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海外「悪ふざけで立てた『エリア51に突入しよう』に本当に人が集まって、ナルト走りする奴まで来た」冗談が本気にされたもの

海外「悪ふざけで立てた『エリア51に突入しよう』に本当に人が集まって、ナルト走りする奴まで来た」冗談が本気にされたもの おもしろ・ネタ

冗談のつもりで言っただけなのに、なぜか周りが本気にして、気づけば引っ込みがつかなくなっていた。海外掲示板Redditに「冗談で始まったのに、みんなが本気にしたものは?」という質問が投げられ、300件を超えるコメントが集まりました。陰謀論をからかうために作られた運動、面白半分で立てたネットのイベント、20年かけて本気の論争になった映画の話、そして職場や家族の内輪ネタまで。冗談がひとり歩きを始める瞬間の話が並んでいます。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
「鳥は実在しない(Birds Aren’t Real)」運動。あれはもともと、陰謀論をバカにするために始まったんだよ。
※ 2017年にアメリカの若者が始めたパロディ運動。「本物の鳥は政府に駆除され、いま飛んでいるのは電線で充電する監視ドローンだ」と大真面目に主張する体で、デマや陰謀論そのものを茶化している。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
待って、あれを本気にしてる人がいるの? めちゃくちゃ笑えるけど、同時に「まあ、いるだろうな」と思えちゃうのがつらい。

3. 名無しのReddit住民(>>2への返信)
いるよ。前に、飼ってる鳥の写真をペット系の掲示板に上げたらトップページまで行っちゃってさ。そしたら「鳥は偽物」派の連中から、殺害予告のDMが何通も届いた。もう笑うしかなかったわ。

4. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
真実を教えてやろう。コロナのときに「感染の山をなだらかにするために家にいろ」って言われたのは、そのあいだに政府が国じゅうの鳥の電池を交換して回るためだったんだ。

5. 名無しのReddit住民
地球平面説。最初に聞いたときは、どこかの誰かが面白がって言い出したネタだと思ってた。それがいつの間にか、本気で信じてる人たちの集まりができてるんだから分からないもんだ。

6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
10代のころ、母がニューヨークの自然史博物館で働いてて、学校が休みになると、母が通勤に使ってた相乗りの車に乗せてもらって一緒に街まで通ってたんだ。だからあの頃は、博物館の学芸員の人たちとけっこう一緒に過ごしてた。
科学者って、ユーモアのセンスがほんとに独特なんだよ。
だから自分は、地球平面説はどこかの科学者が2人くらいで冗談として始めて、それを真に受けたバカたちが広めたんだと確信してる。言い出した本人たちは、喜びつつも頭を抱えてるんじゃないかな。
※ 「科学者の冗談が始まり」というのは、このコメント主の推測。いまの地球平面説のもとになった主張は、19世紀のイギリスで本を出して広めた人物がいたことが知られている。

7. 名無しのReddit住民
うちの職場で、誰かが冗談で「金曜日は変な柄の靴下を履いてくる日な」って言い出したのが始まり。最初は3人くらいでふざけてただけなのに、総務が本気にして社内報で告知しちゃって、今では月末に「今月のベスト靴下賞」の投票まである。辞めた元同僚が、いまだに自分の靴下の写真を送ってくる。

8. 名無しのReddit住民
2019年の「エリア51に突入しよう、全員は止められない」っていうFacebookのイベント。
あれは完全に、若いやつが面白半分で立てた悪ふざけの投稿だったんだよ。なのに参加表明はあっという間に100万人を超えて、世界中のニュースが政府や軍の基地にまで取材して、ナルト走りの大軍が本当に砂漠の機密施設に押し寄せるのかを確かめようとする騒ぎになった。米空軍まで「近づかないように」と警告を出してた。
当日は本当に大勢がネバダの砂漠のど真ん中まで車で来て、ゲートの前に立って、エイリアンタコスを食べて、ニュースのカメラの前をナルト走りで駆け抜けるやつを眺めてた。適当なネットのジョークが、地元の救急や警察が本気で備えなきゃいけない社会現象になったわけ。
※ エリア51はネバダ州にある米空軍の機密施設で、「宇宙人やUFOが隠されている」という噂で有名。イベントの説明文には「ナルト走りなら銃弾より速く動ける」と書かれていた。ナルト走りは、漫画『NARUTO』の忍者のように上半身を前に倒し、両腕を後ろに伸ばして走るポーズ。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
正直、行ってみたかったな。砂漠の真ん中で知らない人たちと1〜2時間ナルト走りして、エイリアンタコスを食べて帰るだけでも、一生ネタにできる思い出になったと思う。

10. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
うちの地元でも似たようなことがあった。ハンティントンビーチで、ある子が「浜辺の焚き火台でパーティーやるから来てね」ってTikTokに上げたら、なぜかバズって、世界中から「行くわ」ってコメントが付きまくったんだ。普通は冗談だと思うじゃん? 当日は本当に2千人以上が集まって、最後は大騒ぎになって警察が出動した。
※ ハンティントンビーチはロサンゼルスの南にある海辺の街。2021年の出来事で、報道では約2,500人が集まり、150人近くが逮捕された。

11. 名無しのReddit住民
アイダホ州。あの州名は、でっち上げから始まったらしい。1860年に、ジョージ・ウィリングっていうロビイストが、新しくできる西部の準州の名前として「これは先住民の言葉で、山の宝石という意味です」と言って提案したんだけど、どうも本人が全部作った話だったみたい。その名前が1863年にアイダホ準州で使われて、そのまま定着したんだって。
※ 準州は、州に昇格する前に連邦政府が直接治めていた地域。アイダホはアメリカ北西部の州で、ジャガイモの産地として知られる。なお州名の由来には諸説あり、ウィリングが作ったという話にも異論がある。

12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
ボイシの発音もそのネタの一部なの? あそこの人たち、あれだけは本気で譲らないぞ。
※ ボイシはアイダホ州の州都。地元では「ボイシー」と濁らずに発音するのが正しいとされ、「ボイジー」と言うと訂正されることで知られる。

13. 名無しのReddit住民
ばあちゃんの誕生日に、いとこが冗談で「ばあちゃん、今年で29歳だっけ?」って言ったのが始まり。それ以来、親戚一同が毎年「29歳おめでとう」で通してる。今年で15回目の29歳。この前ばあちゃん、病院の問診票の年齢欄に本当に29って書きかけて、看護師さんに二度見されてた。

14. 名無しのReddit住民(>>13への返信)
うちの上司も毎年「永遠の35歳」を名乗ってる。去年、部署で回ってきた上司の誕生日カードに、入ったばかりの新人が本気で「35歳とは思えない落ち着きで尊敬してます」って書いてて、上司はそれを読んでしばらく黙ってた。

15. 名無しのReddit住民
ドージコイン。乱立してた仮想通貨を茶化すジョークとして作られたのに、気づいたら本当に値段がついて、みんな本気で売り買いするようになっちゃった。
※ 2013年に作られた暗号資産。柴犬の写真を使ったネットミーム「Doge(ドージ)」がシンボルで、写真のモデルは千葉県の柴犬「かぼすちゃん」。のちのブームで価格が大きく跳ね上がった。

16. 名無しのReddit住民(>>15への返信)
酔っ払った勢いで100ドル分買って、買ったこと自体をすっかり忘れてた。人生でいちばん得した酔っ払いの買い物だわ。

17. 名無しのReddit住民
『ダイ・ハード』はクリスマス映画か、ってやつ。
公開は1988年で、ネット上で「クリスマス映画かどうか」が言い合われるようになったのは2000年代の終わりごろから。もともとは毎年恒例の「好きなクリスマス映画は?」って質問に、ありがちな名作じゃなくてあえて『ダイ・ハード』を挙げる、っていう冗談半分の返しだったんだよ。そもそも公開は7月だしね。それが20年以上たつうちに、冗談だったことがすっぽり抜け落ちて、今では本気で「これはクリスマス映画だ」と論じる人たちがいる。
※ 1988年のアメリカのアクション映画。ブルース・ウィリス演じる刑事が、クリスマスイブのパーティー中に武装集団に占拠された高層ビルで、たった一人で戦う。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
いや、自分はクリスマス映画だと思ってるよ。舞台はクリスマスだし、奇跡みたいなことが何回も起きるし、定番のクリスマスソングも流れるし、最後は離れて暮らしてた夫婦がよりを戻す。クリスマス映画にこれ以上何を求めるんだ。大好きな映画だよ。

19. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
そもそもクリスマス映画って、クリスマスの時期に公開されてなきゃいけないの? 『三十四丁目の奇蹟』だってクリスマスとはほど遠い時期に公開されたけど、誰がどう見てもクリスマス映画でしょ。
※ 1947年のアメリカ映画。デパートに雇われたサンタ役の老人が「自分は本物のサンタクロースだ」と言い張り、それが裁判にまでなる話。アメリカでの公開は5〜6月だった。

20. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
ポーの法則そのものだな。バカのふりをして遊んでると、いつの間にか本気でそう思ってる人たちに囲まれて、しかも仲間だと思われてる。まあこれは、陰謀論にまで発展してないだけマシか。……今のところは。
※ ポーの法則:皮肉やパロディは、それと分かる目印を付けておかないと、本気の主張と見分けがつかなくなるというネットの経験則。

21. 名無しのReddit住民
同じ流れで言うと、イギリスでレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの『キリング・イン・ザ・ネーム』が最高のクリスマスソング扱いされてるのもそう。あれもみんなの悪ノリから始まったのに、本当にクリスマスの1位を取っちゃったんだから。
※ イギリスではクリスマス週のシングルチャート1位が毎年話題になり、2000年代後半はオーディション番組の優勝者の曲が取るのが恒例だった。2009年、それに反発した夫婦がFacebookで「代わりにこの曲を1位にしよう」と呼びかけ、怒りに満ちたロックの名曲が本当に1位になった。

22. 名無しのReddit住民
前の職場で、窓のない狭い会議室をみんな冗談で「作戦司令室」って呼んでたんだ。そしたら入ったばかりの新人がそれを正式な名前だと思い込んで、来社した取引先の人に「作戦司令室でお待ちください」って案内しちゃった。お客さん、ちょっと緊張した顔で座ってたよ。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
うちは休憩室のホワイトボードに、誰かが冗談で「コーヒー1杯25セント」って書いたのが始まり。経理の人がそれを本気にして空き缶の貯金箱を置いたら、半年でけっこう貯まって、そのお金でちゃんとしたコーヒーメーカーが買えた。冗談から出た、いちばんまともな結果だと思う。

24. 名無しのReddit住民
『スター・ウォーズ』で、ハン・ソロが「ケッセル・ランを12パーセク未満で飛んだ船だぞ」って自慢するセリフ。あの場面、オビ=ワンが「こっちは砂漠の星の田舎暮らしだけど、そこまで世間知らずじゃないぞ」って顔で呆れてるのが見て取れるのに、ルークだけは素直に聞き入ってるんだよ。なのに作品をちゃんと読めない一部のファンが「ハンは本気で言ってた」と言い張り続けて、とうとう映画の中で本当に12パーセクで飛んだことにされちゃった。
※ パーセクは距離の単位で、時間の単位ではない。速さの自慢に距離の単位を使っているため、「ハンのハッタリなのか、脚本の間違いなのか」と昔からファンの間でネタにされてきた。

25. 名無しのReddit住民(>>24への返信)
スター・ウォーズってそういうの多いよな。どうでもいい捨てゼリフひとつのために、脚本家たちが何日も部屋にこもって「実はこれがものすごく重要な話で」ってアイデアを出し合って、映画の15分をまるまるそれに使う羽目になる。
※ 2018年のスピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で、若き日のハンが危険な宙域を突っ切る近道をして、航路の距離そのものを縮めるという形でケッセル・ランが描かれた。

26. 名無しのReddit住民
タイドポッド。カラフルな洗剤のジェルボールがお菓子みたいでおいしそう、っていうネットのネタだったのに、本当に口に入れる動画を上げる若い子が出てきて、メーカーが「食べないで」って呼びかける羽目になった。
※ タイドはアメリカの定番の洗濯洗剤ブランド。2018年ごろ、ジェルボールをかじる動画をSNSに上げる「タイドポッド・チャレンジ」が問題になった。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
TikTokで流行るバカで危ないチャレンジって、もともとは別のバカで危ない流行りをからかうために始まったものが結構あるんだよ。なのに、からかってるほうまで本気で真似される。若い子たちはいったいどうなってるんだ……。

28. 名無しのReddit住民
何枚も刃がついたカミソリ。昔、アメリカの風刺ニュースサイトに、大手カミソリメーカーの社長が「もう知るか、うちは5枚刃でいく」とキレる、という設定の架空のコラムが載ったんだ。ライバル同士で刃の枚数を競い合ってるのをからかったネタだったのに、その翌年、本当に5枚刃のカミソリが発表された。
※ 風刺ニュースサイトは「ジ・オニオン」。2004年にこのパロディ記事が載り、2005年にジレットが5枚刃の「フュージョン」を発表した(店頭に並んだのは2006年)。

29. 名無しのReddit住民
「そのうちTwitterの青いチェックマークにお金を払う時代が来るぞ」って、昔みんな冗談で言ってたよな。そしたらイーロンが本当にTwitterを買って、本当にそうなった💀
※ 旧Twitter(現X)の青いチェックマークは、もともと有名人や企業の公式アカウントであることを示す印だった。2022年の買収後、月額の有料プランに入れば付けられるようになった。

30. 名無しのReddit住民
友達の結婚式で、新郎の親友がスピーチで「この二人は毎年の結婚記念日に、初デートのダイナーでパンケーキを食べることにしてるそうです」って言ったんだ。もちろん完全な作り話。でも会場が「素敵!」って盛り上がっちゃって、引っ込みがつかなくなった二人は本当に毎年通ってる。もう8年目で、店の人にすっかり顔を覚えられたらしい。

まとめ

冗談が本気にされるまでの流れには、だいたい共通点があります。言い出した人の顔やその場の笑いといった「これはネタです」という目印が、話が広がるうちにはがれ落ちてしまうことです。「鳥は実在しない」も地球平面説も、ネタだと知らずに出会った人にとっては、ほかの陰謀論と見分けがつきません。コメント欄で挙がったポーの法則は、まさにこのことを指しています。

一方で、本気にされたことで冗談が現実を動かした例も目立ちました。エリア51のイベントには本当に人が集まり、イギリスのクリスマスチャートでは悪ノリがそのまま1位を取り、風刺記事のネタだった5枚刃のカミソリは翌年に本物が出ています。職場の靴下の日やコーヒー代の貯金箱のように、誰かが真に受けたおかげで、冗談のほうが良い結果を出すこともあるようです。

日本にも「ネタにマジレス」という言葉があるとおり、冗談が通じなくなるのはネットでは珍しくありません。ただ、おばあちゃんの「15回目の29歳」や結婚記念日のパンケーキのように、全員が冗談だと分かったうえで本気で続けているものは、もう立派な伝統と呼んでいいのかもしれません。皆さんの周りにも、冗談のつもりが本気にされて、そのまま定着してしまったものはありますか?

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