「年を取ることの、誰も話したがらないつらい現実は?」という質問に、30代から上の世代が本音で答えたスレッド。友人がいつの間にか離れていくこと、鏡の中の自分と頭の中の自分のずれ、そして親を見送る日のこと。笑える体の話から胸に刺さる話まで、静かに重い回答が集まった。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
年を取るほど、寂しくなっていく。若い頃は放っておいても人が周りにいたけど、今は自分から動かないと誰とも会わない週がふつうにある。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
友達がいつの間にかフェードアウトしていくのがきつい。大げんかしたわけでも何でもない。ただ、向こうの人生にもう自分の居場所がなくなってるんだよ。3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
友情はけんかで終わるんじゃなくて、薄れて終わるんだよな。誰も「もう会うのやめよう」なんて決めてない。でも仕事と子育てと、いつも疲れてるのとで、ある日ふと気づくと、毎週会ってた連中と2年も話してない。意識して動かないと、本当に消えていく。
4. 名無しのReddit住民
支えになってくれてた人たちと、あとどれくらい一緒にいられるのかがだんだん分かってくること。親、祖父母、おじさんおばさん。昔は無限にいてくれる気がしてたのに、ある時から残り時間を数えるようになる。
5. 名無しのReddit住民
知ってる人、大好きな人が亡くなり始める。いま43歳だけど、この30日で友人を2人亡くした。
6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
周りの人が亡くなり始めるのもつらいけど、それに加えて「次は自分かも」って感覚がつきまとうようになるのがしんどい。前は他人事だったのに。
7. 名無しのReddit住民
長生きすると、自分の人生を支えてくれた人たちが亡くなっていくのを全部見届けることになる。親や、あの特別なおばさんやおじいちゃん。配偶者を亡くす人もいて、それは本当に打ちのめされる。そうなると人生が少し欠けるんだよ。本当の自分を、自分の歴史を知ってた人がいなくなるから。みんな「何者になるか」で人生の価値が決まるみたいに言うけど、本当に自分を形作るのは、誰と一緒に生きて、誰を愛して、誰のために駆けつけたかだと思う。だから誰かにとって大事な人になってほしい。死ぬ間際に枕元にいてくれるのは、少なくとも会社の上司じゃないからさ。
8. 名無しのReddit住民(>>7への返信)
人がいなくなるだけじゃないんだよな。自分にとってすごく大事だった出来事を、分かってくれる人がもう誰もいなくなる。「あのときのあれ」が通じる相手がいないって、思ってたよりずっと堪える。
9. 名無しのReddit住民
自分はごく普通の人間なんだと気づく瞬間がある。社会は俳優やインフルエンサーやスポーツ選手や大富豪ばかりを持ち上げるから、若い頃は自分もいつかそっち側に行けると夢を見る。テイラー・スウィフト級じゃなくても、自分の分野で一目置かれる存在にはなれるはずだって。でも解雇されたり、オーディションに落ちたり、配信の視聴者数が5人(しかも全部bot)のままだったりして、ある日落ち込んでるときに思うんだよ。自分は特別じゃないのかもしれない、もう乗り遅れたんだって。そこから少しずつ、夢はただの空想になって、小さな楽しみを味わえるようになる。大学の同期が「副社長」なんて肩書きになってるのを見たくなくてLinkedInを避けたりもする。それでもたまに振り返って、懐かしさと悔しさの両方で思うんだ。「もっと何かになれたのにな」って。
※ LinkedIn(リンクトイン)は、経歴や肩書きを公開して仕事のつながりを作るSNS。欧米では転職や昇進の報告がよく流れてくる場所として知られている。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
小さな楽しみを味わえるようになれたなら、それはむしろ勝ちだと思う。それを覚えられないまま年を取ると、本当にしんどい老後になるから。朝のコーヒーがうまい、それで十分な日もあるんだよ。
11. 名無しのReddit住民
年を取るほど分かってくるのが、大人はみんな、多かれ少なかれその場その場で何とかやってるだけだってこと。子どもの頃は、大人は全部分かってるんだと思ってたのにな。
12. 名無しのReddit住民
鏡を見て、ホラーゲームみたいにギョッとすること。頭の中は28歳で止まってるのに、目尻は下がってきて、ほうれい線は深くなって、おでこのしわは消えなくなって、生え際も後退してる。しかも普段は気づかなくて、ある日鏡を見た瞬間に一気に来るんだよ。ボトックスとかヒアルロン酸とか植毛とか考えて、結局「老けて見えてもいいや、実際年なんだし」に落ち着く。きついのは、服装がまだ28歳のままで、若い子に「無理してる」って言われることだ。
13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
ひいおばあちゃんが亡くなる前に、年を取るってどんな感じか聞いたことがある。「体は90いくつだけど、頭の中はずっと20代のまま」って言ってた。45歳になった今、それがよく分かる。人としては成長したし、もう世間知らずでもない。でも心はまだ20代で、新しいことにわくわくするし、意味もなく家の中で踊ったりする。外側は全然20代じゃないけどね。今怖いのは、90歳になって、動かない体の中に今と同じ気持ちのまま閉じ込められることだよ。14. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
自分は25歳のつもりでいて、25歳じゃないことを忘れてて、しかも世間も自分を25歳とは見てないことまで忘れてる。この三段構えで、たまに恥ずかしい思いをする。
15. 名無しのReddit住民
頭の中の自分と、鏡に映る自分のずれは本当にある。周りからは年寄りに見えても、本人はまだ30代前半くらいの気分なんだよ。あと膝、腰、記憶力、視力、そのほか色々。
16. 名無しのReddit住民
38歳で、ずっと体を動かしてきたのに、ここに来て体がバラバラになりそう。テニス肘は激痛だし、太ももの筋肉はボロボロで膝が安定しないし、股関節の内側の筋肉も弱ってる。何よりきついのは、好きなスポーツをもう続けられないかもしれない、って考えを受け入れられないことだ。
17. 名無しのReddit住民(>>16への返信)
ジムでのけがは、年々治るのに時間がかかるようになる。しかも中には一生治らないものもあって、治すんじゃなくて、それをかばいながらやるやり方を覚えるしかなくなるんだよ。
18. 名無しのReddit住民
目が悪くなっていく。老眼鏡が必要になる。これが本当に最悪。反射神経も落ちるし、バランス感覚も落ちる。言えるアドバイスはひとつだけで、とにかく体を鍛えて動いておけってこと。
19. 名無しのReddit住民
体中の括約筋がひとつずつ言うことを聞かなくなっていく。しかも、自分にそんなにたくさん括約筋があったなんて知らなかった。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
最初は声出して笑ったのに、読み終わる頃には真顔になってた。くしゃみするときに身構えるようになったの、いつからだっけな……。
21. 名無しのReddit住民
ひどい親のもとで育つと、いつか変わってくれるんじゃないかって期待し続ける。でも変わらない。自分は、親がましな人間になろうと思えるほどの存在じゃなかったんだよ。だから親が亡くなったとき、悲しむのは「その人そのもの」じゃなくて、「そうなってくれなかった親」のほうなんだ。
22. 名無しのReddit住民
親はいつか亡くなる。関係によっては、それまで経験したどんな痛みとも比べものにならないくらい痛い。そのあとは、自分の一部がぽっかり欠けたままになって、もう二度と戻ってこない。親が年を取って弱っていくのを見ているだけでも、十分つらいんだけどね。
23. 名無しのReddit住民
子どもの頃の魔法みたいな祝日は、実は疲れ切った大人1人が裏でとんでもない量の作業をしてたんだって、いつか気づく。そしてその人が年を取ったり、いなくなったりしても、魔法は勝手には続かない。誰かがその役を引き継がなきゃいけない。でも、誰も引き継がないこともあるんだよ。
24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
これ、すごく分かる。うちは母がその役だった。初めて自分で年末の準備をした年、買い出しと料理と飾りつけだけでへとへとになって、母はこれを毎年笑顔でやってたのかと思ったら台所で泣けてきた。
25. 名無しのReddit住民
年齢差別は静かにやってくる。誰も「年を取りすぎてる」なんて言わない。顔を見たり履歴書を見たりしたあと、ただ連絡が来なくなるだけ。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
昔は外を歩いてると、知らない人からも普通に声をかけられたり目を合わせてもらえたりした。今はまるで透明人間みたいだよ。悪意があるわけじゃないのが、また余計にこたえる。
27. 名無しのReddit住民
更年期が、女性本人の健康にどれだけ大きな影響を与えるかってこと。気分の浮き沈みが出ると、周りの家族の心の健康にまで響く。男性も年を取れば生殖能力は落ちるけど、もし男性が女性と同じくらい急激にホルモンが減ったら、たぶん入院する騒ぎになると思うよ。
28. 名無しのReddit住民
ちょっとした痛みやしこり、あざ、風邪のたびに「これが最後のやつかな」「がんかな」「肺炎かな」と考えるようになる。死ぬのは怖くないんだ。怖いのは、寝たきりになって、妻が少しでも穏やかに暮らせるようにと節約して貯めてきたものが、病気になっただけで罰を与えてくる医療制度に全部食いつぶされること。妻を破産させて、死ぬまでウォルマートの入口で客に挨拶する仕事をさせる。それが自分の遺したもの、なんてことにはしたくない。
※ 米国には日本のような国民皆保険がなく、高齢者向けの公的保険(メディケア)でも自己負担が大きくなることがあり、長期の入院や介護で貯蓄を使い果たす人は珍しくない。ウォルマートは米国最大のスーパーで、入口で客を迎える「グリーター」は、高齢者が年金の足しに就く仕事の代表のように語られることが多い。
29. 名無しのReddit住民
自分が育った町が、少しずつ変わって、自分の知ってて大好きだった姿から消えていくのを見ること。よく通った店がなくなって、知らないマンションが建って、帰省するたびに「ここ何があったっけ」が増えていく。
30. 名無しのReddit住民
若い世代と同じ波長で話したり考えたりできなくなること。しかも自分はどんどん少数派になっていく。冗談も価値観も望みも、次の世代とはまるで違ってきて、少しずつ自分の社会の中のよそ者になっていく。いつも座ってるお気に入りの公園のベンチは100年後も残ってるだろうけど、自分も自分のやったことも、跡形もなく消えるんだよな。
まとめ
回答を大きく分けると、「人が去っていくこと」「体が衰えていくこと」「自分の立ち位置が変わること」の3つ。中でも重かったのは人との別れで、亡くなる人だけでなく、けんかもしないまま薄れていく友情や、「あのときのあれ」を分かってくれる人がいなくなることまで含めて語られていた。体の話では、鏡の中の自分と頭の中の自分がずれていくという感覚に多くの人がうなずいていて、ひいおばあちゃんの「体は90いくつ、頭の中は20代」という言葉がそれをよく表している。一方で「小さな楽しみを味わえるようになる」「誰かにとって大事な人であれ」という前向きな答えもあり、年を取ることのつらさと付き合い方の両方が見えるスレッドになった。年末の準備を引き継いだ話のように、日本でもそのまま通じる話がとても多い。皆さんは、年を取って初めて分かった「誰も教えてくれなかった現実」はありますか?

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