「男性が着ていると一気に冷める服は?」──海外の掲示板で女性たちに聞いたところ、返ってきたのは服そのものより「その服を選ぶ人がどう見えてしまうか」の話ばかりだった。プリント入りのTシャツ、素足に革靴、足の指が分かれた靴。一方で男性陣は「俺の私服は今回も無傷だった」と胸をなでおろしていて、そっちのやり取りのほうが盛り上がっている。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
諸君、このスレに狼のプリントTシャツが一件も挙がってないことに気づいたか。何百件も答えが並んでるのに、あれだけ誰にも触れられてない。つまり我々は許されたということだ。今夜は安心して眠れる。
※ 満月に向かって狼が吠えている柄のTシャツ。米大手通販サイトのレビュー欄がふざけた絶賛コメントで埋まったことから、英語圏では「ダサTの代名詞」として一種の伝説になっている定番アイテム。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ただし狼は3匹じゃないとダメだからな。2匹でも4匹でもなく、きっちり3匹。そこを外すと途端に台無しになるから、買うときは必ず頭数を数えてから会計に行くこと。
3. 名無しのReddit住民
カーゴショーツはこの手のスレで毎回きっちり叩かれるんだけど、いまだに誰一人として代案を出してくれないんだよな。財布も鍵も日焼け止めも全部入って、夏でも涼しい。同じ機能を持った短パンを教えてくれたら今すぐ乗り換えるから、本当に誰か頼む。
※ カーゴショーツ=腿の横に大きなポケットが付いた膝丈の短パン。英語圏では長らく「おしゃれを諦めた既婚男性の制服」としてネタにされ続けてきた。
4. 名無しのReddit住民
プリントされてる文言がとにかく下品なTシャツ。しかも本人が一番ウケてる顔で着てるのが致命的で、隣を歩いてるこっちが店員さんに謝りたくなる。あれを一枚でも持ってる時点で、その先の会話はもう始まらない。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
コンサート会場で、たぶん娘さんと一緒に来てたお父さんがとんでもない文言のTシャツを着てて、いまだに思い出すたびに他人の家庭を心配してしまう。子どもの前で声に出して読めない服は、家を出る前に一度考えてほしい。
6. 名無しのReddit住民
ジョーツが一件も出てないな。ついでにクロックスもサスペンダーも誰にも名指しされてない。ということは、俺のクローゼットは今日も全品無事ということでいいんだよな。
※ ジョーツ(jorts)=ジーンズ(jeans)+ショーツ(shorts)の合成語で、デニムを膝上で切った短パンのこと。英語圏ではおじさんっぽさの象徴として定番のネタになっている。
7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
それを聞いてオーストラリアは今夜ぐっすり眠れるだろうな。あそこは国民の半分がデニムの短パンにサンダルで生活してるようなものだから、名指しされてたら国が傾いてた。
8. 名無しのReddit住民
値段だけがとにかく高い、いわゆるステータス品全般。足に張り付く靴下みたいなハイブランドのスニーカーとか、履いてる本人は最先端のつもりでも、こっちからは値札を見せびらかしたいだけの人にしか見えないんだよね。
※ バレンシアガの靴下型スニーカーなど。足首まで生地が一体化した独特の形で、十万円前後の価格帯のものも珍しくない。
9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
あのブランド、実は壮大なドッキリか前衛芸術の一種なんじゃないかと本気で疑ってる。毎シーズン「これでも買う人いますか?」って顔した服を出してきて、しかも実際に売れてるのが一番こわい。
10. 名無しのReddit住民
例のマッチョ論をひたすら語ってたインフルエンサーが逮捕されたとき、あの人が着てた紫の光沢シャツ。あれだけ男らしさを説き続けた人間の勝負服がそれなのかと、映像を見ながら本気で混乱した。
※ 欧米のSNSで「男らしさ」を説くタイプのインフルエンサーが連行される映像が拡散し、着ていた光沢のある紫のブラウスが服装として散々いじられた一件。
11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
あれ、うちの母が全く同じものを持ってる。よそ行き用の一張羅として、クローゼットの一番いい場所に大事にかけてあるやつ。おかげであの映像、うちの実家では別の意味で盛り上がった。
12. 名無しのReddit住民
まあ正直に言うと、紫のサテンシャツ自体は男の人が着ていいと思うよ。似合う人は普通に似合うし、服の趣味だけで人格を採点するのはやっぱり違う。あの人が笑われてるのは服じゃなくて、あれだけ男らしさを語っておいてっていう落差のほうでしょ。
13. 名無しのReddit住民
「群れには従わない」「俺は容赦しない」みたいな格言と、ドクロや狼やライオンや銃のイラストが全部合体してるやつ。強そうな要素を全部乗せにした結果、いちばん弱そうに見えてしまうのが本当に不思議なんだよね。
※ 米マーベルのキャラクター「パニッシャー」のドクロマークなどが定番。作品本来の文脈からは切り離され、強さアピールの記号としてだけ消費されている。
14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
おばあちゃん4人組のドラマ『ゴールデン・ガールズ』のイラストの下に、でかい書体で「Thug Life(悪党人生)」って入ってるTシャツを持ってるんだけど、これはセーフということでいい?15. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
救急救命士をやってるけど、ああいう「俺は強い」系のシャツを着てる人ほど点滴の針で顔が真っ白になる。逆に小柄なおばあちゃんは、こっちが失敗しても「大丈夫よ、もう一回やってごらん」って眉ひとつ動かさない。あれには何度見ても勝てる気がしない。
※ 『ゴールデン・ガールズ』=1980年代の米国の人気コメディドラマ。上品な高齢女性4人が主人公で、いかつい標語との落差そのものがネタになっている。
16. 名無しのReddit住民
足の指が5本に分かれてる、素足そっくりのシューズ。歩いてるところを見かけると視線をどこに置けばいいのか分からなくなって、こっちが挙動不審になってしまう。
※ 五本指シューズ。裸足に近い感覚で歩けるとして一部に根強い愛用者がいるが、見た目のインパクトが強く賛否が割れやすい。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
義理の兄弟がまさにそれを履いてて、会うたびに視線が足元に吸い寄せられる。しかも絶対に触れちゃいけないんだ。ひとこと聞いた瞬間、人間の足の骨格と現代の靴がいかに間違っているかの講義が一時間始まるから。
18. 名無しのReddit住民
ジムに通ってる人が着てる、脇の穴が裾の近くまで裂けてるタンクトップ。もう前後に布が一枚ずつぶら下がってるだけで、これは服として成立してるのか毎回考えさせられる。
19. 名無しのReddit住民(>>18への返信)
白状すると、私はあれけっこう好きなんだよね。ただし家の中かジムの中に限る。デートとかスーパーの買い物にその格好で来られたら一気に冷める。形の問題じゃなくて場所の問題だと思ってる。
20. 名無しのReddit住民
恋愛リアリティ番組のインタビューで男性陣が履いてる、あの丈の短いぴちぴちのスラックスに素足の革靴という組み合わせ。全員が同じスタイリストに捕まったみたいで、見ていてだんだん怖くなってくる。
21. 名無しのReddit住民
43歳のおじさんだけど、若い子が革靴を素足で履くのだけは本当に理解できない。汗はどこへ行ってるんだ。革の内側で何が起きてるんだ。靴下って場面ごとに種類が用意されてるのにも、ちゃんと理由があるんだよ。
22. 名無しのReddit住民
裁判所で順番待ちしてたときの話。前の席の男が法廷でグミを食べながら、担当の女性弁護士の肩を朝からずっと叩いて「なあ、俺の番を先にできない? できない?」って言い続けてた。しかもその日に選んだ服が、いかついギャング風の書体で「女は信用するな」とプリントされた、絵柄も相当きわどいTシャツ。年配の女性裁判官がその様子を最初から最後まで黙って見てて、最後にこてんぱんに叱ったうえで拘置所送りにした瞬間は一生忘れない。
23. 名無しのReddit住民
裁判所に着ていく服が分かってない人、本当に多いよね。今起きましたみたいなジャージ短パンにサンダルで来る男の人もいれば、これから遊びに行くのって服装の女の人もいる。見た目は普通に判断材料になるのに、なぜかそこだけ油断してる。
24. 名無しのReddit住民
2000年代後半に流行った、タトゥーみたいな柄が全面にびっしり入ったブランドのシャツ。ラインストーンまで光ってるやつ。今も着てる人を見かけると、時間が止まってるのか一周回って狙ってるのか判別がつかなくて、しばらく考え込んでしまう。
※ Ed Hardy(エド・ハーディ)や Affliction(アフリクション)など。頭蓋骨・薔薇・トライバル柄をぎっしり配した派手なプリントで、2000年代後半の欧米で大流行した。
25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
この前そのブランドのバッグが店頭に並んでるのを見て目を疑った。まさか復活してるとは思わなかったよ。あれが本当に戻ってくるなら、叔母が物置にしまい込んでるブーツも引っ張り出してあげたほうがいいのかもしれない。
26. 名無しのReddit住民
お尻のポケットにラメの刺繍がびっしり入った、色落ち加工のブーツカットジーンズ。あとメッシュキャップも無理で、前の面だけが妙に高く突っ立ってるあの形は結局なんなんだろう。脱いだあとにおでこへくっきり跡が残るのも込みで無理。つばの狭い中折れ帽と、顔の横に巻き付くタイプのサングラスも同じ棚に置いてる。
27. 名無しのReddit住民
カメラが内蔵されてるメガネ。あれをかけてる人と同じ空間にいたくない。今こっちを撮ってるのか撮ってないのか一生分からないまま雑談を続けるの、単純にしんどいんだよ。
28. 名無しのReddit住民
頭のてっぺんから足の先まで全身迷彩。森の中ならまだ分かるけど、スーパーの駐車場でやられると顔だけが宙に浮いてるみたいに見える。隠れたいのか目立ちたいのか、どっちなんだ。
29. 名無しのReddit住民
2回目のデートにゴルフ用のポロシャツを着ていって、危うく振られるところだった。助かったのは彼女のお父さんが毎週末まったく同じ格好をしてたからで、あの日ばかりは会ったこともない義父候補に本気で感謝した。
30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
つまり今はお父さんと付き合ってるってこと? それはもう大出世じゃないか。服の趣味で彼女に振られかけた男が、その趣味を共有する義父候補に救われるという流れ、あまりにも出来すぎてて好きだよ。
まとめ
並んだ答えを眺めていると、嫌われているのは服そのものというより「その服で何を主張しようとしているか」だと分かってくる。強そうな柄を全部乗せにしたシャツも、値札の見えるハイブランドも、下品な文言のプリントも、共通しているのは着ている本人が何かを声高に宣言している点だ。逆に、ジョーツやカーゴショーツのように「便利だから着てるだけ」の服は、ダサいと言われながらも決定的に嫌われてはいない。おしゃれかどうかより、服が本人より大きな声で喋っているかどうかが分かれ目らしい。それでも「私はむしろ好き」「場所さえ選べばいい」という声もちゃんと混ざっていて、結局は絶対的な正解などないというのが救いでもある。皆さんは、これだけは無理という服はありますか?


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