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海外「娘と話せる話題が欲しい。だから娘が読んでるものを読んでる」休憩室で恋愛小説を開いていた、いかつい同僚…”いい意味での男らしさ”とは?

海外「娘と話せる話題が欲しい。だから娘が読んでるものを読んでる」休憩室で恋愛小説を開いていた、いかつい同僚…"いい意味での男らしさ"とは? 文化・習慣

強がる、弱音を吐かない、すぐ力に訴える。そうした振る舞いを男らしさとみなす考え方は、英語圏で「有害な男らしさ」と呼ばれ、たびたび議論になっています。では反対に、「いい意味での男らしさ」のお手本は誰なのか。海外掲示板でそう尋ねたスレッドには、映画の中の王様から、工場の休憩室で娘の愛読書を開くいかつい父親まで、さまざまな答えが集まっていました。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン。
一流の戦士で、人を率いる力もあるのに、虚勢を張る必要をまったく感じてない。感情を押し殺さないし、倒れた仲間のことは本気で悼む。女性の強さと、自分のことは自分で決めるという意思を尊重する。男の仲間に対しても、恋愛とは関係のない愛情を隠さないし、抱きしめるのもためらわない。そこに不安のかけらもないんだよ。
※ 『ロード・オブ・ザ・リング』:J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』が原作のファンタジー映画3部作(2001〜2003年)。アラゴルンは王家の血を引きながら放浪の剣士として生きてきた人物で、仲間とともに戦い、最後に王位に就く。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
同じ路線ならサムワイズ・ギャムジーだな。仲間と、その先にある大きな使命への忠誠心がとにかく強い。めちゃくちゃタフで最後の最後まで踏ん張るのに、優しくて、繊細で、ロマンチストでもあるんだ。
※ サムワイズ・ギャムジー(サム):同じ作品に登場する、小柄な種族ホビットの庭師。指輪を捨てに行く主人公フロドの旅に、最後まで付き添う。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
ゴンドールの王になったばかりのアラゴルンが、くたくたの4人のホビットを見て「友よ、君たちは誰にも頭を下げなくていい」と言う場面。あれこそ、自分に自信があるからこその、いい意味での男らしさの頂点だと思う。本当の強さは、周りにいる人を引き上げるんだよ。
※ 3作目『王の帰還』の終盤、戴冠式の場面。お辞儀をしようとしたホビットたちをアラゴルンがこの言葉で止め、反対に、王をはじめその場の全員がホビットたちにひざまずく。

4. 名無しのReddit住民
何年も前、大きな金属加工の工場で溶接工をしてたときの話。
休憩室でみんなで昼飯を食べてたら、いきなり「お前、いったい何を読んでんだ?」って声がした。当然みんなそっちを見るよね。言われた同僚は観念したようにため息をついて、眼鏡を外し、読んでいた『トワイライト』シリーズの『ニュームーン』を閉じた。
念のため言っておくと、この人は絵に描いたような「男の中の男」だった。中年で、身長188センチ、肩には海兵隊のタトゥー。はいてる作業用のごついジーンズは煤だらけだ。
なんで10代の女の子向けの恋愛小説なんか読んでるんだと聞かれて、彼はこう説明した。
「息子たちは簡単なんだ。弓を使った狩りも、トラックいじりも、俺が好きなことは全部好きだからな。娘はそういうのが全部嫌いで、でもこれは大好きなんだよ(と本を指さす)。俺は娘と一緒に過ごしたいし、あの子が何を好きなのか知りたいし、娘と話せる話題が欲しい。だから娘が読んでるものを読んでる」
周りの連中は低くうなって、納得したようにうなずいた。誰もからかわなかったし、誰も茶化さなかった。
父親のあり方としても、いい意味での男らしさとしても、自分が見てきた中で最高の例のひとつ。今でもずっと頭に残ってるよ。
※ 『トワイライト』:ステファニー・メイヤーの小説シリーズ。女子高校生とヴァンパイアの恋を描き、映画化もされて世界的にヒットした。『ニュームーン』はその第2作。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
これを思い出した。
「大人らしいかどうかを気にかけ、子どもっぽいと疑われては顔を赤らめる。それは子ども時代と思春期のしるしだ。(中略)10歳のころ、私はおとぎ話を隠れて読んでいた。見つかっていたら恥ずかしい思いをしただろう。50歳になった今は堂々と読んでいる。大人になったとき、私は子どもじみたことを捨てた。子どもっぽいと思われる恐れも、うんと大人でありたいという願いも含めてだ」
※ 『ナルニア国物語』の作者として知られるイギリスの作家C・S・ルイスが、子ども向けの物語について書いたエッセイの一節(抜粋)。

6. 名無しのReddit住民
「クロコダイル・ハンター」ことスティーブ・アーウィン。自分にとってのヒーローの一人なんだ。家族もそろって素晴らしい人たちで、ああいう人が世界にあと10億人くらいいてくれたらと思う。
※ スティーブ・アーウィン:オーストラリアの動物園経営者で自然保護活動家。ワニなどの野生動物に体当たりで迫るテレビ番組『クロコダイル・ハンター』で世界的に知られた。2006年に撮影中の事故で亡くなり、妻のテリー、娘のビンディ、息子のロバートが活動を続けている。

7. 名無しのReddit住民(>>6への返信)
アーウィン本人の言葉を置いておく。
「速い車に、豪華な家に、金ぴかのトイレ。そんなものが俺に何の役に立つ? まったく何の役にも立たないね! 俺は野生動物と手つかずの自然を守るために、この星に送り込まれたんだ。金? 金は最高だよ、いくらあっても足りない! それで何をするかって? 自然の残る土地を買うんだ。入ってきた金は1セント残らず自然保護に回す。誰の金だろうと知ったことか。使わせてもらって、土地を買うのに注ぎ込むよ」
自然保護にかける情熱が、とんでもない人だった。伝説だよ。

8. 名無しのReddit住民
前に一緒に働いてた人が、ある日、息子に電話をかけてた。息子が学校で、きょうだいのことを助けてやったと耳にしたらしい。
電話で伝えたのは「あれは最高だったぞ」、それだけ。ご褒美もなければ、大げさに喜んでみせるわけでもない。父親が子どもに、よくやったなとさらっと伝えただけなんだ。あれは忘れられないな。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
子育てでは、派手で大きな手柄を褒めるより、こういう小さなことを褒めるほうが大事だったりするんだよな。子どもが人としていいことをしたのを、父親がただ認めてやる。単純だけど強いし、そういうのは一生残るんだ。

10. 名無しのReddit住民
ミスター・ロジャース(お互いを愛そう)
ボブ・ロス(自分を愛そう)
スティーブ・アーウィン(動物を愛そう)
これが、いい意味での男らしさの三位一体。世の中の指導者たちがこの3人の教えを見習っていたら、世界は今とはまるで違う、もっといい場所になってたはずだよ。
※ ミスター・ロジャース:アメリカで30年以上続いた子ども向け番組の司会者フレッド・ロジャース。穏やかな語り口で知られる。ボブ・ロス:「ね、簡単でしょう?」の決まり文句で親しまれた『ボブの絵画教室』の画家。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
しかも、あのボブ・ロスが元軍人だったと知ると、なおさら説得力があるよな。
※ ボブ・ロスは画家として知られる前、アメリカ空軍に約20年勤めていた。

12. 名無しのReddit住民
キアヌ・リーブスは、いい意味での男らしさの基準そのものだと思う。
ハリウッドにありがちな「タフガイ」気取りのうぬぼれがない。本当に謙虚だし、相手との距離をわきまえてるし(有名な「浮かせた手」を思い出してくれ)、自分の悲しみも隠さずに語る。撮影スタッフや慈善団体のために何百万ドルも使ってるのに、自慢ひとつせず黙ってやる。思いやりがあって親切で、そのうえ映画の中では文句なしにかっこいいんだから。
※ キアヌ・リーブス:『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズの主演俳優。「浮かせた手」は、女性と並んで写真を撮るとき、相手の体に触れないように手を浮かせたままにしていること。その写真がネットで広まり、話題になった。

13. 名無しのReddit住民
うちの父。有名人じゃないし、この先なることもない。
週に50時間働いて、30年間ただの一度も母に声を荒らげたことがない。子どもがつらい思いをしていれば、隠さずに泣く。自分の子がいるわけでもない少年野球チームのコーチを引き受けて、今でも知らない人のためにドアを開けて待ってる。
強さってのは声の大きさじゃなくて、周りの人がどれだけ安心していられるかなんだ、と教えてくれたのは父だった。あの人の半分でもいいから、ああいう男になれてたらいいな。

14. 名無しのReddit住民
ゴメズ・アダムス。妻を愛することがフルタイムの仕事みたいな男で、子どもたちが変わり者でいるのを応援してる。それに、誰かに何かを証明しなきゃなんて、これっぽっちも思ってない。
※ ゴメズ・アダムス:『アダムス・ファミリー』の父親。不気味なものを好むお化け一家を描いたコメディで、もとは雑誌の一コマ漫画。1960年代にテレビドラマ、1990年代に映画になった。妻のモーティシアに人前でも愛をささやき続ける。

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
面白いのは、あれが完全に狙ってやってることなのに、気づいてない人がすごく多いってことだよ。
自分の理解では、アダムス一家はまるごと、当時のアメリカの「理想の家庭」への皮肉なんだ。夫婦と子どもがそろった家庭こそ正しいと言い張りながら、実際はお互いを嫌ってる。そういう家族の見せかけを突いてるんだよ。夫は妻を「足かせ」と呼んでたし(今も言うやつはいる)、母親は「お父さんが帰ってきたらお仕置きよ」と子どもを脅し、きょうだいは年中喧嘩してた。
アダムス一家はその逆。夫婦は深く愛し合って、何よりもお互いを優先する。親は子どもに、自分で失敗して成長していく自由を与える。きょうだいは仲がよくて、いつも一緒に楽しそうに騒ぎを起こしてる。ゴシックで不気味な見た目は、その対比を際立たせるための包み紙なんだと思う。それなのに、まんまと引っかかって「変な一家」としか見ない人が多いんだよね。
※ 英語には、妻のことを冗談めかして「鉄球つきの足かせ」と呼ぶ古い言い回しがある。

16. 名無しのReddit住民
赤ちゃんに手を振る男の人たち。というか、「男の免許を没収されるかも」なんて気にしないで、やりたいことをやってる人はみんなそうだよ!

17. 名無しのReddit住民
最近ディズニーランドで見た光景。人気アトラクションのひとつに「ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」というのがあって、自分は大好きで何度も乗ってる。ただ、暗いし、速いし、敵の兵士に撃たれる演出もあるから、子どもにはかなりきつい。
このあいだ、父親と小さな男の子と同じ乗り物に乗り合わせた。7歳か8歳くらいかな。この父親がすごく優しかったんだ。親ってたいてい「怖がるな、ただの乗り物だろ」みたいに突き放すんだけど、怯えきってる子には何の助けにもならない。
この人は違った。乗り込むと、どんな乗り物なのかを説明して、いっぱいいっぱいになったらどうすればいいかを教えてた。「大きな音がするから、つらかったら耳をふさいで目を閉じていいよ。怖くなっても、それでいいんだ。パパはここにいる。お前には何も起こさせないから」みたいな感じで。
男の子は立派に乗りきったよ! 途中でときどき父親の顔を見て安心して、全体としては楽しめたみたいだ。
「我慢しろ、怖がるな」じゃなくて、「怖くなったらこうすればいい、守ってくれる人がここにいる」。こういう男らしさが好きなんだ。どんな子にも大事なメッセージだけど、男の子にはとくにそう。大きな感情を持っていいんだと知って、その扱い方を覚える必要があるからね。あの父親は、ほんの数言でそれを全部やってみせたんだ。
※ 「ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」:『スター・ウォーズ』を題材にした、暗い屋内を乗り物で進むアトラクション。

18. 名無しのReddit住民
『ジョーズ』のブロディ署長(原作小説じゃなくて映画のほうね)。
タフガイぶろうとしたことが一度もない。悲しみに暮れる母親に平手打ちされても、言い返さないし、本来責められるべき相手に責任を押しやることもしない。黙って、彼女の怒りと悲しみを受け止めるんだ。ほかの登場人物に怒鳴られたときも、言い方を理由に聞き流さないで、言ってる中身をちゃんと聞く。自分だって怖いのに、問題を見ないことにしたい人たちから圧力をかけられてるのに、最初から最後まで、ただ正しいことをしようとしてるんだよ。
※ 『ジョーズ』:1975年公開、スティーヴン・スピルバーグ監督。海水浴場に現れた人食いザメに、町の警察署長ブロディたちが立ち向かう。ブロディは浜の閉鎖を訴えるが、観光収入を気にする市長に押し切られ、その後に少年が犠牲になる。平手打ちをするのはその母親。

19. 名無しのReddit住民
『テッド・ラッソ』を挙げたい。主人公だけじゃなくて、あのドラマ全体がそうなんだ。完璧じゃないんだけど、そこが肝でね。もっと前向きな男らしさは、努力して身につけていけるものだと見せてくれる。
※ 『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』:Appleの動画配信サービスのコメディドラマ。アメフトのコーチだったアメリカ人のテッドが、経験のないサッカーでイングランドのプロチームの監督を任される。口ひげがトレードマークで、底抜けに前向きな人柄で周りを変えていく。

20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
テッドって、自分自身の問題への向き合い方はかなりひどいけどな。あそこは手本にしちゃだめで、むしろ反面教師だよ。それ以外の面は全部いいお手本。とくに口ひげの手入れ。

21. 名無しのReddit住民
ニック・オファーマンがまだ挙がってないなんて信じられない。見た目も雰囲気もいかにも「男の中の男」なのに、自分の感情にちゃんと向き合えてるし、奥さんを深く愛していて、それを見せるのを怖がらない。本人もこう言ってるんだ。
「僕は演劇学校に通って、バレエの授業も2学期とった。家族の中では僕が軟弱者なんだ。かなりしょっちゅう泣くしね。だから僕を男らしさと結びつけるのは、あまり正確じゃない。(中略)殴り合いや暴力は男に欠かせないものだという、ジョン・ウェイン流の妙な考え方を、僕らは売りつけられてきた。僕は殴るよりハグしたい。喜びでも悲しみでも、心を動かされて泣くのは、木を切り倒したり悪党を殴り倒したりするのと同じくらい男らしいことだよ。(中略)感情を隠さずに生きるほうが、埋めてしまうよりも男らしい姿勢なんだ」
※ ニック・オファーマン:立派な口ひげと無骨な役柄で知られるアメリカの俳優で、木工職人でもある。ドラマ『THE LAST OF US』では、崩壊後の世界で一人暮らす武骨な男ビルを演じた。ジョン・ウェインは、西部劇で強く寡黙なヒーローを演じ続けた往年の映画スター。

22. 名無しのReddit住民
自分はコロンボだな。謙虚に、親切に、落ち着いて、暴力は一切使わずに、会話と粘り強さとちょっとした引っかけだけで殺人犯を追い詰めていくんだから。
あとはジャン=リュック・ピカード艦長も入れたい。
※ 『刑事コロンボ』:よれよれのコートを着たロサンゼルス市警の刑事が、とぼけた質問を重ねて犯人を追い詰めていくアメリカのミステリードラマ。ピカード艦長:SFドラマ『新スタートレック』の宇宙船の艦長。武力よりも対話と外交で問題を解こうとする人物として描かれる。

23. 名無しのReddit住民
プロレスラーの“マッチョマン”ランディ・サベージが、こう言ってる。
「マッチョな男が、持ってる感情を全部見せたっていいんだ。俺はこれまで千回泣いたし、これからもまだ泣く。ただ、俺はワシたちと空を舞ったこともあれば、ヘビたちと地べたを這ったこともある。その間のあらゆる場所も通ってきた。だから今ここで言っておく。人生で保証されていることはひとつだけ。保証なんて何もない、ってことだ」
「それと、これは分かっておけ。途中で投げ出すやつは誰にも好かれない。人生が楽だなんて誰も言ってない。だからダウンを食らったら、カウント8まで息を整えて、立ち上がってまた戦うんだ」
※ ランディ・サベージ:1980〜90年代にアメリカで活躍したプロレスラー(2011年没)。派手な衣装としゃがれ声のマイクパフォーマンスで人気を集めた。

24. 名無しのReddit住民
『ベスト・キッド』のミヤギさんがそうだと思う。強くて、鍛え抜かれてるのに、自分やほかの誰かを守るとき以外は暴力を使わない。ダニエルを笑いものにもしないし、哀れみもしない。いい子だと気づいて、自分なら力になれると思っただけなんだ。
自分が習った中で最高のテコンドーの先生が、まさにこういう接し方をしてくれた。そのおかげで、本物の自信と、自分を大事に思う気持ちを手に入れられたんだよ。
自分より弱い立場の人を、馬鹿にして笑うんじゃなく、教えて力をつけさせることで助ける。そういう男がもっと増えてほしい。
※ ミヤギさん:映画『ベスト・キッド』(1984年)で、いじめられている高校生ダニエルに空手を教える沖縄出身の老人。演じたのは日系アメリカ人俳優のパット・モリタ。

25. 名無しのReddit住民
ジムの常連のマッチョが、初心者にフォームやコツを、敬意をもって教えてあげてるとき。
わざわざ「敬意をもって」と書いたのは、ネットで注目を集めるためにそのやりとりを撮影したり、誰かを笑いものにしたりしてない、って意味ね。ジムに通い始めるときって、とんでもなく気後れするものだから。

26. 名無しのReddit住民
ピーター・カレンが演じるオプティマス・プライム。「優しくあれるほど強くあれ」、これに尽きる。
※ オプティマス・プライム:『トランスフォーマー』シリーズに登場する、正義のロボット軍団のリーダー(日本のアニメ版での名前はコンボイ)。ピーター・カレンは1980年代のアニメ版から英語版の声を担当してきた声優。

27. 名無しのReddit住民
アニメの犬が、ネットにいる人間の半分より高い父親の基準を打ち立ててるって、ちょっと笑えるよね。『ブルーイ』のお父さん、バンディットのことだよ。
※ 『ブルーイ』:オーストラリアの子ども向けアニメ。犬の一家の日常を描いていて、父親のバンディットは娘たちのごっこ遊びに毎回全力で付き合う。

28. 名無しのReddit住民
ここに並んでる架空の人物の多さに、ちょっと悲しくなってくる。
実在の人なら、ケヴィン・シンフィールド。本物の生ける伝説で、チャリティにかけては神様みたいな人だ。
歴史上の人物から選ぶなら、自分はロジャー・ケースメントかな。20世紀の初めに、コンゴでのベルギーによる残虐行為を明るみに出した人で、何でもこなす本物の万能人でもあった。
※ ケヴィン・シンフィールド:イングランドの元ラグビーリーグ選手。難病を患った元チームメイトのために、長距離走の挑戦で多額の寄付を集めたことで知られる。ロジャー・ケースメント:アイルランド生まれのイギリスの外交官。現地を調べた報告書で、コンゴでの住民への虐待を告発した。

29. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
みんなアラゴルンを挙げるけど、原作で自分がいちばん惹かれるのはファラミアなんだ。気高くて思慮深い、なんて言葉じゃ足りない。命令よりも、自分の心に従う人だよ。
※ ファラミア:『指輪物語』に登場するゴンドールの武将で、旅の仲間ボロミアの弟。原作では、指輪を奪える状況でも手を出さず、主人公たちをそのまま行かせる。

30. 名無しのReddit住民
くさい答えだけど、いつか生まれてくる自分の子どものために、今なろうとしてる男の姿かな。
去年ようやく、トラウマと心の病気のことで助けを求めた。そこから自分を変えてきて、今はおおむね誇りに思える男になれたと思う。
妻との間に子どもができるまでのこの先数年で、自分がどこまで変われるのか楽しみなんだ。負の連鎖を断ち切って、自分が見せられてきたものよりましな男らしさの手本を示せる日が、待ち遠しいよ。

まとめ

挙がった名前を並べてみると、評価されている点はよく似ています。強さや頼もしさは持ったまま、感情を隠さないこと。家族や仲間への愛情を態度で示すこと。自分より弱い立場の人を笑わずに、引き上げること。王になったアラゴルンも、娘の愛読書を読む工場の同僚も、怖がる息子に「怖くなっても、それでいい」と声をかけた父親も、同じ点で挙げられていました。

目を引くのは、いかつい見た目や腕っぷしの強さを捨てろ、という話にはなっていないことです。肩に海兵隊のタトゥーを入れた父親は娘の好きな本を開き、プロレスラーのランディ・サベージは「千回泣いた」と語る。強面のまま、という人が何人も挙がっていました。一方で、「テッド・ラッソは自分の問題への向き合い方がひどい」「架空の人物ばかりで悲しくなる」というツッコミもしっかり入っています。日本でも「男は黙って」「男のくせに泣くな」といった言い回しは耳にしますが、皆さんが「いい意味で男らしい」と感じるのは、どんな人ですか?

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