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海外「カードを店員に渡して奥に持っていかれる、なんてことがまずない。端末のほうが席まで来る」アメリカ人がヨーロッパで驚いた小さな違いとは

海外「カードを店員に渡して奥に持っていかれる、なんてことがまずない。端末のほうが席まで来る」アメリカ人がヨーロッパで驚いた小さな違いとは 文化・習慣

アメリカ人がヨーロッパを訪れて驚いた「ちょっとした違い」は何?という質問が海外掲示板に投げられ、1,600件を超えるコメントが集まりました。カードを店員に預けない、日曜は店が閉まる、ペットボトルのキャップが外れない……。アメリカでは当たり前のことが、海を渡ると次々に通じなくなります。ヨーロッパに住む人たちからの「逆にアメリカのここに驚いた」というツッコミも見どころです。日本の読者にはなじみの薄いアメリカ側の事情には、ところどころ注釈を付けました。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
クレジットカードを店員に渡して奥に持っていかれる、なんてことがまずない。端末のほうが席まで来るんだよ。こっちのほうがずっと安心できる。
※ アメリカのレストランでは、店員がカードを預かってレジで決済し、伝票を持って戻ってくる形が今も多い。客はその伝票にチップの額を書き込んでサインする。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
カードって、持ち主以外は使っちゃいけない個人の持ち物だと思われてるからね。そもそも誰かに預ける理由がない。端末が席まで来るか、自分でレジまで行くかのどっちかだし。他人がカードを持っていこうとしたら、かなり怪しまれると思うよ。

3. 名無しのReddit住民
人前での自分の振る舞いに、みんなすごく気を配ってること。バスや電車でも、周りの迷惑にならないようにしてる。ウィーンからブラチスラバまで移動したときなんて、車内がしーんと静まり返ってる時間がずっと続いた。みんな小声で話すんだよ。最高だった。
※ ウィーンはオーストリア、ブラチスラバはスロバキアの首都。国境をまたいで60kmほどしか離れていない。

4. 名無しのReddit住民
街なかの広告が目に見えて少ない。ビルボードは見かけなかったし、アメリカにいるときみたいに「ずっと何かを売りつけられてる」感じがしなかった。看板や広告がないわけじゃないんだけど、押しつけがましさがずっと控えめなんだよね。伝わるかな。
※ ビルボードは道路沿いに立つ巨大な広告看板。アメリカでは高速道路沿いにずらりと並ぶ光景が珍しくない。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
逆の立場から言うと、アメリカに行ったときは看板の多さにびっくりした。特に弁護士の広告。「バイクで事故った? 街でいちばんのバイク事故専門弁護士、ハーヴィー・デイヴィッド・ローマンにお電話を!」みたいなやつ。
※ アメリカでは、交通事故のけがなどで損害賠償を請求する人身傷害専門の弁護士が、看板やテレビCMで盛んに宣伝している。

6. 名無しのReddit住民
毎年3〜4か月はヨーロッパで過ごしてる。外に出るときの身なりの基準が、だいたいどの国でも高いんだよね。ほぼ全員がそれなりにちゃんとした格好をしてる。アメリカ人がパジャマのまま授業に出たり店に行ったりするのを知って、ショックを受けるヨーロッパの人は多いよ。向こうじゃまずありえないから。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
分かる。オランダ人の友人(自分もオランダ人)が、アメリカ東海岸の大学に客員教授として1学期だけ招かれたことがあるんだ。
あとで聞いたら、いちばんのカルチャーショックはパジャマで講義に出てくる学生だったって。朝の講義だけじゃなくて、午後の講義でもだよ。ジーンズにTシャツくらい着てくればいいのに、それすらしないのが僕らには不思議でしょうがなかった。

8. 名無しのReddit住民
歴史のある建物と新しい建物の混ざり方。何千年も前の建物のすぐ隣に現代的なビルが建ってるのが、まったく普通のことなんだよね。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
カナダだと、築100年を超えた建物は貴重な遺物みたいに大事にされる。ところがヨーロッパでは、築500年の貴族の屋敷に平気で自動車の整備工場を入れちゃうんだよ。初めて見たときは本当にびっくりした。

10. 名無しのReddit住民
アメリカとドイツの二重国籍で、人生の大半はアメリカで暮らしてきたけど、6年前にベルリンに引っ越した。細かい違いならけっこうある。
・警察がめちゃくちゃプロ。来るときは最低3人で、みんな体を鍛えてる。その気になれば一瞬で取り押さえられそうなのに、いつも丁寧で、なるべく事を荒立てないようにしてくれる。
・スピード違反は自動のカメラで取り締まるから、警官に車を止められて「自分がどれくらい出してたか分かってます?」って聞かれる、あの気まずいやり取りがない。
・信号が青に変わる直前に、赤と黄色が同時につく。「そろそろ出る準備をしろ」って合図。青なのに発進しないとクラクションを鳴らされる。
・誰を支持してるか書いた看板を庭に立てる人がいない。悪趣味だとされてるし、投票は秘密のものだからね。
・レストランでソーダのおかわりが無料の店はほぼないし、水もたいていボトルで出てきて有料。
・公衆トイレが少なくて、たいていお金がかかる。
※ アメリカでは、選挙が近づくと支持する候補者の名前入りの看板を自宅の前庭に立てる家が多い。レストランでは水は頼めば無料で出てきて、ソフトドリンクもおかわり自由の店が多い。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
「自分がどれくらい出してたか分かってます?」
「お巡りさん、お言葉ですが、速度は観測されるまで確定しませんので、シュレディンガーの速度を主張させていただきます」

12. 名無しのReddit住民
フランスに滞在してるときに風邪をひいた。家族が近所の薬局まで歩いて行って症状を伝えたら、薬剤師さんが市販の風邪薬と鼻スプレーを選んでくれて、「明日にはすっかり良くなりますよ」って。
言われたとおり飲んで寝てたら、本当に次の日には出かけられた。風邪っぽさは少し残ってたけど、普段どおりに動けたよ。お礼を言いに薬局に寄ったら、店はそんなに広くなくて、本当に必要な物だけが置いてある感じ。アメリカの薬局みたいに、おもちゃやお菓子は売ってない。
家族が言うには、フランスの薬剤師は症状を見立ててくれて、自分の手に負えないと判断したら医者の予約を取ってくれるし、すぐ診てもらえるらしい。理にかなってるよね。アメリカの医療が情けなくなる話がまたひとつ増えた(泣)
※ アメリカの薬局は、日本の大型ドラッグストアのように、薬のほかにお菓子や飲み物、おもちゃまで並ぶ店が主流。医療費が高いため、軽い風邪で病院にかかるのをためらう人も多い。

13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
待って、そっちの薬局っておもちゃ売ってるの? どんな資本主義のディストピアなら、それが理にかなってるってことになるんだよ。

14. 名無しのReddit住民
この前、彼女とイギリスに行って、音楽フェスを2つはしごした。リーズまでは電車で200マイル(約320km)、レディングまでは60マイル(約100km)。駅まではバスで行って、あとは電車に乗るだけだから本当に楽だった。1週間で合計700マイル(約1,100km)くらい移動したと思うけど、全部公共交通機関で済んだよ。
※ リーズとレディングは、毎年夏に開かれる大型ロックフェスの開催地。アメリカは車社会で、都市から都市へ電車で移動する習慣がない地域が多い。

15. 名無しのReddit住民
ヨーロッパのシャワーって、ほぼ全部ヘッドが外れて手に持てるタイプなのが面白かった。アメリカはたいてい、シャワーヘッドが壁に直接固定されてる。手に持てるタイプが横に付いてることもあるけど、めったになくて、それもいいホテルくらい。

16. 名無しのReddit住民
チップはほとんど任意。それなのに、ウェイターもウェイトレスもびっくりするくらい感じがよくて親切だった。
※ アメリカでは、飲食店で代金の15〜20%ほどのチップを上乗せするのが事実上の決まりで、店員の給料はチップ込みで成り立っていることが多い。

17. 名無しのReddit住民
支払いがとにかく楽。カードをかざすだけで終わりで、端末を何度も受け渡しすることも、チップの欄に記入することもない。
歩きやすいのもいい。古くてデコボコした歩道もあるけどね。道を渡るときに車に突っ込まれる心配をしなくていい感じがした。
個人的には、アメリカで出てくるケチャップより、ポテトにマヨネーズのほうが断然好き。
パリのシャルル・ド・ゴール広場が成り立ってるのは、ドライバーがみんな道は分け合うものだと分かってるからだと思う。アメリカ人は自分の車線は自分のもので、誰にも自分のペースを邪魔させないって感覚だから、あんな大きなロータリーがアメリカにあったら大惨事になるよ。
※ シャルル・ド・ゴール広場は、パリの凱旋門をぐるりと囲む巨大なロータリー。12本の大通りが放射状に集まっている。

18. 名無しのReddit住民
最近、オスロとベルゲンを含めてノルウェーで1か月過ごしたんだけど、現金は一度も見なかったし、触りもしなかったし、必要にもならなかった。この国は本気でデジタル化されてて、キャッシュレス決済が当たり前。車もほとんどが電気自動車に見えたし、通りが静かで生活音が少ない。公共交通機関も驚くほどきれいで快適。
アメリカなんてスカンジナビアや北ヨーロッパに比べたら、全然最先端じゃないって思い知らされたよ。テック企業の連中がこっちに住んでるから、そう思い込んでるだけなんだ。

19. 名無しのReddit住民
ちくしょう、向こうのペットボトルや使い捨ての水のボトルって、キャップが小さいプラスチックで本体とつながってるんだよ。開けてもキャップが本体にくっついたままで、手で持たなくていい。美しい。
で、帰国したらまたキャップを手で持ってなきゃいけなくて、ため息が出る。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
へえ、それは面白い。自分の周りはみんなあれを嫌ってるよ。何年か前に法律が変わって、キャップを本体につけておかなきゃいけなくなったんだ。こっちじゃ誰も気に入ってない。
※ EUでは2024年7月から、容量3リットル以下の使い捨てプラスチック製飲料容器について、キャップが本体から外れない形にすることが義務づけられた。プラスチックごみを減らすための規制。

21. 名無しのReddit住民
とにかく静か。イングランド、アイルランド、ドイツ、オーストリア、アンドラ、それに日本(ヨーロッパじゃないのは分かってる)に行ったけど、毎回びっくりするのが、静かなことと、アメリカのたいていの場所みたいにせかせかしてないこと。
で、それが大好きなんだよ。
※ アンドラは、フランスとスペインにはさまれたピレネー山脈の小国。

22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
うるさい連中は、300年くらい前にまとめて大西洋を渡っていったからね。

23. 名無しのReddit住民
レストランで、早く席を空けろって急かされない。アメリカだと店員はチップで稼いでるから、なるべく多くの客を回そうとするけど、向こうでは食べ終わってから1時間座ってても誰も気にしない。
あと、ガソリンスタンドでは、先に給油してから店に入って支払う。

24. 名無しのReddit住民(>>23への返信)
ガソリンスタンドの件、アメリカに行ったときに逆の目にあった! 給油の前にお金を払わなきゃいけなかったんだけど、レンタカーだからタンクの容量も分からないし、リットルからガロンへの換算もうまくできなくて、もうぐちゃぐちゃ(笑)。カウンターの人に「いくら払えばいいと思います?」って聞いたら、宇宙人を見るような目で見られた。まあ、そう見られても仕方なかったかも。
なんで先に払うの? タンクがどれだけ空いてるか正確に分からないのに、満タンにする分をどうやって計算するの?
※ アメリカのガソリンスタンドは、給油機にカードを通すか、店内で先に払ってから給油する方式が多い。現金で多めに払った場合は、給油後に店内でおつりを受け取る。1ガロンは約3.8リットル。

25. 名無しのReddit住民
スペインでは、カナダでみんながやってるみたいに、スタバやティム・ホートンズのでかいコーヒーを片手に道を歩いてる人がいなかった。地下鉄やバスの中で飲み食いしてる人も一人も見なかった。ずるずるすすってる人を見なくて済むのはずっと上品に見えたし、捨てられたカップや包み紙もまったく見なかった。こっちじゃそこらじゅうに落ちてるのに。
※ ティム・ホートンズは、カナダ最大手のコーヒーとドーナツのチェーン。

26. 名無しのReddit住民
ドイツの「日曜は働かない」ってやつが大好き。要するに休むための日なんだよ。だから日曜は芝刈りもダメだし、ガレージを開けて家の前で車をいじるのもダメ。洗車機すら動いてない。開いてるのはガソリンスタンドとガストハウス(食堂を兼ねた居酒屋)、それと観光客向けの店くらい。そのかわりほかの店は全部閉まってるから、土曜の夜6時か8時までに必要なものは買っておかないといけない。
90年代の初めにバイエルンに住んでたころは、土曜の営業時間がすごく短くて、だいたい朝10時から午後2時まで。もう正気の沙汰じゃなくて、毎週土曜がクリスマス前の買い出しみたいな騒ぎだった。今はだいたい月曜から土曜まで、朝8時から夜6時か8時まで開いてる。
※ ドイツでは法律で、日曜・祝日の店の営業が原則として禁じられている。アメリカでは日曜も普通に店が開いていて、24時間営業のスーパーも珍しくない。

27. 名無しのReddit住民
スウェーデンに来てもうすぐ3か月になる。昨日の夜ふと気づいたんだけど、7月から一度も丸いドアノブを触ってない。全部レバー式の取っ手なんだよ。
※ アメリカの住宅のドアは、握って回す丸いドアノブが主流。

28. 名無しのReddit住民
ニースとイタリア(フィレンツェ、ローマ、ミラノ)を2週間回って、帰ってきたところ。
・ヨーロッパは前にも一度行ったことがある(イングランド、クラクフ、フランス)のに、ヨーロッパの人がどこでもタバコを吸うのをすっかり忘れてた。いちばんひどかったのは明らかにニースだけど、それでもアメリカと比べるとかなり面食らう。
・マイボトルを持ち歩いてる人がほとんどいない。持ってる人がいたら、それだけでアメリカ人だと見分けがつく。
・道がとにかくきれいなのには、今回も感心した。ローマでさえ、アメリカの大都市よりずっとましだった。
※ ニースは南フランスの地中海沿いの都市、クラクフはポーランドの古都。アメリカでは、大きな水筒やタンブラーを一日中持ち歩く人が多い。

29. 名無しのReddit住民(>>28への返信)
マジかよ、じゃあアメリカはどうなってんだ。ローマなんて、少なくともここ10年は満場一致で「青空ゴミ箱」扱いされてるんだぞ。最低限の行政サービスすらまともに動いてないか、動いてても回数が少なくて遅れがちなのに。

30. 名無しのReddit住民
エアコンがないのはまあいい。スイスや北イタリアみたいに、付ける余裕なんて十分ある場所でそうしてるんだから、あえて付けてないんだろうし、それは尊重する。でも、なんで、なんで、なんで窓に網戸が標準で付いてないの?
※ アメリカでは家にも店にもエアコンがあるのが当たり前で、窓には網戸が付いているのが普通。ヨーロッパの建物は網戸のない窓が多い。

まとめ

いちばん支持を集めたのは、カードを店員に預けずに済む支払い方でした。アメリカではカードを預けて伝票にチップを書き込む形が今も多いため、端末が席まで来るだけで「安心できる」と感じるようです。ほかにも電車の静けさ、広告の少なさ、外出するときの身なり、日曜に店が閉まる習慣と、驚きの中身はお金の払い方から街の空気まで幅広く出てきました。

面白いのは、アメリカ人が褒めたものを、現地の人は案外ありがたがっていないことです。外れないキャップは「こっちじゃ誰も気に入ってない」と返され、ローマの道のきれいさに感心したコメントには、「ローマなんて青空ゴミ箱扱いされてるのに」とツッコミが入りました。逆にヨーロッパの人がアメリカに行くと、弁護士の看板や先払いのガソリンスタンドに面食らっています。「ちょっとした違い」は、どちらの側から見ても見つかるものなのでしょう。

日本から見ると、静かな電車、手に持てるシャワー、チップのいらない店は、むしろヨーロッパ側の「当たり前」に近いものです。一方で、家にも店にもあるエアコン、窓の網戸、日曜も開いている店、お菓子まで並ぶドラッグストアはアメリカ寄り。日本は両方の「当たり前」を少しずつ持っているのかもしれません。

皆さんが海外に行って、思いがけず驚いた「ちょっとした違い」は何ですか?

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