RSSヘッドライン

海外「父に『あれは金持ちのゲームだ』と言われて、うちは貧乏だからチェスはできないと信じてた」子どもの頃”お金持ちの物”だと思っていたもの

海外「父に『あれは金持ちのゲームだ』と言われて、うちは貧乏だからチェスはできないと信じてた」子どもの頃"お金持ちの物"だと思っていたもの ライフスタイル・日常

子どもの頃、「あれはお金持ちの家にしかない」と本気で思い込んでいた物はありませんか? 海外掲示板でそんな質問が投げられ、2,600件を超えるコメントが集まりました。クリスマス会の金色のチョコ、64色のクレヨン、冷水が出てくる冷蔵庫、家にハサミが何本もあること……。大人になって値段を知り拍子抜けした話から、親が買ってくれなかった本当の理由が分かった話まで、懐かしくて少しほろ苦い思い出が並んでいます。

※ 文中の円換算は1ドル=150円で計算した目安です。

元スレッド:r/AskRedditより

海外の反応

1. 名無しのReddit住民
クリスマスパーティーでフェレロ ロシェを3個食べたことがあるんだけど、そのときの母親の騒ぎようときたら、私が『ダークナイト』のジョーカーみたいに札束の山に火をつけたのかってくらいだった。
※ フェレロ ロシェは金色の包み紙に入った、ヘーゼルナッツ入りの丸いチョコ菓子。イタリアのフェレロ社の製品で、日本でもスーパーなどで見かける。『ダークナイト』(2008年)はバットマン映画で、悪役のジョーカーが山積みの札束に火を放つ場面がある。

2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
あの金色の包み紙のせいで、ほんとに1個8ドル(約1,200円)くらいしそうに見えるんだよな。あれは完全に包装の勝利。

3. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
自分も、あれはとんでもなく高いから親が買ってくれないんだと思ってた。
本当の理由は、父が「あのチョコは安っぽい味がする」と思ってたからだった。
追記:同じことを言いに来る人が多すぎるので書いておきます。中身がヌテラなのは知ってます。言ってるのは外側の油っぽい「チョコ」のほう。ヌテラは問題ない。安っぽいのは、あくまで外側のチョコ。
※ ヌテラはフェレロ社が作っている、ヘーゼルナッツ入りのチョコスプレッド。

4. 名無しのReddit住民
64色入りのクレヨラ。持ってる子があまりにも少なかったから、30ドル(約4,500円)くらいするんだと思い込んでた。
実際の値段は5ドル49セント(約820円)。
※ クレヨラはアメリカの定番クレヨンブランド。64色入りの箱には、裏にクレヨン削りが付いている。

5. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
うちの学校では、16色より多い箱を持ってくるのが禁止になった。金持ちの家の子たちがあれを見せびらかして、ステータスの印みたいに使ってて感じ悪かったから。

6. 名無しのReddit住民(>>4への返信)
8歳のときの一番の宝物だったよ、あれ。
金色、銀色、銅色、プラチナ色のクレヨンには指一本触れるな。
人のクレヨンを勝手に削ったら、その指を削ってやるからな。

7. 名無しのReddit住民
バカみたいに聞こえるだろうけど、小学1年生のときの話だと思って聞いてほしい。チェスをしてる人たちを見かけて、父に「うちでもやってみたい」って頼んだら、「あれは金持ちのゲームだ」って言われたんだ。私はそれを「ものすごく高いゲーム」って意味に受け取った。父が本気でそう思ってたのかは分からないけど、子ども時代はずっと、うちは貧乏だからチェスができないんだと信じてた。
大人になってから大笑いしたよ。チェスのセットなんて普通に安く買えるんだから。

8. 名無しのReddit住民
飛行機。安いとまでは言わないけど、子どもの頃は、飛行機に乗れるのはとんでもない大金持ちだけだと思ってた。うちはわりと裕福なほうだったのに、どこへ行くにも車だったから。家族旅行は、何千キロ先でも全部車。
何年もたってから、父が飛行機を怖がってただけだと知った。

9. 名無しのReddit住民(>>8への返信)
うちの父は昔から副業みたいな形で、ソフトウェアのカンファレンスを回って講演してる人で、大きな空港ならどこでも勝手が分かってる。その父いわく、「飛行機が割に合うのは1人か2人で動くとき。時間の節約だけでも元が取れる。でも家族全員となると、航空券を人数分そろえる値段と、ガソリン満タン数回分を比べたら、車のほうがずっとマシに見えてくる」だって。

10. 名無しのReddit住民
冷水が出てくる冷蔵庫。いまは自分の家を持ってて、その家の冷蔵庫にも冷水の出る口が付いてるんだけど、それでもまだ、ちょっとセレブ気分になる。
※ アメリカの大型冷蔵庫には、ドアの外側に冷水や氷が出てくる口が付いた機種がある。水は家の水道管から細い配管で直接引き込んでいる。

11. 名無しのReddit住民(>>10への返信)
できることなら家族を説得して、冷水機能も製氷機もなしで暮らしたい。前に冷蔵庫の裏で給水管がほんの少し裂けて、霧みたいな細い水が半年くらい漏れ続けてたことがあるんだ。気づいたのは、外のテラスに濡れた跡を見つけたとき。壁の中も床下もカビだらけで、保険の請求額は3万ドル(約450万円)になった。
家の中の水回りはどこも厄介だけど、ちゃちな冷蔵庫の給水管が一番タチが悪い。

12. 名無しのReddit住民
放課後に同級生の家へ行ったら、真冬なのにその子が家の中でTシャツ1枚で平気な顔をしてたのを覚えてる。暖房の設定温度を華氏63度(約17℃)より上にできるなんて、この家は金持ちなんだと思った。しかも両親がそれぞれ自分の車を持ってて、どっちもそこそこいい車。家族で1台きりの、いつ止まってもおかしくないボロ車じゃなかったんだよ。
実際は、うちが本当に貧乏だっただけ。当時はまだ、そこまで頭が回ってなかった。
※ アメリカの家は、家全体の暖房をサーモスタット(温度設定器)でまとめて管理していることが多く、設定温度がそのまま暖房費に響く。

13. 名無しのReddit住民(>>12への返信)
ちょっと分かる。友だちの家にお泊まりに行ったとき、その家が2階建てなことに興奮して、ずっとその話ばっかりしてた。2階のある家に入ったのはそれが初めてで、「この家すっごいお金持ちだね!」って大はしゃぎ。それまで狭いアパートにしか住んだことがなかったから。

14. 名無しのReddit住民
子どもの頃は、家にハサミが2本以上あるのは金持ちの家だけだと思ってた。いまでは全部の部屋にハサミがある!

15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
うちには、ちょっとした……問題がある。
よくある話だけど、キッチンに何でも放り込む引き出しがあって、妻と子どもたちには「使ったハサミはこの引き出しに戻して」と言ってた。ハサミは2本あった。
簡単な話だろ? なのに、引き出しを開けるたびにハサミがない。頭にきて買い足すことにした。そこで、ハサミって激安なんだと気づいた。Amazonで普通サイズの6本セットが7ドル(約1,000円)くらい。だから6本セットを注文した……そしたら、また同じことが起きた。言っておくけど、うちの子どもは2人だけだし、家の部屋数だって限られてる。
で、イライラしながらもう1セット注文した。これで家にハサミが14本。自分以外の家族は3人しかいないのに。
これで絶対に解決するだろ? しない。今度はわめき散らしながら「もう1セット頼むぞ」と脅してたら、妻と娘に2人がかりで止められた。でも引き出しには、やっぱりハサミがない。もう知るか、と注文した。
いま家にはハサミが20本ある。なのに引き出しに入ってるのは5本だけ。残りがどこにあるのかは誰にも分からない。
この問題が解決するなら、家ごとハサミに沈めてやる。

16. 名無しのReddit住民
寿司。子どもの頃は高級料理の代表みたいに思ってたのに、いまじゃそのへんのスーパーでも普通に売ってる。

17. 名無しのReddit住民
出前を取ること。友だちの家に泊まりに行ったら、その家の親がさらっと私たちの分の食事を頼んでくれて、すごく不思議な気分だった。うちでは、外食なんて特別な日だけのものだったから。

18. 名無しのReddit住民(>>17への返信)
うちではファストフードを買うとなると、父がその店のメインの安いやつを5個まとめて買って帰ってくるのが決まりだった。
サブウェイなら、コールドカットのサンドを具材全部のせで5本。
タコベルなら、タコスを10個(タコスは小さいから)。
のちに妻になる彼女が初めてうちの実家に泊まったとき、父が「昼はアービーズでみんないいか?」と聞いた。
みんな、いいよと答えた。
20分後、父はレギュラーサイズのローストビーフサンドを5個抱えて戻ってきた。
彼女がこっそり、ローストビーフサンドは好きじゃないと言ってきた。じゃあなんでアービーズでいいって言ったのか聞いたら、いつもチキンを頼んでるからだって。
アービーズにチキンのメニューがあると知ったのは、そのときだった。
好きな物を自由に頼んでいいっていうのに慣れるまで、ちょっと時間がかかったよ。
※ アービーズはローストビーフのサンドイッチが看板のアメリカのファストフードチェーン。コールドカットはハムやサラミなど、薄切りにした加工肉のこと。

19. 名無しのReddit住民
ホテルの部屋の冷蔵庫に入ってる水を1本でも飲んだら、うちは二度と経済的に立ち直れないって本気で教え込まれて育った!

20. 名無しのReddit住民
ハッピーセットとランチャブルズ。1990年代の話ね。
ハッピーセットは毎回「また今度ね」で、買ってもらえるのはせいぜい年に1回。ランチャブルズは一度もなかった。
※ ハッピーセットはマクドナルドのおもちゃ付きの子ども向けセット。ランチャブルズはアメリカで売られている箱入りのランチキットで、クラッカーにハムやチーズを自分でのせて食べる。

21. 名無しのReddit住民(>>20への返信)
子どもの頃、サマーキャンプにランチャブルズを持ってくる子たちがうらやましくて仕方なかった。
結局あとで食べてみたら、別に何も損してなかったと分かった。

22. 名無しのReddit住民
学校におやつを持っていけること。おやつの時間になると友だちはみんな何かしら食べてたけど、私はひたすら無料の給食を待ってた。
※ アメリカの小学校には、家から持ってきた軽食を食べる「スナックタイム」を設けているところがある。また公立校では、世帯収入が一定以下の家庭の子どもは給食が無料か割引になる制度がある。

23. 名無しのReddit住民(>>22への返信)
息子から、友だちの中には学校におやつを持ってこない子がいるって聞いたんだ。それからは2週間に1回くらい、ライスクラッカー(せんべいのようなお菓子)の小袋が詰め合わせになった箱を、息子の幼稚園クラスの先生に寄付してる。おやつがない子に配ってもらえるように。

24. 名無しのReddit住民
パンテーンとハーバルエッセンスのシャンプー。子どもの頃、父が家を出て自分の住まいを持ったとき、私と姉妹のためにその2本を、父の家の私たち用のバスルームに置いてくれたんだ。7歳の私は「うっわ……パパ、超金持ちじゃん」って思った。
※ どちらもアメリカのスーパーやドラッグストアで普通に買える量販のシャンプー。

25. 名無しのReddit住民
大きいボトルのシャンプー。私が住んでるのはいわゆる途上国で、シャンプーといえば普通は使い切りの小袋か、300〜500mlくらいのボトル。初めて大きいボトルを見たのは、オーストラリアから遊びに来たいとこがお土産にくれたとき。すっかり見とれちゃって、お金持ちになったら絶対に大きいボトルでシャンプーを買うって心に誓ったよ😅

26. 名無しのReddit住民
ピザストーン。
昨年度、手作りのピザを教室に持っていったら、生徒たちはまず手作りってことに少し驚いて、それをピザストーンで焼いたと聞いて、もっと驚いてた。先生って実はお金持ちなんでしょ、だって。思えば自分も同じことを考えてたんだろうな。30年近く前、結婚祝いのほしい物リストにピザストーンを入れたのは、自分では一生買うことを「許されない」物だと思ってたからだ。ピザストーンは結婚生活より長持ちした。主な理由はその「許されない」って言葉にまつわるあれこれなんだけど、まあそれは置いておく。
年を取るにつれて、ピザストーンなんて台所の道具の中でも一番原始的な部類だと気づいた。熱した石で焼くなんて大昔からやってきたことだし、ピザ以外にも使い道はいくらでもある。そんな話を生徒たちと広げていくのは、なかなか面白かったよ。
※ 結婚祝いのほしい物リスト(ウェディングレジストリー):欧米では、結婚する2人が欲しい品物を店やサイトに登録し、招待客がその中から選んで贈る習慣がある。ピザストーンはオーブンで熱してから生地をのせて焼く、石の板。

27. 名無しのReddit住民(>>26への返信)
よかったね。これからは、手が届く物なら何だって「許されてる」んだよ。ピザストーン以外もね。

28. 名無しのReddit住民
うちはすごく貧しくて、子ども時代のほとんどはベッドもマットレスもなかった。2年間はサンルームのソファで寝て、そのあと半年は倉庫の棚の上に置いた、厚さ10センチくらいのウレタンの切れ端で寝て、さらに1年はキャンピングトレーラーの中の、厚さ5センチくらいのウレタンを敷いたベンチで寝てた。
そのあと里親制度で、家族ぐるみの付き合いがあった女性のもとで暮らすことになった。自分の部屋があって、服が2組以上あって、ちゃんとベッドの台の上にマットレスが乗ってる。この人は本物のお金持ちなんだと本気で思ったよ。ところがその人が制度の抜け道を見つけて、行政のお金で私を私立の学校に通わせてくれた途端、それまでの世界がひっくり返った。新しくできた友だちは全員、「本物の」お金持ちだったから。

29. 名無しのReddit住民
いろんな意味で、子どもの頃に高いと思ってた物って、1つ1つはそんなに高くないんだよね。ゲーム機、外食、服とか。本当に高いのは、子どもの頃に考えもしなかった物のほう。住まい、車、光熱費なんかの毎月の支払い、修理や維持費。
子どもの頃に高いと思ってた物を1年間ずっと我慢し続けても、浮くお金はせいぜい住居費の2か月分くらいにしかならない。

30. 名無しのReddit住民(>>29への返信)
とはいえ、みんなが「大して高くなかった」って言ってる小さな物だって、家計がギリギリで必死に食いつないでる家にとっては、実際に高かったし、今だって高いんだよ。

まとめ

64色のクレヨン、チェスのセット、ハサミが何本もある家。挙がった物の多くは、大人になって値段を知れば数百円から数千円で手に入る物でした。子どもは値札を見て贅沢を判断していたわけではなく、「うちには無い」「よその家にはある」という差で、お金持ちかどうかを測っていたことが分かります。親がそれをしなかった本当の理由が、父が飛行機を怖がっていた、あのチョコの味が好きじゃなかったという、お金とは関係のない事情だった話があるのも面白いところです。

一方で、本当に高いのは住まいや毎月の支払いのほうだという指摘や、「ギリギリの家には小さな物も実際に高かった」という返信もあり、笑い話の裏に当時の家計の苦しさがにじむ思い出も少なくありません。里親の家をお金持ちだと思ったら、転校先の友だちが「本物の」お金持ちだったという話のように、比べる相手が変わるたびに「お金持ち」の基準が塗り替わっていく話は、子どもの目から見た世界の狭さと広がりをよく表しています。ホテルの冷蔵庫には手を出すなと言われた記憶なら、日本でも覚えのある人がいそうです。

皆さんは子どもの頃、「お金持ちの家にしかない」と思い込んでいた物はありますか?

ライフスタイル・日常
シェアする

コメント