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「みんなそうだと思ってた」大人になって初めて気づいた子供時代の非常識30選【海外の反応】

文化・習慣

「え、うちだけだったの?」——子どもの頃は当たり前だと思っていたことが、大人になってから「あれは普通じゃなかった」と気づく瞬間がある。海外掲示板Redditで「大人になって初めて普通じゃないと気づいたこと」を問いかけたところ、ほっこりするものから「それは辛かったね」と言いたくなるものまで30の体験が集まった。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
黒いチューブに息を吹きかけて、祖父の車がガソリンスタンドまで走れるよう手伝っていた。当時は「子どもにできる重要な役割」だと思っていた。大人になってから「それ燃料系のホースだったのでは」と気づいて背筋が冷えた。

2. 名無しのReddit住民
子どもの頃、母のコーヒーにカルーアを入れるのが普通だと思っていた。友達の家で「カルーアは入れますか?」と聞いたら「うちは使わないよ」と言われて、初めて気づいた。
※ カルーア(Kahlúa):メキシコ産のコーヒーリキュール。アルコール度数は約20%。コーヒーや牛乳と合わせるカクテルに使われるが、通常の朝のコーヒーには入れない。

3. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
カルーアは約20%のアルコールが入っている。子どもが毎朝「コーヒーの準備」をしてアルコールを量って入れていたわけで、それが普通の家事だと思っていたのか……と読みながら複雑な気持ちになった。

4. 名無しのReddit住民
3〜5歳の頃、週末に「母の職場に遊びに行く」のが楽しかった。大人になってから「あれは母が仕事しながら子どもを連れていくしかなかっただけ」だと気づいた。楽しかった記憶はそのままでいいと思っているけど、当時の母は大変だったんだろうな。

5. 名無しのReddit住民
ドライブスルーに行く前に、家族全員の注文をメモに書いて母に渡すのが自分の仕事だった。母は記憶障害があって注文を覚えられなかったから。高校生になるまで、これが普通じゃないとまったく気づかなかった。

6. 名無しのReddit住民
イースターエッグハントで、卵にヒントの紙が貼ってあって、それを辿っていく謎解き形式だった。友達の家では「ただ探すだけ」と知って衝撃だった。うちの親が特別手間をかけてくれていたんだと、大人になって初めてわかった。今でも感謝している。

7. 名無しのReddit住民
子どもの頃、助けを求めることは「失敗の証拠」だった。助けが必要=怒られる、という構造が当たり前だったから、今でも一人でやろうとする癖が抜けない。大人になって「助けを求めることは普通のこと」だと頭でわかっても、体がついてこない。

8. 名無しのReddit住民
親がパーティーで酔っぱらっている間、見知らぬ人の家に何時間も置かれていた。当時は「ちょっとした冒険」くらいに思っていた。後から親が重度のアルコール依存症だったと知った。ギターヒーローがある家だったのは救いだった。

9. 名無しのReddit住民
家族全員でリビングに集まって、一日中みんなで読書するのが普通だと思っていた。「日曜日は読書の日」というのが当たり前だったから、友達の家で「本を読む時間がない」と言われて初めて、自分の家がわりと特殊だったと気づいた。今では誇りに思っている。

10. 名無しのReddit住民
クリスマスプレゼントは名前ではなく「年齢と性別」で分類されていた。「8歳の女の子向け」という箱が届いて、開けて初めて自分のものとわかる。友達に話したら「それ誰かわからなくない?」と言われて、確かにそうだと思った。

11. 名無しのReddit住民
何度も引っ越しを繰り返して育った。「帰る場所」というものが自分にはないとずっと思っていた。大人になって同世代が「実家」や「地元」の話をするのを聞いて、自分にはその概念がないと気づいた。それが普通じゃなかったとわかるまで、かなり時間がかかった。

12. 名無しのReddit住民
兄弟の中で自分だけ誕生日プレゼントをもらえないのが普通だと思っていた。「お前はいらない子だから」と言われ続けていたから、疑問に思わなかった。友達の家で全員にプレゼントが用意されているのを見て、初めて「おかしかった」とわかった。

13. 名無しのReddit住民
今、夫が鍵を忘れたり料理を焦がしたりしても怒らず、一緒に片付けてくれることに毎回驚く。「怒られない」という状況に慣れるのに何年もかかった。それが普通の関係だということを、大人になってから学んだ。

14. 名無しのReddit住民
門限もなく、歯磨きを促されることもなく、何を食べてもよかった。「自由な家庭」だと思っていたが、実は親が子どもにまったく関心を持っていなかっただけだとあとから気づいた。気づいた時のショックは今も覚えている。

15. 名無しのReddit住民
家庭内の喧嘩は叫ぶものだと思っていた。大人になって、冷静に話し合うカップルを初めて間近で見た時、「会話ってこういうものなのか」と混乱した。自分が「普通」だと思っていたものが、実は混乱した環境だったとわかるのに時間がかかった。

16. 名無しのReddit住民
放課後、親が迎えに来ない日は近所の知らないおばさんの家で過ごすのが「当たり前」だった。そのおばさんが誰なのかも、なぜそこに行くのかも説明されなかった。大人になってから「それは親の都合でそうなっていただけ」と気づいた。

17. 名無しのReddit住民
クリスマスイブ生まれなので、誕生日とクリスマスがいつも一緒に祝われていた。「バースマス(Birthmas)」と家では呼んでいた。大人になって「誕生日だけを祝ってもらう」という経験が自分にはないと気づいた。今でも少しだけ残念に思う。
※ バースマス(Birthmas):Birthday(誕生日)とChristmas(クリスマス)を合わせた造語。12月後半生まれの子どもはプレゼントが「まとめて一回」になりがちで、当人からの不満は洋の東西を問わない。

18. 名無しのReddit住民
真っ暗な部屋が怖くて怖くて仕方なかった。「みんなそうだ」と思っていたら、友達は普通に消灯して寝ていると知って衝撃だった。自分だけ夜が怖かったのかと思うと、子どもの頃の自分がちょっとかわいそうになる。

19. 名無しのReddit住民
バナナを食べると口がかゆくなると思っていた。「バナナってそういうもの」だと信じていたら、アレルギーだったと大人になってから判明した。それまで誰にも言ったことがなかったのは「みんなそうだから言う必要がない」と思っていたからだ。
※ バナナアレルギー:ラテックスアレルギーと関連することが多い「ラテックス-フルーツ症候群」の一種。口腔内にかゆみや軽い腫れが出る「口腔アレルギー症候群」として現れることがある。多くの人が「バナナってこういうもの」と誤解したまま成人する。

20. 名無しのReddit住民
複数の文化と宗教が混在する家庭で育った。父はオランダ人の無神論者、母はアルメニア系、祖母はキリスト教徒、叔父は牧師、継父はユダヤ人。クリスマスもハヌカーも正教会の祝日も全部やっていた。「普通はどれか一つ」だと知ったのは大人になってからだ。

21. 名無しのReddit住民
リビングに「ゲスト用の良い部屋」があって、普段は使ってはいけないと思っていた。使っていい部屋と使えない部屋がある家が多いと思っていたが、友達の家では家全体を普通に使っていた。「なぜ自分たちは自分の家を使えなかったんだろう」と大人になって気づいた。

22. 名無しのReddit住民
頭の中に「言葉で喋る声」がないのが普通じゃないと知った。考える時に頭の中で言語化する人と、しない人がいる——「内言語がない人がいる」というのを知るまで、全員が自分と同じだと思っていた。
※ 内言語(Inner Monologue / Inner Speech):考える時に頭の中で「言葉として喋る」感覚のこと。これを持たない人も相当数いることが近年の研究で注目されている。内言語の有無は性格や思考スタイルの違いにつながる可能性があるとされ、「アファンタジア(心的映像を持たない状態)」と並んで議論されることが多い。

23. 名無しのReddit住民
家族全員が声やにおいや歩き方で人を認識していると思っていた。実は自分だけが顔で人を判別できていなかったと、大人になって「顔認識障害(フェイスブラインドネス)」という言葉を知って初めてわかった。
※ 顔認識障害(Prosopagnosia / Face Blindness):顔を見ても人を区別できない認知的な特性。生まれつきの場合と脳損傷による場合がある。俳優のブラッド・ピットや作家のオリバー・サックスも公言しており、人口の約2.5%に見られるとされる。

24. 名無しのReddit住民
割れた卵の殻を、また卵パックに戻していた。「どうせ使わないから捨てる」という発想がなかった。友達の家で「なぜ戻すの?」と聞かれて、自分でも理由がわからないことに気づいた。親もそうしていたから、ただ真似していただけだった。

25. 名無しのReddit住民
スーパーのレジ袋が木に引っかかっているのをよく見て、「木になっている」と信じていた。田舎に引っ越した友達に話したら笑われた。今でも袋が木に引っかかっているのを見ると、あの頃の自分を思い出す。

26. 名無しのReddit住民
「進学」は自分の家では選択肢にすらなかった。大学に行きたいと言ったら「弟妹の世話をしろ」「そんなに賢くない」と言われた。成績は上位20%以内だったのに。大人になって「家族に大学進学を反対された」という話をしたら、みんなに驚かれた。

27. 名無しのReddit住民
家族と別れる時も会う時も、必ずハグをするのが当たり前だった。友達の家族が玄関で手を振るだけで別れるのを見て、「ハグしないの?」と聞いてしまったことがある。今でもハグをしない別れ方に少しだけ違和感がある。

28. 名無しのReddit住民
家族全員の靴下を台所の天井から吊るしたかごに入れていた。古い家のストーブの上に乾かすためのラックがあったから。友達に話したら「靴下が天井にある家」として学校中に広まった。

29. 名無しのReddit住民
何もしていない時間に、頭の中でずっと架空のシナリオを組み立てていた。「道端で突然演説することになったら何を話すか」「もし歴史のあの場面にいたら」——これを誰もがやっていると思っていたが、「そういうことをしない人」が多数派だと知って驚いた。

30. 名無しのReddit住民
親が「今日は家族デー」と言って学校を休ませて、みんなで映画や公園に行くことがあった。欠席理由を「家族の用事」として届けるのが普通だと思っていた。大人になって「授業を休ませて遊びに連れて行く親」は多数派ではないとわかった。今でもあの日々は宝物だと思っている。

まとめ

30のコメントを読んで気づくのは、「子どもの頃の普通」が二つに分かれることだ。

ひとつは、大人になって「実は贅沢だった」とわかるもの——謎解きイースター、家族全員での読書の日曜日、授業を休んでの家族デー。もうひとつは、大人になって「実はおかしかった」とわかるもの——ネグレクト、アルコール問題、怒鳴られることで形成された「助けを求めない」習慣。

両方に共通しているのは、「子どもは自分の家が基準だから疑わない」ということだ。良いものも悪いものも、子ども時代は「これが普通」として受け取る。それが外の世界と出会った時に初めて「うちだけだったのか」になる。

読んでいて印象的だったのは、辛い環境で育った人たちが「当時は普通だと思っていた」と淡々と語っていることだ。子ども時代の自分を責めず、ただ事実として話している——そういう強さが、30のコメント全体に流れている気がした。皆さんが「大人になって初めて気づいた」ことはありますか?

コメント

  1. Reddit名無しさん より:

    >クリスマスもハヌカーも正教会の祝日も全部やっていた。「普通はどれか一つ」だと知ったのは大人になってからだ

    日本人の多くはこれだよね。
    うちは基本的に先祖崇拝だけどお盆もあるしクリスマスもあるしなんかあるとよく神社にお祓いやお参りいく。