ドイツで「病欠を取るには初日から医師の診断書が必要」という案が持ち上がり、r/AskRedditが大炎上。「医者がパンクする」「かえって病人が職場に来る」という反対の声から、「うちの国じゃ昔からそれが普通だけど?」という各国民の困惑まで、労働文化のズレが一気に噴き出した。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
イギリスの話だけど、うちの医者はもう仕事量が完全に限界を超えてる。この上さらに「病欠のたびに診断書を出せ」なんてやられたら、いったい誰がその膨大な事務仕事をさばくんだ?ただでさえ予約が取れないのに、現場の悲鳴が聞こえてないだろ。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
まさにそれ。イギリスじゃGPの予約は下手すりゃ1週間待ち。つまり病気になる1週間前に予約を入れとけってか(笑)。診断書ほしいだけの人で診療所が埋まって、本当に診てほしい人が後回しになる未来しか見えないよ。
※ GP=General Practitioner。イギリスの「かかりつけ医」で、まず地域のGPを受診し、必要なら専門医を紹介される仕組み。予約が数日〜数週間先になることも珍しくない。
3. 名無しのReddit住民
どうせ現場を知らない政治家が、机の上だけで書いた法案だろ。診断書が要るだけの軽症の人で病院があふれて、本当に重い人がもっと診てもらえなくなる。賛成票を入れた議員は、議会を休むたびに毎回診断書を提出してみろって話だよ。
4. 名無しのReddit住民
一応補足しておくと、今までは3日間の猶予があったんだ。3日までは電話一本で休めて、それより長く休むときだけ診断書が要った。それを「初日から出せ」に変えようとしてる。これで国民がもっと働くようになると本気で思ってるらしいから頭が痛い。
※ ドイツの病欠診断書は「Krankschreibung(クランクシュライブング)」と呼ばれる。従来は連続3日までは自己申告でOKで、4日目以降に診断書が必要だった。今回はこれを初日から義務化する案で、まだ法律として成立はしていない。
5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
で、現実はどうなるかっていうと、医者は「じゃあ1週間まるごと休みね」って診断書を切るんだよ。何度も来られたら待合室がパンクするからね。結局、初日から働かせるどころか休む期間が延びるっていうオチが待ってる。
6. 名無しのReddit住民
医療システムの金と時間の無駄でしかない。だいたい、診断書をもらうためだけに具合の悪い人が全員病院の待合室に集まったら、そこで何人が新しくうつされて増えると思ってるんだ?本末転倒もいいところだよ。
7. 名無しのReddit住民
そもそも、体調を崩したまさにその日に、どうやって診察の予約を取れっていうんだ?熱で寝込んでる朝に電話して「今日の枠ありますか?」で通ると思ってるあたり、もう完全に現実離れしてるよ。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
オランダだと診断書は基本不要なんだけど、たまに人事が欲しがるんだよね。でもうちの医者は診断書なんて絶対に書かない主義でさ。結局、死ぬほど具合が悪いまま出社して、同僚に「帰れ」って追い返されるのが恒例行事になってる。
9. 名無しのReddit住民
北米の賃金奴隷、椅子から転げ落ちて大爆笑してるわ……いや、笑えないんだけどさ。そもそも有給の病欠があって、診断書さえ出せば守られるっていう前提がもう羨ましすぎる。こっちは休んだら休んだ分だけ、まるっと給料が消える世界だからな。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
アメリカの現実な。鼻から血が出てようが、診断書がなけりゃ即クビ。一晩で1メートル雪が積もって高速が除雪されてなくても、5分遅刻したら解雇。スノーモービルでも使って来いってか。この地獄に祝福あれ、だよ。
11. 名無しのReddit住民
えっ……それって君らの国じゃ普通じゃなかったの??こっちは病欠に診断書が要るのが当たり前すぎて、逆にドイツが今まで自己申告だけで休めてたことのほうに驚いてるんだけど。国が違うと前提から全然ちがうんだな。
12. 名無しのReddit住民
このスレで初めて知ったわ。ヨーロッパでも診断書なしで病欠が取れる国があるのか。てっきりどこの国も診断書は必須なんだと思い込んでた。同じEUでもこんなに違うんだな、と勉強になった。
13. 名無しのReddit住民
風邪をひく、でも医者にかかるほどじゃない、けど診断書がないと休めないから結局出社する、そしてオフィス全体にばらまく——この流れが手に取るように見える。感染を広げたいのか防ぎたいのか、どっちなんだよって話。
14. 名無しのReddit住民
フランス人だけど、君らそもそも病欠に診断書が要らなかったの?こっちはとっくにそれが普通。正直かなり過保護だし、軽い病気にはめちゃくちゃ不便だよ。当日に予約なんてまず取れないのに、39度の熱で出勤するわけにもいかない。ドイツ、悪いこと言わないから真似するな。
15. 名無しのReddit住民
イタリアじゃ大昔からこの制度だよ。しかも診断書はその日のうちに取らなきゃいけないから、患者にとっても医者にとっても地味に面倒。まあ仮病でサボる人を減らす効果は多少あるのかもしれないけど、正直しんどいのは間違いない。
16. 名無しのReddit住民
医者の立場から言わせてもらうと、これは純粋に地獄だ。ちょっと具合が悪いだけで1〜2日休めば治る患者を、大量に診るはめになる。しかもこっちだって「はい、今すぐ職場に戻っていいですよ」なんて口が裂けても言えない。結局みんなに2〜3日の休養を出すことになる。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
それな。だから逆に休む期間が延びるんだよ。本来なら1〜2日で職場に戻れる軽症でも、医者が「週末までゆっくり休んで」って書いちゃうからね。狙いと真逆の効果になってて、もう笑うしかない。
18. 名無しのReddit住民
スペインじゃ何十年も前からこれが当たり前で、今さら話題になること自体が不思議な感じ。だから正直、ドイツ人がここまで大騒ぎしてるのを見ると「え、今まで診断書なしで休めてたの?」って、こっちのほうが逆にびっくりするよ。
19. 名無しのReddit住民
要するに、労働者階級を見下してる政治家が主導してるってことだよ。「国民が怠けてるから経済が落ちてる」みたいな理屈で、働きすぎて体を壊してる現実をまったく見ていない。これで右派に票が流れるのを不思議がってるんだから、もう救えないよ。
※ 記事のドイツ首相はフリードリヒ・メルツ氏(保守政党CDU)。この案には与党内からも「病気の初日に全員を病院へ行かせるのが目的であってはならない」と疑問の声が上がっており、このまま成立しない可能性も指摘されている。
20. 名無しのReddit住民
ベルギーじゃ昔からこれが普通だったよ。コロナ以降、3日までは診断書なしで休める仕組みが入った。医者の負担を軽くするためにね。個人的には診断書を求める新ルール自体は悪くないと思ってる。ただ雇用主はもう「みんな制度を悪用する」って文句を言い始めてるけどね。
21. 名無しのReddit住民
よし、じゃあ嫌がらせみたいに従ってやろうじゃないか。喜んで出社して、上司の目の前で吐くなり、鼻水を盛大に飛ばすなりしてやるよ。診断書が要るっていうなら、感染源として最大限に貢献してあげようって話。それが望みなんだろ?
22. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
いや、雇用主が「悪用する」って言うのはズルいだろ。そもそも本当に具合が悪い人まで疑われて、証明のためだけに病院へ行かされるのが理不尽なんだって。制度を悪用する一部のせいで、全員がまとめて罰を受ける構図だよ。
23. 名無しのReddit住民
オーストラリアも昔からこれがあったけど、今はだいぶ緩くなって「自己申告書(stat dec)」でOKになった。そもそも聞いてこない雇用主も多い。菌をまき散らさないために休むだけなのに、わざわざ医者に行かせるのは無駄な受診を増やすだけ。診察費の大半を税金で負担してるのに、丸損だよ。
※ stat dec=statutory declaration(法定宣誓書)。「本当に体調不良だった」と本人が署名して申告する書類で、医師の診断書の代わりに使える。オーストラリアなどで採用されている。
24. 名無しのReddit住民
シンガポールがまさにこれ。医療システム自体は優秀なんだけど、これのせいで壊れかけてる。GPは働きづめで、患者を機械的にさばいて「はい次」ってノルマをこなすだけ。最近は「電話で具合が悪いって言うだけで診断書がメールで届く」5秒診療サービスが問題になって、規制が入ったばかりだよ。
※ シンガポールでは病欠に「MC(Medical Certificate=医療証明書)」が必要。近年はオンライン診療で手軽にMCを発行するサービスが乱立し、乱発が社会問題化していた。
25. 名無しのReddit住民
ブリティッシュコロンビア州の救急看護師だけど、うちの医療機関には定型の手紙があってさ。要は「診断書を要求するのは医療従事者全員の時間の無駄だから、そんな方針はさっさと引っ込めろ」って内容。トリアージ担当の私が日付とサインを入れて患者に渡すんだ。この手紙、もう何年も出回ってて、雇用主の間でも有名だよ。
26. 名無しのReddit住民
アメリカの、少なくともうちの職場は、病欠をメンタルヘルスの休養日として使うのもアリなんだ。診断書もいらない。上司にわざとらしく咳き込みながら電話して、病院で診断書をもらってくる茶番が要らないんだよ。ヨーロッパのほうが労働者を大事にする印象だったから、これが本当のドイツの法案なら正直かなり意外だ。
27. 名無しのReddit住民
数日連続で休むときだけ診断書が要るっていうなら、まあ妥当だと思う。でも1日休むたびに毎回診断書っていうのは、患者にも医者にも余計なストレスを増やすだけ。要は線引きの問題だよね、これは。全否定するような話でもない気がする。
28. 名無しのReddit住民
ドイツ人として言わせてくれ。これは本当に非生産的で、今まであったものからの明確な後退だ。狙いは「国民が病欠を取る回数を減らす」ことなのに、実際は真逆になる。医者は待合室を混ませたくないから、これまで以上に長い病欠を出すようになる。風邪程度でも、4日じゃなく2週間の診断書が出るようになるんだよ。
29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
それな。普段なら1〜2日で済ませてた病欠が、これからは5日に化けるわけだ。政治家は電卓を叩いて「これで生産性アップ」とか言う前に、一度でいいから現場で働いてみてほしいわ。
30. 名無しのReddit住民
アメリカ人だけど、これだけは言わせてくれ。この政策に騙されるな。控えめに言って最悪だし、医者にかかれない人が結局そのまま出社することを助長するだけだ。うちの国を見てくれ、これがその成れの果てだから。ドイツはこっち側に来ちゃダメだ、本当に。
まとめ
賛否は真っ二つに割れた。反対派の主張はほぼ一致していて、「軽症の人が診断書のために病院へ殺到 → 待合室で感染拡大 → 本当に必要な人が診てもらえない」という悪循環と、「医者がリスク回避で長めの休みを出すから、かえって病欠期間が延びる」という本末転倒だ。一方で、フランス・イタリア・スペイン・ベルギーなど「うちでは昔から診断書が普通」という国も多く、制度は国によって驚くほど違うことが浮き彫りになった。さらにアメリカやカナダからは「そもそも有給の病欠すらまともにない」という声も飛び、労働者保護の水準の差がくっきり見えた形だ。ドイツが今まで自己申告で休めていたことに驚く人、逆にそれを羨む人——同じ地球の働き手なのに、これだけ温度差がある。皆さんの職場では、風邪で1日休むのに診断書は要りますか?

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