文句なしの10点満点。なのに、もう一度遊ぶ気にはどうしてもなれない。そんなゲームはある?という質問が海外掲示板に投げられると、500件を超えるコメントが集まりました。二度と見届けられないエンディング、100時間を超えるボリューム、一度きりしか味わえない謎解きの驚き。名作だからこそ再プレイできない、という少し不思議な理由が次々に並んでいます。
元スレッド:r/AskRedditより
海外の反応
1. 名無しのReddit住民
『Clair Obscur: Expedition 33』。文句なしの10点満点。でも物語は、2周目だと初見のときみたいには胸に来ないと思う。展開を何も知らずに進んだあの時間は、一回きりなんだよね。
※ 2025年発売、フランスのSandfall Interactive開発のRPG。年に一度、ある年齢の人々が一斉に消えてしまう世界で、その元凶を止めるために旅立つ「遠征隊」の物語。コマンド式の戦闘に、タイミングよく回避やパリィを決めるアクション要素が加わる。
2. 名無しのReddit住民(>>1への返信)
同じく。今まで遊んだゲームの中でもトップクラスの物語だった。でも、もう一回は無理なんだよ。終盤のあれこれを、また同じ気持ちで受け止められる自信がない。
3. 名無しのReddit住民
『レッド・デッド・リデンプション2』。紛れもない傑作。ついでに言うと、馬で通勤して心に深い傷を負うフルタイムの仕事でもある。一回クリアしただけで、俺の自由時間から接近禁止命令を出されたよ。
※ 2018年、ロックスター・ゲームス開発のオープンワールドアクション。1899年のアメリカ西部を舞台に、追われる身となった無法者ギャングの一員アーサー・モーガンの旅を描く。広い大地を馬で移動する時間が長く、ストーリーだけでも相当なボリュームがある。
4. 名無しのReddit住民(>>3への返信)
わかる。あのエンディングをもう一度見届けるだけの気力が、自分にはもう残ってない。思い出しただけで、いまだに胸のあたりが重くなる。
5. 名無しのReddit住民
『Outer Wilds』。このゲームは、全部が「知ること」と「探検すること」でできてる。最初は何をすればいいのかすら分からないのに、謎が一つずつつながっていく感覚がたまらなかった。でも秘密を見つけてしまったら、もう戻る理由がないんだよ。
※ 2019年、Mobius Digital開発の探索アドベンチャー。22分ごとに太陽が超新星爆発を起こして時間が巻き戻る小さな太陽系を、宇宙船で巡る。装備やレベルの強化はなく、次のループに持ち越せるのは「プレイヤーが知ったこと」だけ。
6. 名無しのReddit住民(>>5への返信)
自分にとって本当に「もう遊べない」のは、仕組みの上で二度目が成立しないゲームだけ。代表がまさに『Outer Wilds』と『Return of the Obra Dinn』。話を覚えている時点で、遊ぶ部分がもう何も残ってないんだよね。忘れればまた遊べるんだけど、あいにくこの2本に限っては記憶力がいいんだ。
※『Return of the Obra Dinn』は2018年、ルーカス・ポープ制作の推理ゲーム。1807年、乗員の姿がないまま港に戻ってきた商船を保険調査員として調べ、乗っていた60人それぞれの身元と運命を突き止めていく。
7. 名無しのReddit住民
『サイバーパンク2077』は、ブレインダンスのパートが毎回だるすぎる。本編は最高なのに、あそこで映像を何度も巻き戻して手がかりを探すのを思い出すと、2周目に手が伸びないんだよな。
※ 2020年、ポーランドのCD PROJEKT RED開発のオープンワールドRPG。近未来の巨大都市ナイトシティが舞台。ブレインダンスは他人の記憶や感覚を記録した映像を追体験する技術で、作中では映像を再生・巻き戻ししながら手がかりを探す調査パートとして登場する。
8. 名無しのReddit住民
『To the Moon』。なんてつらい物語で、なんてつらい結末なんだ。もちろん最高の意味で言ってる。ドット絵の小さなゲームなのに、あのピアノの曲を聴くだけで今でも泣きそうになる。
※ 2011年、Freebird Games(カン・ガオ)制作のアドベンチャー。死期の迫った老人ジョニーの「月に行きたい」という願いを叶えるため、二人の医師が彼の記憶を少しずつさかのぼっていく。戦闘はほとんどなく、物語を読み進めていく作品。
9. 名無しのReddit住民
『The Last of Us Part II』。信じられないくらいすごいゲーム。でも、感情をごっそり持っていかれる。クリアした晩は、しばらくソファから動けなかった。
※ 2020年、ノーティードッグ開発のアクションアドベンチャー。感染症で文明が崩壊したアメリカを舞台に、前作で少女だったエリーの復讐の旅を描く。暴力描写の重さと、プレイヤーに突きつける展開で、評価が大きく分かれた。
10. 名無しのReddit住民(>>9への返信)
自分は逆で、2周目のほうが刺さった派。1周目は感情が追いつかなくて、正直ずっとモヤモヤしてたんだよ。結末を知った上で最初からやり直したら、序盤の何気ない会話の見え方がまるで違った。……まあ、3周目は絶対にやらないけど。
11. 名無しのReddit住民
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『ティアーズ オブ ザ キングダム』。単純に、ゲームの中身が多すぎる。祠も寄り道も山ほどあって、あれをもう一回ゼロから積み上げる気力が湧かない。
※ 任天堂のオープンワールドアクション。『ブレス オブ ザ ワイルド』は2017年、続編の『ティアーズ オブ ザ キングダム』は2023年発売。広大なハイラルを好きな順番で探索でき、各地の祠(ほこら)や、森の精霊コログを探すやり込み要素が膨大にある。
12. 名無しのReddit住民(>>11への返信)
ブレワイはクリアして、寄り道もそこそこやった。でも、もうお腹いっぱい。続編にまったく興味が湧かなかったくらい。もう一回やると考えるだけで圧倒されちゃう。体験としては本当に最高だったんだけどね。
13. 名無しのReddit住民
『ELDEN RING』。メインのボスだけ駆け抜けて残りを飛ばす遊び方は好きじゃないし、かといって全部を探索する100時間コースをもう一回やるのは無理。DLC抜きで300時間遊んだから、元はとっくに取れてるよ。
※ 2022年、フロム・ソフトウェア開発のアクションRPG。広大なフィールドを自由に探索できる高難度の作品で、2024年には大型DLC『SHADOW OF THE ERDTREE』が発売された。
14. 名無しのReddit住民
個人的に『DEATH STRANDING』は10点満点の傑作。でも人に勧めることはまずないし、自分でもう一回やることもないと思う。2周目になった瞬間に、あのゲームの特別な部分が消えてしまう気がするんだ。
※ 2019年、小島秀夫監督のコジマプロダクション開発。分断されたアメリカで、荷物を背負って険しい地形を歩き、各地の人々に届けながら国をつなぎ直していく。2025年に続編『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』が発売された。
15. 名無しのReddit住民(>>14への返信)
自分にとってもあれは10点満点だった。クリア後は全部やり込むつもりだったのに、なぜか心がずっしり重くなって、それっきり戻れなかった。続編もライブラリに入ってるのに、いまだに起動すらしてない。
16. 名無しのReddit住民
『World of Warcraft』。元祖・第二の仕事。週7日、毎日6時間以上ぶっ通しで遊んでも平気な自分がいるなんて知らなかったよ。朝も昼も夜も、全部がどうにかして前に進むためにあった。ギルドが素材を欲しがれば採集を始めて、回復役が足りなければ新しいキャラを一から育てる。レイドの時間にログインできなければ参加できないし、DKPがリセットされて装備はもう望めない。
どっぷり浸かってる間はやめられない。やめたらやめたで、戻ろうかと考えるのに、どうしても戻る気になれないんだ。
※ 2004年にサービスが始まった、ブリザード・エンターテイメントのオンラインRPG(MMORPG)。レイドは大人数で強敵に挑む高難度のコンテンツ。DKP(ドラゴン・キル・ポイント)は参加するとたまる点数で、多くのギルドが、手に入った装備を誰に渡すか決める仕組みとして独自に使っていた。
17. 名無しのReddit住民
『Fallout: New Vegas』と『スカイリム』。最後に遊んでから10年以上経つのに、遊び倒しすぎて、今でも中身を覚えすぎてる気がする。どこに何があるかまで頭に入ってるから、新鮮さがもう残ってないんだよ。
※『Fallout: New Vegas』は2010年、オブシディアン・エンターテインメント開発で、核戦争後のネバダ州モハビ砂漠が舞台。『スカイリム』(正式名『The Elder Scrolls V: Skyrim』)は2011年、ベセスダ・ゲーム・スタジオ開発で、ドラゴンが復活した北方の地を旅する。どちらも寄り道だけで何百時間も遊べるオープンワールドRPG。
18. 名無しのReddit住民
『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』。素晴らしい物語なんだけど、あのお風呂のシーンだけは……。あれをもう一度見る覚悟はない。
※ 2017年、Giant Sparrow開発のアドベンチャー(原題『What Remains of Edith Finch』)。「呪われている」とされる一族の最後の一人エディスが屋敷に戻り、家族一人ひとりがどんな最期を迎えたのかを追体験していく。浴室の場面は、作中でもとくにつらいエピソードとしてよく挙げられる。
19. 名無しのReddit住民
『ライフ イズ ストレンジ』。最高のゲームなんだけど、物語の腹に一発食らうような展開は、やり直したら初回ほど効かないと思う。だからこそ、あの1回目のまま取っておきたい。
※ 2015年、DONTNOD開発、スクウェア・エニックス発売のアドベンチャー。時間を巻き戻す力に目覚めた女子学生マックスが主人公で、プレイヤーの選択によって物語が分かれていく。
20. 名無しのReddit住民(>>19への返信)
同じく。いいゲームだけど、内容的にプレイするのがすごくつらい。選択を間違えるのが怖いし、今の自分にはちょっと長すぎる。大学生なんだけど、今いちばん足りないのが時間なんだよね。
21. 名無しのReddit住民
『ウィッチャー3 ワイルドハント』。今まさに次世代機版をやり直そうとして苦戦中。1時間遊ぶとどっと疲れて、そのまま何日も放置しちゃう。名作なのは分かってるのに。
※ 2015年、『サイバーパンク2077』と同じCD PROJEKT RED開発のオープンワールドRPG。怪物狩りを生業とする「ウィッチャー」のゲラルトが、娘同然に育てたシリを探して旅をする。2022年には映像を強化した次世代機版が出た。
22. 名無しのReddit住民(>>21への返信)
わかる。楽しかったけど、自分の場合は完全にストーリー目当てだった。ゲーム部分は清々しいほど普通で、戻ろうとするたびに跳ね返される。不思議なことに、1作目をやり直すほうがまだ現実的に思えるくらい。
※ シリーズ1作目の『ウィッチャー』は2007年発売。操作や戦闘の仕組みが古く、今遊ぶにはかなり根気がいる作品とされる。
23. 名無しのReddit住民
『ペルソナ5』。心の底から大好き。でも、この先もう一度150時間を注ぎ込む可能性はゼロ。昼の学校生活も夜の怪盗活動も最高だったけど、あの量はもう人生のどこにも入らない。
※ 2016年、アトラス開発のRPG。昼は高校生として学校生活を送り、放課後は「心の怪盗団」として悪い大人の歪んだ心に潜り込み、改心させていく。1周のプレイ時間が長いことでも知られる。
24. 名無しのReddit住民
自分は『レッド・デッド・リデンプション2』、というか100時間を超えるゲーム全般。子どもが生まれる前で時間があった頃でさえ、2周目をクリアするまで別のゲームに気を取られずにいるのは難しかった。今となっては不可能。大好きなゲームがいくつもこの枠に入ってるのに、もうそれだけの時間がないんだよ。
25. 名無しのReddit住民
今まで遊んだ『ファイナルファンタジー』は全部そう(1、7、8、9、10)。どれも楽しかったけど、いちばん楽しかったのは物語の謎が解けていくところだった。もう話を知ってるから、どうしても入り込めないんだ。
※ スクウェア(現スクウェア・エニックス)のRPGシリーズ。初代は1987年、VIIは1997年、VIIIは1999年、IXは2000年、Xは2001年に発売された。
26. 名無しのReddit住民(>>25への返信)
自分は『ファイナルファンタジーVII リバース』。最後のトロフィーを取った瞬間、思わず安堵のため息が出た。単純に、自分の好みからすると長すぎるんだよ。
※ 2024年発売。1997年の『VII』を新たに作り直す三部作の2作目。トロフィーはPlayStationのゲームごとに用意された達成項目で、全部そろえるにはかなりの時間がかかる。
27. 名無しのReddit住民
『十三機兵防衛圏』。残念ながら、あれは一度しか体験できない。バラバラだった13人の話が一本につながった瞬間の鳥肌は、記憶を消さない限り二度と味わえないよ。
※ 2019年、ヴァニラウェア開発、アトラス発売のアドベンチャー(海外名『13 Sentinels: Aegis Rim』)。13人の少年少女の視点を行き来しながら、時代をまたいで絡み合う謎を解き明かしていく。
28. 名無しのReddit住民
『スペック オプス ザ・ライン』。「Do you feel like a hero yet?(もうヒーローになった気分か?)」。ロード画面であの一文を見たときの気分を思い出すだけで、もう一回やる気は起きない。
※ 2012年、Yager開発、2K発売のシューティング。砂嵐で壊滅したドバイに送り込まれた兵士たちを描く。ゲームが進むにつれて、ロード画面の文言が操作のヒントから、プレイヤーを問い詰めるような言葉に変わっていく。
29. 名無しのReddit住民
『エイリアン アイソレーション』。あの緊張感と恐怖をもう一回味わうなんて絶対に無理。ロッカーに隠れて息を殺してる間、自分の心臓の音が本気でうるさかった。
※ 2014年、クリエイティブ・アセンブリー開発、セガ発売のサバイバルホラー(日本版は2015年発売)。映画『エイリアン』の15年後、リプリーの娘アマンダが、倒すことのできないエイリアン1体から逃げ隠れしながら宇宙ステーションを進む。
30. 名無しのReddit住民
『おいでよ どうぶつの森』。3年以上、毎日遊んでた。あの頃みたいにのめり込める気はしないから、楽しい思い出のまましまっておくことにしてる。
※ 2005年に任天堂が発売したニンテンドーDS用ソフト(海外名『Animal Crossing: Wild World』)。現実の時計と連動して村の一日や季節が進むため、毎日少しずつ遊ぶ人が多かった。
まとめ
再プレイできない理由は、大きく3つに分かれていました。一つは『Outer Wilds』や『十三機兵防衛圏』のように、謎や展開を知ること自体が遊びの中心で、答えを覚えた時点で二度目が成立しないタイプ。二つ目は『レッド・デッド・リデンプション2』や『The Last of Us Part II』のように、物語の重さにもう一度は心が耐えられないタイプ。三つ目は100時間を超えるボリュームで、子育てや学業で時間が減った今では、同じだけ注ぎ込めないタイプです。
どれも作品の欠点ではなく、1周目が濃すぎたことの裏返しなのが面白いところ。最初の体験を上書きしたくないから、あえて思い出のまましまっておく、という人もいました。逆に、結末を知ってからの2周目で見え方が変わったという声もあり、名作との付き合い方は人それぞれのようです。皆さんにも、大好きなのにもう一度は遊べないゲームはありますか?

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