほかのことをする時間は一切なく、緊急帝王切開。胎盤がはがれ始めてたんだ。24時間後には、娘が髄膜炎にかかっていることも分かった。
その娘も今は44歳。健康で、頭もいいよ。

20. 名無しのReddit住民
1歳の娘を小児科に連れて行ったら、先生は「私には、どこも問題ないように見えるけどね」。この先生は聖人みたいな人で、私自身も子どもの頃に診てもらってた。うちの母は、地元の病院の小児病棟で、この先生と組む夜勤の看護師だった。
私は言った。「いいえ、目の感じがいつもと違うんです。この子はどこか悪いんです」。先生は私の言葉をそのまま信じて、山ほど検査をしてくれた。結果は「ひどい感染症を起こしてる。耳も鼻もきれいに見えるけど、何かに対して抗生物質が必要なのは確かだ」。
あとになって、娘が話せる年になってから分かった。あの子がかかってたのは溶連菌によるのどの炎症で、のどは見た目には何ともないのに、本人は痛いと言うんだ。

21. 名無しのReddit住民
自分に子どもはいないけど、ひいおばあちゃんと祖母に、それぞれ話がある。
ひとつめ。ひいおばあちゃんが昼寝をしてたときのこと。息子(自分から見ると大おじ)は、朝鮮戦争のさなかの朝鮮半島にいた。ひいおばあちゃんは突然、「フランキー、そこから逃げて!」と叫びながら飛び起きた。息子の部隊が待ち伏せに遭う夢を見たんだ。あとで分かったのは、大おじが実際に、部隊を率いて待ち伏せから離れていたこと。母親に「そこから逃げろ」と怒鳴られる夢を見て、彼のほうも慌てて飛び起きたからだという。部隊は全員助かったそうだ。
ふたつめ。うちの母が赤ちゃんで、祖父母のベッドの足元に置いたゆりかごで寝てた頃。祖父は海軍にいて、どこかの潜水艦の中。家には祖母と、ゆりかごの母しかいなかった。眠ってた祖母は、「ジーナ、起きて!」と怒鳴る声で目を覚ました。跳ね起きてすぐ母を見ると、息をしてない。背中を叩いたら、母は大きな痰のかたまりを吐き出した。クループにかかってたんだ。祖母が目を覚まさなかったら、母は助からなかったと思う。

※ クループは、のどの奥が腫れて空気の通り道が狭くなる、子どもに多い病気。犬の鳴き声のような咳や息苦しさが出る。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
あなたの家系には、とんでもなく強力な守りの魔法がかかってるね。かっこいい! 普段こんなことは言わないんだけど、あなたは頭の中の声に従ったほうがいいと思う。

23. 名無しのReddit住民
水を差すようで悪いんだけど、うちの母は「嫌な予感がする」が口ぐせで、年がら年中電話してくる。当たったのは、自分が自転車で転んで腕を折ったときの1回きりだ。外れた予感は誰も覚えてなくて、当たった1回だけが語り継がれてる、という面もあると思うんだよね。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
それはその通りだと思う。でも、外れたときに失うのは電話1本ぶんの時間だけで、当たったときに失うかもしれないものとは比べられない。自分も子どもができてからは、笑われてもいいから確認する側になったよ。

25. 名無しのReddit住民
一番上の子が生後4か月のときに、不思議な体験をした。息子には軽い脳性まひがあって、筋力がかなり弱かった。寝返りはできるけど、自分でお座りの姿勢にはまだなれない、という頃だ。
その日は、1.5メートルほど後ろに敷いた毛布の上にあの子を寝かせて、私は流しで食器を洗ってた。そこへ突然、とてつもなく危ないという感覚が襲ってきた。頭で考えるより先に体が振り向いて、足が勝手に動いてた。もぬけの殻になった毛布の横を通り過ぎ、リビングを抜けて、地下室へ下りる階段の上へ。
あの子は満面の笑みで私を見上げた。そしてまさにその瞬間、急な階段を頭から落ちていくところだった。下は地下室のコンクリートの床だ。両足が宙に跳ね上がったところを、私は手すり越しに身を乗り出して、右の足首をつかんだ。あと1秒遅かったら間に合わなかった。
あの子はその朝、あまり動かない足を引きずりながら、腕だけで前に進むことを覚えたばかりだったんだ。体が勝手に進んでる間、いったい私は何をしてるんだろうと思ってたのを覚えてる。それでも、別の方向へ行こうとは一度も考えなかった。

26. 名無しのReddit住民
娘が2歳半で、保育園に通い始めたばかりの頃。家で仕事をしてたら、突然部屋の明かりがちらついて、娘が一瞬泣く声が聞こえた。ちょうど夫とメッセージのやり取りをしてたから、「今、変なことがあった」と伝えたよ。
数分後、気がつくと家の電話を手に取って、じっと見つめてた。保育園に電話したくてたまらない。でも、そんなことをしたら変に思われる(一度もかけたことなんてなかったし)と、自分を止めてたんだ。
その手の中で電話が鳴って、飛び上がるほど驚いた。保育園からだった。娘さんが転んで頭を強く打ちました、ほんの数分前のことで、本人は大丈夫ですがお知らせしておきます、って。つまり、明かりがちらついて泣き声が聞こえた、あのときに起きてたことになる。ぞくっとしたよ。

27. 名無しのReddit住民
息子が7歳のとき、なんとなく様子がおかしくなった。機嫌が悪いというほどでもないけど、どこか調子が出ない感じ。学年末が近かったから、早く学校が終わってほしくて落ち着かないんだろうと思ってた。
急におねしょもするようになった。夜中に起きて、洗濯室をトイレと間違えて入っていくこともあった。とはいえ、水分をたくさん取ってたし、暑い夏の始まりだったしね。
ある深夜、急に始まったおねしょについて検索してて、小児糖尿病の研究財団のページを一度は素通りした。でも何かが引っかかって、戻って読んでみたら、頭の中で次々に明かりが点いていった。
2階へ駆け上がって、5年前、娘を妊娠してたときに少しだけ使った血糖測定器を探した。ありがたいことに試験紙も残ってた。眠ってる息子の部屋で血糖値を測ったら、表示は「HI」。なにしろ5年も引き出しに入ってた機械だから、針を替えて自分でも測ってみた。「99」。もう一度息子を測る。「HI」。
すぐ救急外来に連れて行った。病院の機器では、血糖値は800を超えてた。診断は1型糖尿病。
お母さんたち(お父さんたちも)、自分の直感を信じて。表面上は、そこまでするほど深刻に見えなくてもね。

※ 数値の単位はmg/dL。家庭用の血糖測定器は、測れる上限を超えると「HI」と表示する。投稿者自身の「99」は正常の範囲。

28. 名無しのReddit住民(>>27への返信)
うちの子も同じ診断だった。お菓子がずらっと並ぶ結婚式に出たあと、どうも様子が変でね。トイレの回数が増えてるのにも気づいてた。もともと尿路の感染症をよく起こす子だから、それ自体はそこまで珍しくない。でも、今回は違うという気がしてならなかったんだ。受診して出た診断が1型糖尿病。病院で会った医師も看護師もほぼ全員が、ずいぶん早い段階で気づきましたねと言ってた。まだ具合が悪くなる前だったんだよ。

29. 名無しのReddit住民
1歳半の息子が、足に体重をかけなくなった。機嫌はいいし、食欲も普通。でも何かが「変」だった。病院でいくつか検査をしても何も出ず、48時間後にまた来て追加の検査を、と言われた。48時間後に行ったら帰された。翌日また行っても帰された。さらにもう一度行ったら、もう来ないでいいと言われたうえに、必要もないのに痛くて負担の大きい検査を求める親のほうが気になる、という意味のことまで言われた。
それで、かかりつけ医のところへ連れて行って、「頭がおかしいと思われても構いません、この子はどこか悪いんです」と訴えた。分かったのは、ひざの関節が細菌に感染していたこと。6時間の手術と、抗生物質の点滴で2週間の入院になった。脚を失わずに済んだのも、そもそも命が助かったのも、運がよかったんだ。
クイーンズランド州には、話を聞いてもらえないと感じた親が発動を求められる「ライアンズ・ルール」がある。ほかの地域では名前が違ったり、そもそも無かったりするけど、子どものことを一番よく知ってるのは親だよ。無視されてると感じても、何かおかしいと思うなら、訴えるのをやめないで。

※ ライアンズ・ルールは、オーストラリア・クイーンズランド州の公立病院にある仕組み。入院中の患者の容体が悪くなっている、または思うように良くなっていないのに、不安を聞いてもらえないとき、患者や家族が上級の医療スタッフによる再評価を求められる。

30. 名無しのReddit住民
家族で初めての国へ、飛行機に乗って旅行に行ったときの話。兄弟のひとりは家に残ってた。両親と自分の3人で、アイルランドの小さな町の道を歩いてたら、母が急に言い出した。「息子に電話しなきゃ。今すぐ」。そのまま電話ボックスに直行して、国際電話をかけたんだ(当時はものすごく高かった!)。電話に出た彼は、たった今、車をぶつけたところだと言った。けがはなかったけど、車はめちゃくちゃ。母の勘には、家族みんなで感心するしかなかったよ。

まとめ

集まった体験談は、大きく3つに分けられる。1つめは、離れた場所にいる子の異変をなぜか察した「虫の知らせ」のような話。2つめは、首のわずかな角度、不自然な静けさ、いつもと違う目の感じといった、そばにいる人にしか分からない違和感に、体のほうが先に動いた話。3つめは、「心配しすぎ」と言われても引き下がらず、検査までたどり着いた話だ。

3つめは医師への不満一色ではなかった。「母親の直感は、一部の検査よりも信用している」と言った主治医や、同じ見立てでも念のため採血をした小児科医のように、親の言葉を手がかりにしてくれた医療者への感謝も並んでいる。毎日その子を見ている人の「いつもと違う」は、検査の数値では拾えない情報になりうる、というのが多くの話に共通していた。もっとも、外れた予感は記憶に残りにくい。それでも「確認して何もなければ、それでいい」と考える親が多いのだろう。

日本にも「親の勘」「虫の知らせ」という言葉がある。皆さんは、理由は分からないけれど「なぜか分かった」という経験はありますか?

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